ラーメン食べて詠います

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【今週のラーメン5258】一圓 三鷹北口店(東京・武蔵野市西久保)油そば + 一圓セット 〜素朴さの中に楽しみと深みあり!気取らず王道の町中華油そば!麦酒と共にがっつり食らおう!

武蔵野市の胃袋「一圓 三鷹北口店」

 
 「一圓」は、吉祥寺の中通りが本店なのだが、数年前に閉店してしまった。嫁さんの話だと結構昔からあったらしいので惜しまれたのですが、それでも暖簾分けした三鷹北口店は元気で営業です。この店の前を通ると、いつもオヤジさんと家族なのかスタフなのか?レジ横のガラス張りの場所でジャンボ餃子の仕込みに余念がないシーンを見かけます。そして昼時になると、付近のサラリーマンやら公務員や学生らしき人々が、餃子ライスをかっ食らう。夕方以降になると、主婦がママチャリを止めて餃子を買って持ち帰る。三鷹北口店となってるけど、武蔵野市西久保にがっつり位置しているので、まさに武蔵野市民の胃袋と言えましょう。そうなのだ!一圓はジャンボ餃子が看板!。単に大きいだけじゃない!食った満足感は最高レベル!。
 

 
 だからまずは「一圓セット」からまいりましょう!。一圓セットとは「グラスビール」・「メンマ」・名物の「ジャンボ餃子2個」がセットになって600円(昨今の物価影響で少し上がった:汗)。それぞれ見ていくと以下の通り。
 

 


 
<キリン一番搾り生> いい感じの大きめグラス!華やかさとずしり感!やっぱ麦酒サーバーの生感覚が最高!

 
 やはり瓶とは違う!サーバーからの生ビール!基本的に私は瓶ビール派なのですが、それは自分のペースで注ぎグラスで味わいたいから。しかしサーバーから注ぎたての生ビールは良いですな!。しかもキリン一番搾りですから、メジャー銘柄とは言えその華やかな口当たりと芳醇な香りは秀逸。しかも麦芽感がしっかりと感じられるので、プレミアム系とすら感じます。
 

 
 
<メンマ> あっさり仕立て!少しグラマスで小ぶり短尺!歯切れよくスナック感覚で無限に食える旨さ!

 
 短尺・材木と形状が色々あったり、長さも様々。また全体スケールも多々ありますし、出汁の染み込みも赫赫然々。歯応えは多種多様。こちらのメンマは、基本短尺型でやや短めなサイズ。そしてスケールは小ぶりで、味付けはシンプルで薄め。そして歯応えは、繊維質を感じさせずフニャコリッと楽しませてくれます。なのでビールがそばにあると無限に食えそうだし、また無限に酒を進ませるような気がする。個人的には気軽さゆえに気に入っているメンマでございます。
 

 
 へへへ・・・案の定「辣油」を垂らしかけます。この辣油は一圓自家製オリジナルで、イメージ的には薬味の粉がそのまま溜まったようなもの。唐辛子系のシャープなキレは抑えめな一方で、コクがとても分厚いのです。小売もしているのでオススメです。
 

 
 
 
<ジャンボ餃子> 手作り感満載看板商品!もっちり感とカリカリ焼具合がナイス!充実の餡から迸る肉汁野菜汁!

 

 
 本丸は餃子です。一応フツーの餃子もあるようですが、ほぼ「ジャンボ餃子」しか出ません。これはいいぜ。餃子ライスには最適!。酒のアテと言うより、メインのおかずのような感覚でガッツリ食えます。
 

 
 デカい上に餡がしっかり詰まってます。ニンニクも多少かおりますが、野菜類の量も多く、豚ひき肉の肉汁が噛むと迸りますが、野菜の汁もいい感じで弾けるイメージ。優しい肉塩気に野菜甘みが馴染んで、優しくも頼もしい旨さとなってます。
 

 
 へへへ・・・餃子は皮が命かも!。ジャンボなサイズを形どる皮が実に肉厚。蒸し焼き状態なので、鉄板に触れない部分はモチモチとした仕上がりで小麦粉の味わいがすごくいいね!。そしてそれだけでなく、やっぱり鉄板で焼き付けられた焦げ目も当然ながら旨い!。カリカリとしながらも肉厚感あります。モチモチもっちり&カリカリサクサクとした食感と味わいがナイスすぎる!。
 

 
 
 
<全体> 気を衒わない王道の町中華油そば!薬味葱を増量!素朴と思えるシンプルさに寧ろ好感!


 
 餃子食ってそのまま追加で休日の昼飯を終えても良かったのだが、備え付けのメニュー表を眺めると、復刻したのか?油そばが特別メニューであるじゃないか。ビールと餃子の流れで、油そばを注文してみました。
 

 
 おおお!宣材画像より旨そうじゃないか。味玉はデフォで付き、今回は葱増量とした以外はとてもオーディナリーな装い。青菜・もやし・メンマのみ。地味ではなくシンプル!素朴と申し上げたい。町中華なりの心意気と感じるのは底に潜む麺量のプレゼンスか?。ビールで程よく胃袋が活性化したため、とても旨そうに感じます。
 

 
 
 
<タレ&麺> 完璧なまでにタレを混ぜて吸わせ切った中加水ストレート細麺!甘味と塩気のバランスが町中華感?

 
 油そばって実はレビューでそれぞれの特徴を語るのが難しいのですが、今回も強引に語りますと、武蔵野系と言うより一圓らしいニュアンスを感じます。ほんと適当に言ってますが、東京で広がる油そばは、甘辛い醤油ダレに細麺が絡み浸透して褐色に輝き、動物系の香味油と醤油のカエシに甘味を感じさせるような展開。これは少し甘味が抑えめであるような感覚で、ちょっとそれがやっぱり一圓の拉麺を連想させるような気がするのです。ほとんど妄想です。かといって塩味が強いではないわけで、妙に食欲をそそります。
 

 ちょっと底に溜まったタレを直に味わい確認してみようと思ったのですが・・・・マジで麺に染まり切って全く底に溜まってない!。この時点で最後の飯割りは断念ですな。その分、一圓はデフォが麺少し多めなのでそこがまた嬉しく、飯割しなくとも安心ってな感じ。
 

 
 
<チャーシュー> 豚肩ロースの賽の目カット!醤油ダレの浸透が脂身甘味と混じって円やか!

 
 町中華系のティピカルな醤油ダレの深い豚肩ロース。それをザクザクと小さめの賽の目にカットされております。ちょうど奥歯のサイズに近いので、噛み締めるといい感じ。ただこれだと細麺とは言え辛味にづらいので、途中でレンゲをもらって、チャーシューと麺を絡めながら食らう流れです。やっぱり麺と肉を絡めて食らうのは美味いわ!。
 

 
 
 
<他具材> お浸し風ほうれん草とぬくぬく熱々もやし!油そばの中でさっぱりさせる重要アイテム

 一圓は「ほうれん草らーめん」と「もやしてんこ」と言う拉麺メニューがあって、実はほうれん草ともやしをメインの具材として食わせる心意気があるのだった。どちらも何回か食ってるが、ついでの具材と言う扱いじゃなく、しっかりと仕上がりを感じ味わえるものでした。製造業で言う部品の共通化の対応範囲とは言え、単品で味わっても旨し。ビールを進ませるかと。
 

 
 
 
<味変> やっぱり油そばなら辣油とお酢で味変化が必定!

 
 油そば・汁なし系ではこれをやらないと気が済まないのですー。でもこれやってしまうとどれも似た味に偏って行くのですがね。でも少し不思議なくらい、その似たような味にはなったけど、それとも少し違うのか?。自家製辣油の効果と申せましょう。辣油の壺の底に溜まった薬味を多めに乗せるのがポイントなのかも。唐辛子より胡麻のコクが深いようにも思え、見た目より全然辛さの尖りはありませんでした。多めに垂らしても問題なし。オススメです。
 

 



 
<味玉> ちょっぴり家庭的な感じがする仕上がり!出汁の浸透薄めで好印象!

 味玉がちょっと馴染み深い感じがしました。卵黄のとろみ加減が我が家と似てたので。家庭の冷蔵庫にあった入卵を沸騰したお湯に入れて6分強から7分過ぎ。それが我が家のとろりな半熟玉子のルール。予熱処理の加減もあってブレはありますが、それと似てた(笑)。そして出汁の浸透は浅めでライトな仕上がりだったので、余計にそう思ったのかもしれません。
 

 
 
 
総じまして「素朴さの中に楽しみと深みあり!気取らず王道の町中華油そば!麦酒と共にがっつり食らおう!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。武蔵野エリアは油そば発祥とのことで以前あったメニューの復刻なのか不明ですが、ずっとここにあったのかと思うほど落ち着いた油そば。最先端の拉麺も素晴らしいがたまにはこんなほっこりする汁なし系も本当にいいもんです。三鷹・武蔵野市民なら言わずもがなの馴染みの暖簾。激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 


 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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