ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5268】麺屋 さくら井(武蔵野市西久保)特製醤油らぁ麺 〜群を抜きん出る醤油そば!並んでも食いたい逸品!まさに名作!

今日はこれを食う運命だったのか

 
 久しぶりにちょっと仕事に落ち着きを感じ、ランチタイム過ぎに何とか午前中の業務完了。少し中休みをもらって郵便局で用事を済ませようかとチャリで出向く。この後、クルマ出してこの日新規オープンの店へ向かおうかなぁと思いつつ、麺屋さくら井の目の前を通ると何と行列なしで店内に空席があるではないか!。これは本当に珍しい!
 

 
 このタイミングを逃すわけにはいかないと、近くの公園置き場にチャリ駐輪し、ダッシュで逆走してみました。小春日和と言うには少し暑さも感じたわけだが、軽く汗かくと拉麺も美味かろう!。しかし本当ならビールだよな・・・・午後仕事あるから飲めないが、まぁ待ちなしで食えるのだからラッキーラッキー!。
 

 
 
 
<全体> 実に貞淑な麺顔!それでいて肉迫力!そして煌めくようで仄かに霞む鶏コク!艶めく醤油感!

 
 あゝ何度見ても優しくも美しい表情です。スープは醤油ブラウンはとても明るく円やかとも感じ、透明感に穏やかさを残す様です。また整然と並んだ肉片が堪りませんな。3種の鶏豚肉が波打つように整って並べられており、どれもが高品質さを表す様です。
 

 
 ふふふ・・・肉がスープに浸ってじわじわと熱るのがナイス。艶かしさがゆっくりと貞淑に移り変わるような肉感覚です。そして肉の下では美しく整った麺線が伺える。その全体のまとまり感が群を抜く感じすら覚えます。相変わらず完成度が高い醤油そば!。
 

 
 
 
<スープ> 地鶏感伝わる鶏油の旨さ!乾物の甘味と落ち着きを感じさせる溶け込み!優しい醤油の輪郭!

 
 これまで頻繁にこの一杯を食しておりますが、日によって微妙にブレンドが変化してる感じです。ざっくり言うと「芳醇」な日と、やや「あっさり」な日があるイメージ。魚介の変更、また鶏油の加減?、また乾物類も微妙に変化させているのかと妄想しております。この日は、鶏のコクが割としっかりめに表れる様で、それが醤油の輪郭にマッチしてる感覚。魚介出汁の甘味もより加わったようでもあり、個人的には乾物類の中でも椎茸がいい感じなのかなって妄想が止まりません。
 

 
 また醤油はいつもながら実に円やかですねー。明るさに深みを感じるっつーか、生揚げ系って感覚ありつつ酸味はなく、乾物と鶏油で甘味すら感じる輪郭です。心なしかいつもより艶っぽく感じるのは気のせいなんだろうけど・・・。
 

 
 
 
<麺> 漆喰の如し地肌としっとり整う麺線!出汁と戯れ吸い込んではんなりと甘味を醸し出す!

 
 最近ここでは中盛です。一度大盛にしたら間違えましたか?と心配されたりして(笑)。たくさん食べたいけど、バランス考えると中盛がベストなんて勝手に思い込んでます。やっぱり出汁との相性が抜群。そお風合い感じつつも、しなやかさを保ち、地肌の湿った感覚がとても艶やかです。それは、まるで漆喰のような地肌ではないか。序盤は出汁と交わって濡れる程度で素地の風味を仄かに伝えます。そして次第に、出汁を吸い込み一体感が生ましょう。その素地が湿った感覚で出汁の旨味と麺の風合いがナイス。
 

 
 麺線の整いからも分かるように、とにかく汁を吸い込み始めると滑りが素晴らしき哉。見た目は上品なのだが、今回もやっぱり性懲りも無く、海苔や肉を巻き込んで喰らい倒します。
 

 
 
 
<チャーシュー①> 上品極まる味わい!素材の滋味に出汁が染み入り味わい深し!鶏胸肉のコンフィ風!

 
 今回も鶏胸肉が秀逸!コンフィを感じさせる仕上がりが柔らかくSo Good でございます。毎回例えるのが「化粧パフ」。柔らかさがそのイメージで(実際に化粧パフ噛んだことないんだが妄想の話)、細かい肉繊維の合間に醤油出汁が浸透するのが秀逸なのです。その上品で淡泊な鶏肉に、じわじわとその旨さが染み込み、実に淡麗滋味!。じわじわと噛み締めるとぱふぱふした食感に、素材の旨味とか下味が溢れ出します!。
 

 
 
 
<チャーシュー②> 肉本来の旨さに溶ける脂の甘味!出汁も染み入り旨さ三位一体!豚肩ロースの低温調理!

 
 ほのかにピンク色を残す半レアな仕上がりで素材に温もりがあり、それが非常に細かく指す脂を蕩けさせ、味全体に甘味を感じさせます。いい肉はスープの中で泳がせて熱入れをするのも美味いと、この肉食って教えられた気分です。スープに少し浸るだけで出汁の浸透を少し感じる?。
 

 
 
 
<チャーシュー③> 吊るしの香ばしさ漂い柔らかい歯応えと肉味が染みる逸品!豚ランプ肉?

 
 モモ肉なのか、ランプ肉という部位なのか。これが吊るしの燻し香ばしさをふわっと感じる仕上がり!。これ正月用に売ってくれんだろうかなー。スモーキーと言うほどではないんだけど、香ばしさに品すら感じる様な気がしますし、また噛むと脂が滲み、そこからも香りすら感じるよう。
 

 
 
 
<味玉> 味わい濃厚にして練物の如し熟した濃密卵黄!白身は薄め出汁浸透で乳白色で味わい深し!

 
 卵黄が濃密で、いつもの様にオレンジ色に輝く艶めきますが、とても気に入ってるのは、まるで練物の様な仕上がりというか、ゆるゆるの芋羊羹の様なジュレの状態がお見事。そして出汁が浸透すると熟したような甘味を広げます。ねっとりとジュレ状態で舌全体に絡まりつくのもナイス!。
 

 
 更に白身も旨い!出汁が浸透し旨味をしっかりと感じさせます。乳白色でぷるぷるした柔らかさも印象的。味わうと出汁の旨味が白身にも感じて旨し!。白身と卵黄を合わせて一体化した旨さは極上です。
 

 
 
 
<他具材> 素材感が楽しめるメンマ!野菜の甘味に清涼さを醸し出す青菜!薄味で歯切れよし!

 
 スリムで凛々しい材木状。とても繊維質がきめ細かく、ぎゅっと引き締まっているようで、それでいて妙にサクサクと歯切れよく軽快に食えます。軽くスープに濡れて吸い込んでるのも旨い部分ですが、メンマ自体の素地も旨し。そして色鮮やか。瑞々しい色合いが凛々しく、歯切れもしっかり楽しめるもの。これもスープを少し吸い込んで旨い。野菜の甘味と清涼さとマッチするのでナイスな箸休め!。
 

 
 
 
総じまして「群を抜きん出る醤油そば!並んでも食いたい逸品!まさに名作!」

 
 ・・・と言う感動!。まぁ今回は並ばずに食えたので嬉しさひとしおでございます。最寄りの三鷹駅からそれなりに歩くし、辿り着いても行列必須ですがそれに見合う価値あるかと!東京トップクラスのこの一杯を是非!激しくオススメ!。旨し!なので・・・、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 


 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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