麦酒と拉麺でフライデーナイトフィーバー!
あゝ仕事が終わった!。年が明けてようやく今年一年の本格指導開始。それが正月疲れが残ったままで疲弊して・・・ようやく乗り越えた。そんな一週間が終わったところで、気分はじけてフライデーナイトフィーバー!。今年一発目の「中華そば みたか」です。ま、自称常連なので、遅ればせながら、ちょっとした年始挨拶がてらって感じかしらん。
<サッポロラガービール赤星> 図太いボディでしっかりした苦味!厚みのある旨味と後味の軽やかさがナイス!
もうすっかりこのラベル。入店するなり前のめり!図太いボディーとしっかりとした苦味がいいです。オヤジ世代になるほどに図太い本格派が好きになってくる。苦いのがいいのよ。苦いだけなら欧州ブランドがいい感じだが、仄かに甘味も感じさせるところが日本ブランドのいいところかも。実に厚みのある味わいで楽しませてくれます。更に言うと、図太い割には後味が軽やか。個人的にはこの引き際の良さ最近一番好きかも!。
<キリンラガービール> 派手さはないが旨さしっかり!苦さ軽快思わずツマミが進むよ!
今では、地ビールを始めクラフトビールが花盛りですが、その昔ではズシリと感じさせるのがラガービール。今では生ビールになりましたが、昔学生のころ、親父の分のラガーをくすねて飲み味わった味わいは、忘れられませぬ。酒の味覚えたのはこのブランドです。
<チャシュー皿> あっさり豚肉に古風なメンマに絡む魔法の醤油ダレと白い粉が酒に合う!
煮豚の細切れサイズのカットで、魔法の醤油ダレと少々の白い粉・・・そしてざく切りネギを振りかければ出来上がりって寸法です。近年ちょっと大胆になって、ネギは以前なら超細かい微塵切りと、ざく切り微塵切りの2種類を絡めてたと言う記憶。
今は心もち肉も多少グラマスにも感じるしそれに合わせて、ネギも大胆ざく切り。されど旨さに変わりなしです。これで中瓶ビールが一気に空いてしまう旨さです。
<全体> やはり個人的には「ワンタンメン」が一番のオススメ!まさに雲呑眺めて息呑む旨さ!
適当に飲み食いして気が落ち着いた頃に、何となく「ワンタンメン」気分でそれをコール!。やはり最初に紹介するならこの一杯でしょうか。中華そば みたかを代表する麺顔と個人的には思っております。それはこんな麺顔!。
おおお!まさしく雲呑の海!大昔に日本史か美術で習った屏風に描かれる「すやり霞」のような雲呑風景じゃないか!。ゆったりと左右に流れ入って乱れる隙間に、スープが忍び寄り濃淡を強調。夜に明るく照らし浮かぶ月のように、ナルトが微笑む・・・。安寧のラーメン絵巻物。
<スープ> ライトでコク深い醤油出汁!豚と野菜と乾物が円やかに溶け込むエキスのハーモニー!ゴクゴクと飲み味わう!
まずスープ。嗚呼・・・実にあっさり醤油味。オープンキッチンなので過程が見えてしまいますが、調味料を入れるところで塩気とか尖りをイメージされるかもしれませんが、とてもお優しい味わい。ベースは豚と思われますが、昆布系の乾物がしっかりと溶け出しており、お出汁感覚がしっかりと表現されてます。
また甘味はナチュラルで、野菜もしっかりと煮出されたイメージ。実はヘルシー。ラード等の後入れ香味油はないようですが、個人的に魔法の醤油タレと読んでいるベースタレには、適度にラードが絡んでいるようにも思えるのです。それだけで十分なこくまろな味わい!。まさにライトでコク深い醤油出汁!豚と野菜と乾物が円やかに溶け込むエキスのハーモニーでして、思わずゴクゴクと飲み味わい倒します!。
<麺> 比類なしの蕎麦ライク中華麺!気持ち良い滑らかなザラつき感!出汁を吸っても強い粉の風味と甘味!
この麺を一度見れば忘れられられないかと!。何度も語っておりますがまるで蕎麦!相変わらず蕎麦ライク極まれりと言う感覚です。本当に蕎麦粉が打ち込まれているのかはいざ知らず、オーションが配合されてるのでは?と思わせるほど、落ち着きのある素朴な褐色が印象的。そして風味と甘味がとても強いと感じます。
熱ダレにも強そうで、ゆっくりと酒を飲みながら啜り食っても、伸びを感じさせないし、クシクシとした歯応えも割と持続的。別に潰し込みや引き締まりが強いという感じはしないのだが、独特な密度感が持続して旨し。
<ワンタン> 厚めで大判な皮!たっぷり出汁を吸い込んで染まる滑らかさ!旨さ飽きず!
高い位置から茹で釜へ一枚一枚。まるで手裏剣。一枚一枚が泳ぐように茹でられるので、とても優雅な雰囲気に仕上がるようです。出汁をたっぷりと絡んだ皮をいただきます。
何と言っても看板商品で、常連の中ではこれを、チャシュー皿の上に追加してもらうほど。とってもレトロなワンタンですが、広くウケる味わいですので、これも激しくオススメ!。
<半熟卵> 卵本来のフレッシュな旨味が温かく味わえる!シンプル・イズ・ベスト!麺に絡めて堪能!
茹で釜はマジック!麺も茹でるし、ワンタンも茹でるし、卵もポーチドエッグみたいに同時進行で茹でます。平ザルを器用に捌いてそれぞれを分けて引き上げるのが、いつ見ても感心するしカッコいい!。御店主は随分私よりも年下なんだけど、尊敬の眼差しを送ってしまいます。ポーチドエッグ調の半熟卵がナイス!。
シンプルに卵本来のプレーンな旨さ!ピュアな旨さが味わえるが、温かみを持ってそれらを知るってな味わい方。白身が熱りとろりと滑らかに卵黄と絡むのが実に素敵なのです!。麺と絡めるのが最高すぎる!。
<他具材> ライトな醤油スープを吸い込むメンマ!麺と絡めば絶妙!噛締めて旨し!
冒頭のチャーシュー皿の底に敷き詰めてあって、体感済なのですが、出汁に染まるとこれまた風合いが違っていい感じ。また別の味わいに変化します。また麺と絡めるとまた相性よいので、これもオススメしたい食べ方。メンマ増しも対応可能!。
総じまして「どんな時でも動じぬ旨さ!優しさピカイチ!我らの大衆中華そば!」
・・・と言う感動の嵐!。思えば昨年も憂さ晴らしに相当利用させてもらいました。年末には振る舞い酒すら頂いて激しく感謝。常連さんをとても大切に見守りつつ好き放題にさせてくれるところが、とてもナイスなお店です。なんだか今年は例年以上に通うかも!?。よろしくお願いいたします!。外観はシブいけど、兎に角一旦入ったらとってもハートフルな雰囲気!だから老若男女問わず激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!