ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5288】猫と月 chan mie noodles(東京・西調布)味玉塩 中華そば + やさいうま煮丼 〜美しくも煌びやか!それでいてどこかハートフル!じっくり味わいたい極上塩そば!

店全体がハートフル!

 
 早朝から仕事ぶっ込み昼過ぎにはもうヘロヘロ。最近早寝早起きを心がけ、少しでも時間に余裕を生もうと必死ですー。で、何とか気ぬけてひとり時間を少々ずらしてランチタイム。サクッと車飛ばして西調布へとやってきました。この界隈、最近気になる2店舗があるんだけど、まだ昼の部あ未訪問のこちら「猫と月 chan mie noodles」さんに決めました。何だか癒されたい気分だったのよ・・・。
 

 
 ちょうどピークタイムが過ぎた感じで開放的。さすが女性店主らしいセンスが溢れており、何と言っても明るく清潔感があり、隠れたお茶目なところもあって素敵。ワタクシのようなオヤジに似つかわしくないかも知れませんが、こういう雰囲気好きなんです。この店とてもハートフルだから広くおすすめ出来ます。
 

 
 
 
<全体> 可愛く球型具材が並ぶ楽しさ!そして美しく整う麺線!琥珀透明感が煌びやかな出汁!圧巻!

 
 やっぱり具材が目を惹きます。面白いよね?鶏つくねはたまに見かけるが、さつま揚げの球体が見ているだけで楽しくなる。味玉の手前に仲良く、ちょうどピンポン玉が二つ並んだ感じでしょうか。そしてやっぱり柴崎亭系譜と思わせる、凄みすら感じる麺線の整いがお見事。一糸乱れぬとはこのことで、目でも楽しませ味合わせるような心持ちでございます。
 

 
 前回は醤油だったので今回は塩。割と醤油人気にも思えますが、いやいやどうしてどうして!塩出汁の透明感が素晴らしい!。そして琥珀にも感じる色合いが実に煌びやかではないか!。更に低温調理の豚肩ロースも美味そうにのる。そして青菜が色を添えるね。一見シンプルに見えるけど、手が込んでるって感覚。
 

 
 
 
<出汁> 琥珀に煌めく明るい塩出汁!レンゲを差す度に散らばり漂い眩しい香味油!美しさの中に円やかな塩気!



 

 おおお!これは何気にアニマルオフではないか?。醤油の時には確信が持てなかったのですがそう感じます。イメジ的には塩煮干をすっきり&円やかにしたイメージ。個人的には、京王線界隈で塩煮干と言うと、つつじヶ丘の店を連想してしまうけど、やっぱりちょっとそれに通じるようでもあり、気のせいだったりもします。
 

 
 思ったよりも塩気がしっかりしてるけど尖がない。カエシが煮干に結びついてキレを感じるんだけど、輪郭を際立たせることなく、円やかなあと引きでしょうか・・・そんな感想。やっぱり魚介系の甘みが深いかと。野菜と乾物系の煮出しが効いているのは確かかと思われます。それに煮干だけでなく節系も混じってるような妄想が止まらん。円やかさや甘味には、昆布や椎茸すら想像してしまうー。 
 

 
 そしてやっと気がついたよ。メニューの蘊蓄書き。漂いと煌めきの透明感。そしてライトなオイル感から香味油は植物系だとは思ってたんだが、オリーブに煮干を溶かしたのですな。激しく納得です。出汁との相性なら塩の方が合ってるかも。正直、塩の方が私は好みなのかも知れません。
 

 
 
 
<麺> 美しく整う麺線!プツプツとした歯応えの後に広がる素地の風味!出汁持ち上げも素晴らしき!

 
 毎度思うが、麺線が美しく揃いすぎて箸をつけるのが勿体無い。まさに絵になる麺です。噛み締めると、やんわりと硬さが残るようで実に好み。前回の醤油よりもイメージいいかも。その素程に甘味と出汁の一体感がナイスなのです!。
 

 
 そしてスープの持ち上げも抜群。漆喰のようにきめ細やかで口当たりもよく、プツプツとした歯応えが楽しめます。出汁の浸透と小麦の風合いを今回も感じます。再び噛み締めると出汁の旨味とも一体感が生まれて旨さ秀逸!。
 

 
 中盤以降は熱と出汁がより一層浸透し腰つきが緩やかになります。汁の持ち上げがアップする。他の店なら海苔やらで巻き付けて堪能するところですが、今回はチャーシューと青菜で巻き付け楽しませていただきました。
 

 
 
 
<チャーシュー> 出汁と熱でゆっくり蕩ける旨さが秀逸!定番の低温調理豚肩ロース!

 
 全体的に赤身が優しい桜ピンク。出汁の熱がじわじわと浸透し、赤身の肉味と脂身の甘味が、出汁の熱で上気して味わい深し!。半レアの感覚としゃぶしゃぶのような感覚が同時に味わえるようです。また一気に沈めて出汁と熱を与えて、多少白くなったのを食らうのも旨いです。
 

 
 
 
<つくね> 鶏肉の優しさ感じるさっぱり感!出汁をじっくり吸わせて食らうべし!

 
 サイズと味わいがとても立派な鶏つくね。サイズはピンポン玉。ふわっとした仕上がりで薄味。肉本来の味わいも残し、少し出汁に沈め浸して味わいを染み込ませて食すると旨しです。これだけで無限大に食えそう:笑。特製や具材増しなどの設定がないのが勿体無い気もするが、足るを知るというもの大切かと。
 

 
 
 
<さつま揚げ> すり身を練り込んだ プチさつま揚げ!すり身に出汁が浸透し塩気と甘味が混在で旨し!

 
 前回の醤油では、「しんじょう」と表現したんだけど、他レビュアーさんたちを参考にし、さつま揚げと言い直しますね。つくねに合わせたサイズ感。プチさつま揚げですが実に味わい深いです。素材だけだと上品な蒲鉾よりもフワフワとしており優しい甘味がいい感じ。そして出汁が浸透しだすと塩気を含んで甘味と一体化して旨し。前回も語ったが・・・食えば食うほどもっと欲しくなってしまうー。
 

 
 
 
<味変> 玉葱とペッパーのペースト!一気にエッジとパンチが効く!塩系だと入れすぎ注意??

 
 後半にお試しくださいと。お言いつけに従って溶かしてみるが、学習効果がないというか・・・ちょっとだけ入れすぎたかも。ペッパー感は激しくないがそれなりに響く様子ですし、また玉葱のペーストは行き過ぎるペッパー感をグイと押さえ込むような、分厚い甘みが広がりまして、一気に塩出汁感覚が変化してしまったが、これはこれで良いかも。白飯にかけると旨かろうです。
 

 
 
 
<味玉> 出汁の甘みを吸い込み円やかな味わい深し!優しくて濃ゆい旨さ!

 
 全体的に出汁が、じっくりと深く浸透しており、ストレスない時間経過を感じるため、卵黄が熟成したような甘みを含んだ旨味へと昇華します。少しカタメだから、割ってもスープを濁らせないから安心。少し沈めて酸味の効いたスープをにじませて食らうと・・・旨しです。
 

 
 
 
<やさいうま煮丼> 白菜・芋類・根菜!季節感じる秋冬素材!ほっこりする家庭的な旨さ!


 
 日替わりメニューかも知れません。うま煮と聞けば、肉や野菜を甘辛く味付けする煮物ってイメージだが、これは野菜だけに特化し、軽く餡掛け状態になってます。
 

 
 白菜が特にとろとろに煮込まれており、その素材の甘味がとてもうまいじゃないか。それだけでなくサツマイモがなかなかうま煮の中で、独特な歯応えと強い甘味を感じさせます。また根菜類もいいね。人参は煮込まれて甘味を発揮する一方で、牛蒡がなかなか土っぽい香ばしさを感じさせ、素朴さを十二分に感じさせます。これは旨かった!。
 

 
 
 
総じまして「美しくも煌びやか!それでいてどこかハートフル!じっくり味わいたい極上塩そば!」

 
 ・・・という感動の嵐!。やはり出自を感じるところもありましょうが、円やかさがとても印象的な仕上がりと感じました。かなり好き!。そして何と言ってもハートフルな雰囲気に包まれており、今後ちょくちょくと通いたくなる。ご夫婦連れや家族連れにも馴染むと思われます。とにかくほのぼのとしたお店とその味わい!。西調布来たなら一度はおいで!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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