ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5182】丸幸(東京・武蔵境)ラーメン 薬味増し + ネギ皿 + アサヒスーパードライ + 多満自慢 生貯蔵酒DRY 〜ストレス抱える現代社会に安寧感じるノスタルジックな中華そば!

ただただ・・・だらだら拉麺屋で過ごす

 
 人生に変化は欠かせない。いわゆる過渡期ってやつで「その終わりは何かの始まり」てやつですな。ウイリアム・ブリッジに言わせるなら、今はニュートラルゾーンってな時期らしくて、軽視してダラダラ過ごしがちですが、とても重要な時期らしい。でもそれ理解してても、今日この日は、ただただ・・・だらだら過ごしたかった。そんなわけで、今回はこちら「丸幸」さんへと伺いました。
 

 
 
 
<アサヒスーパードライ> お馴染みの日本国民的淡麗辛口麦酒!平成ブームの辛口麦酒は令和では定番!

 
 何度も伝えておりますが、ひと口目の旨さは世界一かもしれぬと思ってます。いつもはラガー派なのですが、正直いって喉が乾いたタイミングでは、やっぱりスーパードライの右に出るものはありますまい。喉越しのシュワシュワ感覚の後に残る金属的なフィーリングの辛口後味がたまらんわ!。お馴染みの日本国民的淡麗辛口麦酒は、平成初期ではブームだったが、その辛口麦酒は令和ではもやは旨さ定番です!。
 

 
 
 
<多満自慢生貯蔵酒ドライ> 淡麗と思いきや意外と図太い旨味!その満足感がツマミを進ませる!

 
 本当の日本酒好きは、常温で塩を舐めながら味わうものらしい?。祖父はそうだったらしいがそこまで辿り着けませぬ。でも冷えた酒なら一緒に語り合えるかも。あの世で是非一献でございます。いわゆる流通系の酒ではありますが、しっかり冷えてて好印象。その温度感がドライの辛口感を高めるようで旨しです。また案外と後口に甘味が残る感覚で、それが大衆感を醸し出す一方で図太さを感じます。その満足感がツマミを進ませるじゃないか!
 

 
 
 
<ネギ皿> ザクザク歯応えの後に広がる葱本来の甘味が染みる!醤油ダレと細切焼豚欠片が染みて旨し!

 
 ラーショ系のネギっぽいスタイルです、まぁ一括りにするのも変でしょう。仕上がり的には、チャーシューのタレか醤油タレか、割と優しい味付けで、ナチュラルな様子。その塩気や調味料、そしてごま油感がとても低いのに、しっかりと旨さが伝わるのです。ネギ本来の甘味すら覚えるほどで相当ナイス!。
 

 
 
 
<全体> ノスタルジック拉麺!素朴さと懐かしさに馴染みを感じる!玉葱増しが満足感誘う!

 
 実にティピカルとも言える忠実なる昭和の中華そば感!。質素のようでメンマとチャーシューの存在感はありつつ、贅沢さを主張するわけでもなく、肩肘張らず安寧に食えると言った感覚。今回は薬味増しです。薬味増しとは玉葱の微塵切りが多めに降りかかるようで、この辺りが八王子系も少しイメージが混じります。
 

 
 全体から醸し出される優しさが染みるよう・・・・その深い琥珀にも思える醤油ブラウンは、少し地味とも思える古風な色合いです。深い出汁感のようでもあり、オヤジの心をくすぐるわ!。
 

 
 
 
<スープ> カエシの穏やかさ!安らぎ感じる味風景!さっぱり豚の旨味!古風な節系の魚介溶込み!

 
 所謂、懐古なる「さっぱり系」な旨さ。それが令和の今でも心地よい。動物感が淡い感覚で、グツグツとエキスを絞り出した感覚は皆無で、骨というより肉を煮出したような優しい豚の出方と妄想します。つまり穏やかな動物感。
 

 
 また魚介が浸透しております。甘味も穏やかなことから、煮干しよりも節系の溶け込みの方が、しっくりと感じるような味風景。鯖のような濃ゆさはないイメージかと。更にカエシも穏やかで、まさにゴクゴクと飲み干しても引っ掛かりがありません。今回薬味多めで多量にふりかかっている玉葱もフレッシュな甘味を感じるほどです。
 

 
 
 
<麺> カエシの穏やかさ!安らぎ感じる味風景!蕎麦粉入りとは言え明るい歯応えとツルツルとしたライトなスベリ!王道中華麺!

 
 自家製麺です。そして卵麺と蕎麦粉入り中華麺とで選べるシステム。今回は気まぐれに蕎麦粉入りを注文してみました。蕎麦入りとは言え、蕎麦っぽいイメージはほとんどなく、ズバリ中華麺なのですが、プツプツとした歯応えは卵麺よりは淡白で出汁の吸い込みも優れている様子。表層がツルツルとしており、非常に啜りもライトです。
 

 
 麺の甘味と言うより、出汁と一体化した旨味がイメージの全て。後半の方が俄然しなやかになり、私は後半の方が好きかも。崩れたチャーシューやら、まだ残ってるメンマなどを存分に絡めて食らうと、あっさり味の中に滋味が加わるよう。歯応えも複雑になり楽しさアップなので、具材はなるべく絡めた方がいいです。玉葱の微塵は放ってても自然と麺に引っかかったり絡むので、玉葱の味わいも麺の旨味にフィットする様子かと!。
 

 
 
 
<チャーシュー> 持ち上げると崩れんばかりの柔らか豚ばらスライス!肉に甘味すら覚える円やかさ!

 
 醤油系のタレにしっかり浸かった豚ばら肉。タレが浸透した脂身の部分が旨いが、スープが浸透した赤身も肉味と交わって旨いね。そしてその脂身と赤身が交わると最も旨い。肉全体に甘味すら覚える円やかさが、実にクラシカルで印象的です。全く胃袋に負担なくバクバクと食える感覚なのです。
 

 
 
 
<メンマ> 色合いより薄味で素材感あり食感柔らか!魚介系の下味が優しい旨味!

 
 これも昔から慣れ親しんだ味わいながら、丁寧な作り込みを感じます。炒めよりも遥かに煮出し感が強いメンマで、醤油っぽい色合いがある一方で実は薄味系。素材感も味わえるし、スープを吸い込んだ後の一体感もまた旨し。本来ならビールとアテたいところですが、このご時世だからラーメントッピングで十分に堪能させていただきました。
 

 
 
 
<味変> おろしニンニクと豆板醤!更に辣油と酢を少し溶かしてエッジを効かす!尻上がりの旨さ!

 
 素朴で質実な出汁感のまま〆ても良かったんですが、酒が入ってる感覚だったので少し刺激が欲しくなる。そいういう流れで、備え付けのおろしニンニクと豆板醤を少し溶かしてみました。ふふふ・・・これが思いの外、コクを深めてカエシのエッジングと高めるじゃないか!。
 

 
 へへへ・・・そこに今回は辣油と酢を垂らし味変のフルスペックですわ!辛味と酸味が意外なほど円やかな味展開です。後半にこそオススメ。酒と合わせるなら尚更オススメ!。
 

 
 
 
総じまして「ストレス抱える現代社会に安寧感じるノスタルジックな中華そば!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。その安寧なる一杯は、オヤジ世代こそ心豊かに落ち着かせる旨さです。中華そばの原風景すら覚える旨さかと!。しかも若い世代がしっかり受け継ぎハートフルで入りやすい店です。なので懐かしさを味わいたくなったら激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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