ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5159】麺屋 さくら井(東京・武蔵野市西久保)特製醤油らぁ麺 〜円やかさと崇高さ極まるトップクラスの醤油そば!並んでも食うべし!

月曜日の雨はラッキー

 
 三鷹駅からそれなりに歩く距離なのに、ほんといつも行列が絶えないです。時間をずらすなどして狙うものの、それでもすんなりとはいかず。なので私は月曜日の雨の日に訪問する機会が多いのです。このタイミングだと並ばず食えるので、私にとって月雨はラッキー!。今回は、狙い通りに待ちなくすんなりと入店ですー。
 

 
 それはそうと、食った後幸せ感じつつ、店を出ようとすると傘盗られてた。こんな素敵な拉麺食った後でそんなことする人が居るんだ・・・・。ま、そんなことでせっかくの気分を害するのも嫌なので、幸いフード付きで完全撥水のゴアテックスのウィンドブレーカーを着て来たので、性能試しに雨の中を歩いて帰りましたー(Singing in the rain !)。
 

 
 
 
<全体> これぞ名作醤油麺!崇高で大迫力!チャーシューはじめ極上トッピングのフルラインナップ!

 

 

 何とも肉々しき生肉系の迫力!和食のような落ち着き感と、隅々にまで凛々しさを感じます。心なしかいつもより半レア感がアップした色合い!出汁の熱でゆっくりピンク色が白んでゆき、見た目でも熱と時の移ろいを感じてしまうほどです。
 

 
 スープも透明度は、軽く霞がかる程度で見ていて心が安らぐー。また海苔と青菜の色合いが鮮やかで、気持ち良い緊張感も併せ持つ麺顔です。味玉も、まるでピカピカに磨き上げられたかのようで艶々しい。
 

 
 
 
<スープ> 生揚げ系など複雑に溶け込む醤油感!地鶏エキスがじんわり響き本枯節等乾物類の旨味響く!

 
 やはり「麺屋さくら井」と言えば「醤油」ですよ。淡麗醤油は今や都内に限らず見かけるものの、どこかがやっぱり違う!?。滑らかな醤油と交じり合う「鶏」と「乾物」のバランスがナイスです。
 

 
 蘊蓄によると、生揚げ醤油と濃口醤油等をブレンドとのこと。本当に生の醤油って感覚でとってもナチュラルな味わいでございます。カエシに尖りがなく、スッキリしているし、ここのラーメンがどこかしら和食に近いと感じさせるかと!。
 

 
 また鶏の旨味も実に芳醇。丸鶏煮出しらしい豊かな味わいに、醤油の色合いにどこかしら色気を感じます。鶏油が反映していますが、重くないのが好印象。その動物系抑制と引き際鮮やかな分、乾物系の旨味が濃ゆく溶けているようです。本枯節と昆布はしっかりと溶けているみたいだが・・・個人的には干椎茸の旨味もかなり溶けているのでは?と邪推してしまいますー。ここは日によっては感じ方も変化しているようで、毎回飽きずに楽しませてくれるのがいいね!。
 

 
 
 
<麺> 出汁と麺の風合いと一体化!甘味がアップ!鼻腔を抜けるふわっとした小麦の風合い!

 
 麺の素地は湿った感覚で、出汁の旨味と麺の風味の混じったところを咀嚼で一体化してゆく・・・噛み締めると甘味すら覚えます。今回は特にシルキーな品やかさも感じたような記憶。
 

 
 また中盤以降は、じっとりと芯まで出汁浸透した旨さ。細麺だけど適温なため一切だれたニュアンスはありません。湿って出汁に染まり切った炭水化物は、旨さの次元が変わったようにとても深く楽しめる感覚です。そして今回もやらかしてしまう・・・海苔で麺を巻き込み、磯風味も交えて食らう!汁に浸しても溶けない肉厚タイプの海苔もいいね!。
 

 
 
 
<チャーシュー> 低温系2種肉&釜焼肉!半レアな豚肩ロースとぱふぱふ鶏胸肉!燻しの豚バラ肉旨し!

 
 細かく隠し包丁が入れられてるのが素晴らしい!。元から柔らかい肉が、更に柔らかく感じるようです。そんな豚肩ロースは、以前はツヤっぽくも艶めかしい生感覚がある仕上がりだったのが、今では微妙に熱入りが進んだような仕上がりです。出汁の温もりで細かく差す脂が溶け、じんわりと甘味を感じます。
 

 
 一方、コンフィを思わせる鶏胸肉もまた見事!。実にぱふぱふふかふか!。箸で持ち上げたり曲げると、細かいスキマが生まれ、そこから出汁が浸透するような感覚。淡泊な鶏肉の滋味が、一気に明るい旨さと滲みます。
 

 
 そして豚バラ肉。脂がとろけて甘味が赤身に浸透する中、釜焼の香ばしさが如実に広がります。実に魔力的な旨さで、出汁を吸いこんで更に旨さを増す!。
 

 
 
 
<他具材> 色鮮やか!歯応え柔らか!隅々まで上品さ感じさせるメンマと青菜!

 
 脇役トッピングされてますがかなり上質!。きめ細かい繊維がみっしり終結しとりますが、非常に品やかで柔らかい歯応え!。醤油出汁に通じる旨さも浸透しており、白飯に乗せてめんまご飯にして食らうととても美味そう!。
 

 
 また青菜が、単品で立派なお浸しになる上質感!。たっぷりスープを吸わせてくらうと、青さの中に旨味あり。色鮮やか!歯応え柔らか!隅々まで上品さ感じさせるメンマと青菜!
 

 
 
 
<味玉>卵黄はねっとりジュレ感覚!白身は薄めの出汁浸透が深い乳白色! 熟したような濃密甘味!

 
 有名ブランド「那須御養卵」を使用している様子。売り文句は「卵黄が濃密」なこと。確かにオレンジ色に輝く艶めくほどで、出汁が浸透すると熟したような甘味を広げます。ねっとりとジュレ状態で舌全体に絡まりつくのもナイス!。更に白身も旨い!。出汁が浸透した乳白色で旨味をしっかりと感じさせるます。ぷるぷるした柔らかさも印象的で、味わうと出汁の旨味が白身にも感じて旨し!。白身と卵黄を合わせて一体化した旨さは極上です。嗚呼、ここの味玉も最高!旨し!味玉にハズレなし!。
 

 
 
 
総じまして「円やかさと崇高さ極まるトップクラスの醤油そば!並んでも食うべし!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。決して地元贔屓でございませず、在京拉麺ファンなら体験すべき一杯かと!。出汁、麺、肉、薬味、味玉、全てが逸品でまとまり感も最高です!。春の温もりを感じつつ並ぶのもいいかも?激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

関連ランキング:ラーメン | 三鷹駅