ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4962】麺屋 さくら井(東京・武蔵野市西久保)特製煮干らぁ麺 + 玉ねぎ増し + 味付き替え玉 + 生卵 〜肉も出汁も更にまた進化!?そして全てがゴージャス極上煮干そば!一回食っとけ!

少し変わったか?追求怠らぬ姿勢がナイス!

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 すでに名店の域に達したとは言え、真摯に追求の姿勢を感じるのがいいところ。そして、いつも変わらず店主自らが厨房に立ってる姿勢もいいよね。人気が出ると都心へ進出して勝負をかける店も多いが、こちらはそんな野心より拉麺を追求するって姿勢を感じますな。今回の変化は、これまでなかったランチョンマットがカウンターに備えられたのと・・・特製の肉が新たに3種となってたのが留意点です。
 

 
 
 
<全体> 煮干エキスの泡立ちが軽やか!相変わらず美しきチャーシュー!まさに圧巻特製煮干! 

 
 
 今回は珍しく「玉ねぎ増し」をしてみました。なのでいつもお特製以上に少し麺顔が賑やか。そして肉に目がいく。一時期都内で隆盛した「低温調理レア感覚肉」だが、それを極めた感があるのがこのお店です。ところが一歩先を行くというか・・・すでに超レア感は、卒業したかのように、今はほんのりと熱入り浸透が進んだ肉が並びのってます。これまで何度もこの板で東京トップクラスと訴え続けておりが、実物を見れば食らえば納得かと。レビューまとめながら麺顔でそこまで回想してしまいます。
 

 
 そして今回は、煮干しがややライト?と感じる仕上がり?。通ってないと気がつかないかもね:笑。
 

 

 
 
<スープ> 片口鰯の超軽やか苦味はまるで香味!アゴの上品な甘味が深い!甘味主体の旨さで優しい旨さが浸透!


 
 意識的に濃度の周期を変えているの?。今回はややライトな印象でした。濃ゆいめの時は、スープ表層に膜が浮かぶほどエキス感あったが、今回はサラサラと感じる仕上がりが全体的にとても印象的でした。
 

 
 多分「苦味」は当然イワシから来るんでしょうが、二ボ感というより香りと言った淡麗な味展開。香ばしいに近い軽い苦さで、むしろ煮干の甘みがすっきりと感じられるようです。蘊蓄書きアゴ煮干とありあますが・・・通い続けて食い慣れてくるほど、もうどうでも良くなってくる:爆。シンプルに旨し!淡麗煮干系なのに、エキス感がしっかり伝わる味風景が素晴らしいだけー。
 

 
 さて玉ねぎ。フレッシュさが浸透してこれも良いね。麺に絡んでシャリシャリ感を楽しむつもりだったが、じわっと甘みを感じさせるのが旨い。残りスープで玉ねぎを拾って食うのが実に美味かった!。
 

 


 

 
 
<麺> 素地の風味を残しつつ品やかな歯応え!麺線美しきストレート細麺!。アオサに絡まり一層旨し!

 


 

 芯がある風でもなく、中盤までは出汁の浸透を許さないのがいいね。プツプツスパスパと千切れて、奥歯で束になったのをくっしりと噛み締めた後の味わいがたまらん。また持ち上がった煮干し出汁と麺の風合いもいい。玉葱を引っかけたりして諸共に食らうのも更に旨いです。
 

 
 軽くアオサが絡むのも旨し。アオサの礒の香りで刺激されるのか、煮干しが生き生きとする感覚。そこを麺で絡めて食べるので、板海苔とはまた違った華やかな広がりが麺に混じりますね!。
 

 

 
 
<チャーシュー> 何ともろみ麹漬け豚鶏肉!更に新たに吊るし焼の豚ランプ肉!肉の味展開がナイス!

 
 蘊蓄書きも新しくなったんですね・・・こんだけ通って初めて知った!。肉は真空低温調理ってのは見て食えば分かるが、近年少々熱加減が変わったなぁーと思った程度でいた。ところが今は「もろみ麹漬け」って処理をしてたのね!。我が家では塩麹に漬けた肉をフライパンで焼くばかりですが、それでも肉は柔らかく仕上がる。
 

 
 豚の肩ロースは、脂身が少ない部位でひょっとしたら特殊な部位なのかと妄想してしまいそうなほど、肉繊維全体がやらかくて旨し。煮干し出汁を吸っても豚肉本来の味がしっかり伝わります。一方の鶏胸肉は、素材の淡白上品な旨さが今回もいい!。これも煮干し出汁に濡れて軽く吸わせて味わうが・・・あゝ、酒が欲しくなる。隣の常連様の酒を横目で睨みつけてしまいます。
 

 
 そして今回の新しいアイテムが「ランプ肉」。これは配膳のタイミングで、ご店主が紹介してくれましたー。焼肉屋でタレを思いっきりかけたら、誰かから勿体無いと言われたことあったっけ。個人的感覚では、ほぼモモ肉???。脂身が全く少なめで赤身主体の旨さ何だが・・・脂が全くなくもなく??赤身の味わいが優しい旨さ。ところがこれを吊るし焼きにしてるから最高なのだった・・・・。よく見かける吊るし焼豚よりはるかに柔らかいが、香ばしさはそれに匹敵!。吊るし焼きの肉は、豚バラも美味いんだがこれも引けをとらん旨さ!。 
 

 
 
 
<味玉> ご存じ那須御養卵!優しい出汁が均一に浸透!濃密なコクとマチュアな甘味の卵黄!


 
 ビューティー味玉!割ってみると卵黄の色合いが濃ゆく、パッションオレンジの如しな色合いがそそります。味わうと味は濃密そのもの。ブランド卵らしいコクの深い素材感もあり、薄出汁の深い浸透で味が合体してイメージ。実にマチュアな感じがするほど甘味が濃ゆいです。
 

 
 一方の白身は、綺麗に均一に浸っており、白身だけでも味わい深し。見栄えも味わいも美しい味玉!素晴らしい!。
 

 

 
 
<味付き替え玉+生卵> 軽く溶いて卵かけて汁なし風に!煮干出汁を垂らして旨さを調整!絶品な〆方!


 
 煮干らぁ麺を食べたものにだけ許される特権。名称の通り「味つき」。軽く鶏醤油系のタレが滲む?。満遍なく絡んでますから、そのまま食べることを、私はまずお勧めします。
 

 
 またアオサとフライドオニオン、そして玉葱と鶏胸肉が微妙に入ってますな。鶏油のコクと、フライドオニオンの香りと甘味が非常に食欲をそそり、別腹のように入って行きます。また麺の風味がとても強く感じられ、芯を軽く感じる旨さもあり!。
 

 
  そして卵を溶いて麺の方へ投入!。汁なし系に卵を添えたようなスタイルがいいのだわ!。替え玉風に残り出汁に放り込むよりこっちの食べ方がオススメ。
 
 


 

 
 
総じまして「肉も出汁も更にまた進化!?そして全てがゴージャス極上煮干そば!一回食っとけ!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。多分この時節、もうそろそろ夏の麺屋さくら井名物「煮干冷やしらぁ麺」がでる頃合い。そっちがかなり素晴らしいんだが、この一杯の肉と出汁の構成なら激しすぎるほど悩むかと。ま、両方食えばいいだけですね:笑。この夏もまた通い続け食らい続けます。全く持って旨い店!今後も激しく応援!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!。

 

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