ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5122】鶏そば ムタヒロ(東京・国分寺)特製塩中華そば 〜鶏と鮭節!明るさの中に落ち着きある質感!生まれ変わったムタヒロ鶏そば!

知らぬまに全面リニューアル!?

 
 今日も遅い昼飯。時間調整して余裕があったので、国分寺へとやってまいりました。国分寺と言えば、ラーメン的にはムタヒロ帝国って感覚を受けているんですが、天邪鬼な私は、あえて避けてしまってるここ数年。今回はそんな偏屈な心を抑えて、素直に食ってみたいとやってきたのが、2号店の「鶏そば ムタヒロ」さんです。
 

 

 おお?しばらく来ないうちに、あのムタヒロらしいサイケデリックな店先が変化し、とても落ちつた装いに変化しとるがな。おおお!そして立て看板には「全面リニューアル」とあり「鮭節と鶏の中華そば」へと変更しとるとのこと!。内も外も全面リニューアルでっか!!!。こいつは楽しみ!。
 

 
 
 
<全体> 煌びやかな鶏油が黄金に広がる明るさ!麺顔全体が真冬の凍えも蹴散らす元気さいっぱい!

 
 ベースの出汁をダイレクトに味わおうと、今回は「塩」をチョイスしてみました。そんな塩気分で待ち構えてたところに配膳されたのがこれ。うおおおおお!全面イエロー!それもクリアな感覚が溢れんばかりで、まるで黄金の風が吹いているようじゃぁーないかぁー。
 

 
 ここ最近こんなに明るい麺顔みたことあるか?と自問自答。まさにピカピカ!。見た目からこれは鶏油と判断し、大体のこれからの味の展開を予想しますが、良い意味の予想はずれもあったりして、とても楽しめた一杯でした。
 

 
 
 
<スープ> コク深い鶏油はイエローマジック!鮭節が風雅で肉厚に漂う!まさにが旨味のオーケストラ!

 
 レンゲで掬っても掬い直しても、雪崩こむように鶏油がゆったりと流れこむ。それを味わうと、バターのような濃密なコクを予想してたが・・・ハズレでもないがクドさがなく絡みつきもほどほど。
 

 
 多分、ベースの鮭節効いた出汁に余韻と混じった感覚が、鶏油の濃密さを受け止め、落ち着かせているような感覚です。鮭もそれなりに個性的な風味あり。節になって脂が抜けてるとは言え、ほどほどにその旨味が濃ゆい。個人的な妄想ですが、鮭節出汁って、鰹節に帆立が滲んだような風合いに近いものを感じる次第で、独特な旨味の強さでしょうか・・・・。言い換えるなら、コク深い鶏油はイエローマジック!鮭節が風雅で肉厚に漂う!まさにが旨味のオーケストラ!
 

 

 
 
<麺> やや多加水系でモチっとした食感の平型中太麺!素地の甘味に出汁を吸い込んだ後の旨味が染みる

 
 鶏油に絡み、出汁に浸り、ゆったりとした平型中太麺です。微かに捩れはありますが、基本的には多加水ストレート麺。出汁を吸い切って、素地の甘味と出汁の旨みを合わせて仕上がるタイプです。
 

 
 中太の割にはチュルっと啜り上がる感覚もあり、前歯でちぎるとスパスパとリズミカルな感覚も楽しいです。奥歯へ運んで潰すと、これぞ出汁と麺の一体化した旨さと言うやつで、後味に甘味すら感じる展開。海苔との相性もよく、今回も絡め楽しませていただきました。
 

 
 
 
<チャーシュー> 出汁と鶏油に塗れ吸い込む旨さ!薄手の豚肩ロースとコンフィタイプの鶏胸肉旨し!

 
 豚肩ロースでいかにも煮豚って感覚のチャーシュー。感覚的には新宿満来の肉をサイズダウンしたようなイメージ。つまり出汁を吸わせて食らうと旨しなタイプ。赤身は箸で持ち上げると、細かく隙間が割れて、いかにもそこから出汁を吸ってますって感じです。噛み締めるとジュワーっと赤身本来の旨味に重なる鮭節の旨味と、鶏油のコク・・・それらの一体感が旨し!。
 

 
 また鶏そばとなれば、今や定番となったコンフィタイプの鶏胸肉。これはもう胸肉の淡白な旨味が出汁をスポンジのように吸い込むので、噛んでパフパフと千切る瞬間に溢れ出す旨みが素晴らしいかと!。
 

 
 
 
<穂先メンマ> 品やかな繊維質の割れ目に染みる出汁!図太く滑らかなスベリ!甘噛みで千切れる柔らかさ!

 
 麺も肉も出汁を吸って旨し。この展開はメンマも同様です。いかにも出汁に絡みやすい穂先メンマ。全体的に品やかで、その繊維質の割れ目に染みる出汁が旨しです。そして図太く滑らかなスベリ!。中太麺と絡めて食らうのも、歯応えが複雑になって楽しめます。そして甘噛みで千切れる柔らかさが秀逸!
 

 
 
 
<味玉> 白身の染み込み具合グッド!黄身の中心部分がオレンジ系のジェル状になりナイス!

 
 白身がとてもソフト。そして割れ目を見ると均一に出汁が染まった様相。かなり丁寧な仕事ぶりですね。薄出汁なのに白身が味わい深いです。そしてその薄出汁浸透は、卵黄にもしっかりと伝わっており、色合いが濃厚なオレンジ色に変化したようです。
 

 
 全体的にはジュレ状態。中身は卵黄ソースのようで舌全体に絡みつくと幸せ至極です。卵値上がりのご時世で、味玉追加で+100円でこの質感なら食らうべしかと!。
 

 
 
 
総じまして「鶏と鮭節!明るさの中に落ち着きある質感!生まれ変わったムタヒロ鶏そば!」

 ・・・と言う感動の嵐!。いやぁ〜やっぱりこのブランドは明るくて元気くれますよ!そして旨さは当然で来た甲斐ありと十分に感じさせてくれます。やはり国分寺にムタヒロありと言った存在感!。今年は訪問頻度を上げようかと考えておりますー!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

関連ランキング:ラーメン | 国分寺駅