年末年始の準備
レビュー&ブログアップ、YouTube動画アップなど、最近滞る頻度が増えてますが、実は、やっぱりラーメンは毎日食べてます(阿呆でしょ?)。でもそれらをアップする余裕がなくて追いつかない・・・・。そんな中、仕事は年末締切りに追われ、更に家庭ではそれなりに年末年始に向けた準備があり、トラブル対応もあったりで今回も休日とは言え疲労困憊です。なので近場でいつもの店に参りましょう。へへへ・・・またやっぱり「中華そば みたか@三鷹」へ来てしまいました。
昼の部のかなり後半に突撃しましたので、昼の部最後まで居座る結果となってしまいました。それでちょこっと退店際に御店主と会話して、年末年始のチャシュー予約に期限があるようなことに気がついて、慌てて予約!。拉麺的にも、年末年始の準備完了?。
<酒1> サッポロラガービール赤星!図太いボディでしっかりした苦味!厚みのある旨味と後味の軽やかさがナイス!
へへへ・・・・コンコンコン!と奥で栓抜きで栓を叩き、その直後に気持ち良いほど「シュポっ!」と栓が空く!。昔はどこでも見かけたシーンだが、令和の今となってはここでしか見かけなくなったね。
さて赤星!やはり、図太いボディーとしっかりとした苦味がいい。オヤジになってくると図太い本格派が好きになってくる。苦いのがいいのよ。苦いだけじゃなく、仄かに甘味も感じさせるところがいいところ。厚みのある味わいで楽しませてくれます。更に言うと、図太い割には後味が軽やか。やっぱり赤星最高!。
<酒2> キリンラガービール!派手さはないが旨さしっかり!苦さ軽快思わずツマミが進むよ!
昨今では、地ビールを始めクラフトビールが拉麺店でもラインナップが進んでおりますが、その昔ではズシリと感じさせるのがラガービール。今では生ビールになりましたが、昔学生のころ、親父の分のラガーをくすねて飲み味わった味わいは、忘れられませぬ。酒の味覚えたのはこのブランドです。
<竹の子皿> サクサクポリポリと小気味よい歯応え!素地の味わいさっぱり系で薬味で深く味わう旨さ!
実は今回は「チャシューメン」狙いだったので、つまみは被ってはいけないので、竹の子皿にしました。
それにしても、やっぱり最気になる「竹の子皿」。ここではメンマをそう呼ぶんだが、なんともさっぱりとした旨さで全く飽きがこない。それでいて出汁やタレにもマッチするので、味わい深い。今回も2種類の橋本店主研究開発中の、オリジナルタレの提供を受けました。
ところがまた別のタレが開発されておりまして、出来たばかりか、タッパに満タンに入っております。胡麻が主体とのご説明だったが、辣油と胡麻の合体みたいで、辛味と甘味が入り混じるような感覚。むうぅぅぅ・・・胡麻っていいよね!。塩気主体の味わいに優しく甘く香ばしい旨味が広がるのがナイス!。
<全体> 何度食ったか数えきれん焼豚麺!半熟玉子を乗せて今回は細葱山盛りで攻めてみた!
あゝ昭和ノスタルジーなラーメンが、近年再評価されつつ思える中、この店は、ブレずにずっとそれですよ。特にこの店の一杯は、ポリシーとすら感じます。豚肉が特にそう。味玉じゃなく玉子をそのまま半熟玉子ってのも個性的で、都内広しと言えどほとんど見かけません。
まさに古き良き時代の一杯って感じがありありで、出汁はすっきり濃ゆめの醤油ブラン!だけどライト。そして隙間から覗く麺の風合いは、後述するけど実に独特!。こまネギとは、細かく刻んだ薬味ネギのことで、「ザクぎりネギ」と「こまネギ」の2種類あるが、ネギの量が、ふふふ・・・多いじゃないか。これはきっと気を効かせてくれたんだと思います。だってネギ大好き葱星人な私だからー。
<スープ> ライトでコク深い醤油出汁!豚と野菜と乾物が円やかに溶け込むエキスのハーモニー!ゴクゴクと飲み味わう!
まずスープ。嗚呼・・・実にあっさり醤油味。オープンキッチンなので過程が見えてしまいますが、調味料を入れるところで塩気とか尖りをイメージされるかもしれませんが、とてもお優しい味わい。ベースは豚と思われますが、昆布系の乾物がしっかりと溶け出しており、お出汁感覚がしっかりと表現されてます。
また甘味はナチュラルで、野菜もしっかりと煮出されたイメージ。実はヘルシー。ラード等の後入れ香味油はないようですが、個人的に魔法の醤油タレと読んでいるベースタレには、適度にラードが絡んでいるようにも思えるのです。それだけで十分なこくまろな味わい!。まさにライトでコク深い醤油出汁!豚と野菜と乾物が円やかに溶け込むエキスのハーモニーでして、思わずゴクゴクと飲み味わい倒します!。
<麺> 自家製麺!比類なしの蕎麦ライク中華麺!気持ち良い滑らかなザラつき感!出汁を吸っても強い粉の風味と甘味!
この麺を一度見れば忘れられられないかと!。何度も語っておりますがまるで蕎麦!相変わらず蕎麦ライク極まれりと言う感覚です。本当に蕎麦粉が打ち込まれているのかはいざ知らず、オーションが配合されてるのでは?と思わせるほど、落ち着きのある素朴な褐色が印象的。そして風味と甘味がとても強いと感じます。
熱ダレにも強そうで、ゆっくりと酒を飲みながら啜り食っても、伸びを感じさせないし、クシクシとした歯応えも割と持続的。別に潰し込みや引き締まりが強いという感じはしないのだが、独特な密度感が持続して旨し。油そば・汁なし系にも対応してくれますが、実に麺としての味わいが強いと言えましょう。
<チャシュー> ちょっと抜けた感ある豚肉に醤油出汁が浸透!ノスタ感じて実に優しい豚肉旨さ!
時々、古い中華屋や町中華に行くと、チャーシューじゃなくて「チャシュー」って書かれているのがあるけど、何か法則があるのかしら?。いかにもノスタルジーを感じさせる肉ですね。令和では低温調理肉が広まってますが、中華そばチャーシューの原風景と言う感覚。これも何周か回ってか実に新鮮に感じるところです。
驚く旨さじゃないんだが、茹で豚の脂が抜けた感に、醤油スープが逆に染み込んであっさりとした別の旨さが生まれるかのよう。薄味メンマの方が味は濃ゆいのではと思うほどあっさりとしてますが、それがいいだよねぇー。次回は久しぶりにチャシューメンにでもしようかしら。豚をスープにひたひた浸して食らう旨さなり!。
<玉子> 毎度定番の半熟玉子風に!割って麺に絡める楽しさ!熱感こもる熱々卵黄に思わず興奮!
麺の湯で釜にポトンと生卵は落とされ、静かに短時間煮たところで平ザルで救い上げる。手法的にはポーチドエッグと同じです。薄く卵白部分に白い茹で上がりが生じ、卵黄は熱感がしっかり伝わって、熱々なコク円状態。そのまま出汁に溶かして月見状態は勿体無い・・・。
私は、まず存分に麺に直接絡める主義です。麺に絡む卵黄の姿が素朴な風景の中に妖艶!。食えば旨さ質実です。あゝ、これたまらんわ!。
総じまして「年末多忙のストレス解きほぐす昭和ノスタルジーな旨さ!三鷹南口の拉麺マスターピース!」
・・・と言う感動の嵐!。地下にあっても気さくで明るい雰囲気!とてもハートフル!老若男女広く愛され続けるのが分かります。疲れた時には元気ももらえそう!ほっこり気分で啜れるので激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!