ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5284】くじら食堂 nonowa東小金井店(東京・東小金井)特製辛味噌ラーメン 粉チーズ 〜探究心絶え間なく年毎に面白さと味わい変化する極上辛味噌麺!見た目より質実マイルド!この秋一度はいかが?

今年も来たぜ!辛味噌の季節!

 
 数年前、くじら食堂さんが、出汁と麺を少しリニューアルされ、その秋冬時節から味噌系を季節限定で提供開始。そして辛味噌系を限定で提供するようになってます。今年も来たぜ!辛味噌の季節!。短期間限定が面白くも旨くて楽しいこのお店が、ようやく辛味噌を準レギュラーとして提供開始です。少し前から提供開始してたのは知ってましたが、遅ればせながら朝10時の開店と同時に突撃実食です。
 

 
 何せ早朝から起きて仕事に没頭してたからねー・・・。午後イチで本番迎える前に、ガッツリ腹ごしらえをするつもりで朝飯抜きでしたらか、店に到着と同時に腹が減りすぎて意識朦朧です。そんな感じだったから一気に大盛爆食完食!。
 

 
 
 
<全体> 今年は全面リニューアル!オロチョン風な出汁色合いに優しい具材と焼豚迫力!

 
 おおお!今年の辛味噌は麺顔全面リニューアルです。昨年まではカイエンペッパーを一文字で多めに振りかけ、辛味アピールを押し出していたのですが、今年はコーンを新たにあしらったり、カイエンペッパーは抑えめだったりと、かなりマイルドな仕上がりに変化したかと!。
 

 
 しかしながら出汁の色合いは、例年より心もち赤身を増した様なイメージで、見ようによってはオロチョン系にも通じるカラーリングではないか。また仄かに生姜のすりおろしも投入されており、従来の踏襲がありながらも変化あり。そこに心意気すら感じる麺顔でございます。
 

 
 
 
<出汁> 辛そうに見えて辛くない?甘味噌!背脂!魚粉が溶け込みマイルドさでバックアップ!淡い生姜清涼感!

 
 まず辛味噌だからとビビらなくてもいいです。辛さを感じさせる見栄えだけど、全く攻撃的にヒリヒリと刺激はありません。楽しめる!じんわり味わえる!そんな辛味噌でございます。元々七彩の系譜ですから、江戸甘味噌がベースなのかもしれません。また背脂が程よくしっかり溶け込んでおり、脂の甘みが辛味を中和しつつ旨みの厚さを増すかの様子。そしてやっぱり茹でもやしとコーンの甘みが、辛味とコントラストを形成し甘みを感じさせる様です。
 

 
 しかしポイントは「魚介」の溶け込み。魚粉と言い切っても良いかもしれない。背脂よりは、むしろ魚介の甘みがしっかりと出ており、香ばしい甘みの力強さが辛さを下支えしてるような印象です。とにかく麺顔は辛そうだが、意外と甘みが楽しめるのが良い。辛さに耐えなくとも辛さを味わえる味噌系出汁です。
 

 
 
 
<麺> 辛甘カオスな出汁を受け止め素地の甘味をしっかり!スリムでピロピロ手もみ麺!

 
 注文を受けてから手揉み作業開始。いつもそれだけでも嬉しく感じます。リニューアル後はピロピロとした太さや幅広さは抑えめかと。ヌチヌチした歯応えに引き締まりがあり好印象です。更に仄かに物腰がハード。味噌出汁に濡れて分かりにくいが、色合いも少し明るい様子?。それれが濃厚な味わいをしっかり受け止め風味を楽しませてくれるようです。
 

 
 それにしても、背脂とスープを絡めまくるのが良いね。奥歯で噛むたびに麺の甘味と出汁の旨味が一体化し、唾液で糖化を促され一気に別の旨さに昇華するようです。太麺がブルブル震えて暴れる。しっかり汁ハネでシャツを汚しても気にしない。
 

 

 

 
 
<チャーシュー> 分厚いスライスは豚バラ?ざく切り肉塊は豚肩ロース?どちらも赤身と脂身が味噌出汁と一体化し旨し!

 
 まずスライスは分厚く、バラ肉の骨付きに近い部位の様子。なのでバラ肉にしては赤身を楽しめ、とは言え脂身が特に柔らかい部分なので、それが熱で溶けて味噌出汁と絡み、赤身の肉味を楽しませてくれます。期待通りのきめ細かい肉質!そして整う断面!。口に入れるとほぐれるほど柔らか!。脂身の甘さが肉質に染み、味噌出汁も滲み、味噌味と絡むから白飯と相性抜群でしょう。
 

 
 そして肩ロース?。燻しの感覚は味噌の濃厚さで不明ですが、噛み締めると肉本来の味わいを想像させる旨味が滲むよう。サイズ感がまた良く、酒のつまみとしては最高かも!。
 

 
 
 
<もやし> 濃厚な味噌出汁に柔らかい甘味を溶かす!やっぱり味噌麺には欠かせぬ歯応えアイテム!

 
 味噌麺なら茹でもやしが合うのが必定!。味噌麺には欠かせぬ歯応えアイテム!濃厚な味噌出汁に柔らかい甘味を溶かすようです。味噌麺の評価のポイントとなるアイテム?。例えば量もそこそこ多めなのが良かったり、茹で上げ状態が、熱々で半透明になった状態であるものの、噛むと汁を弾けとばすシャキシャキ感が残ってたりする。そう言うところが味噌麺だと興奮するところで、基準はクリアーといった感じでした。
 

 
 
 
<コーン> 味噌と言えばやっぱりコーン!出汁の赤みと辛味に負けず黄色みと甘みで味わい表現!

 
 ま、言わずもがなでコーンは味噌系に合う。出汁や他の具材に合わせると味わいが混ざって面白くなるものいいが、コーンはやっぱりコーン。どんな味わいに混じっても、しっかりトウモロコシの甘みを伝えてるからいいね。特に辛味噌だと埋もれがちな具材の味わいが、コーンなら埋もれず主張するって感じ?。やはり味噌にはコーンなのか。
 

 
 
 
<極細メンマ> 実にナイスな箸休め!コリコリした歯応えと短尺なサイズが麺ともやしと絡む

 
 何気に淡い清涼感があって全体的には嬉しい存在です。極細メンマはとても醤油出汁に絡みやすいが、淡い素材の甘味を感じる旨さ。短尺なのでピロピロ麺の凹凸と良く絡み、麺の明るい歯応えに混じったコリコリ歯応えが相まって楽しい食感です。
 

 
 
 
<粉チーズ> 味噌にチーズは絶妙!思わず脳がバグってイタリアンにも感じる旨さに変化!試すべき!

 
 まぁ味噌系に粉チーズは合うだろうなとは思ってました。このメニューだけの特別な味変アイテムだったので、追加してしまいました。思ったよりたっぷりあった粉チーズ。それを辛味噌に濡れる太麺に直接投入。まるでパスタに見えるなと思いつつ味わうと、見た目と先入観で脳がバグったのか・・・・0.001秒の間は、確実にトマトパスタだと感じてしまいましたよ。
 

 
 そんなバカなと思い直して味わうと改めて旨し。味噌のコクとチーズのコクの相性が抜群で、しかも麺に貼り付いたり、出汁に溶けたりと楽しさ絶妙です。どうせ食らうなら粉チーズまでたどり着いた方がよろしいかと!。
 

 
 
 
<味変> 飽きたらずにニンニクと胡椒!更に辣油をたらし込む!ブレず期待通りの旨さ哉!

 
 我ながら阿呆だな。辛味噌というスペシャリティに、粉チーズというキラーコンテンツをぶち込んでも、まだ薬味を入れようとする。確実に味の厚化粧。それでも味噌にニンニクは合うはずだし、胡椒は定番、辣油は辛味噌味を更にアクセラレートすると思って投入してみました。
 

 
 
 結果として味のバランスは崩れませんでした。むしろ味噌出汁が全部受け止めて落ち着かせたような味わい。どうせなら白飯を投入しても旨かったかもしれません。
 

 
 
<味玉> 出汁の浸透で甘く熟したような旨さ!全体がジュレ状態で旨さが舌に絡みつく卵黄!

 
 薄出汁がしっかり浸透して白身は薄い褐色で均一に染まるよう・・・。そして卵黄はトロミが少なめで全体的にジュレ部分が多めな仕上がりです!。出汁と卵黄は熟成したかのような濃密な甘みと化しており、生まれ変わった塩出汁に浸されても、重厚なコクはしっかり伝わる!。
 

 
 
総じまして「探究心絶え間なく年毎に面白さと味わい変化する極上辛味噌麺!見た目より質実マイルド!この秋一度はいかが?」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。特に空腹状態だったから一気にこれ食って腹一杯になると特に満足感が違う気がしました。そして気持ちも前向きで明るくなる。この冬は気持ち凹んだり忙しかったりするとこのパターンが増えるかもです。年末年始でストレス溜まる局面あっても乗り切ろう!。激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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