すっかり朝ラー定着の吉祥寺?
休日もやることあるのに朝寝坊。確かに多忙で疲れているんだけど、どちらかと言えば体力の衰えを感じるこの頃です。とは言えまさに秋晴れ!妻からのお言いつけを実行に移す前に、少し遅いが朝飯!朝ラーメンへとくり出しましょう!。今回は時間がないので近場の吉祥寺へ。すっかり朝ラーで困らなくなったエリアとなりましたが、駅からほど近いこちら「洞くつ家」さんへGO!。ブランチ気分でガッツリとチャーシュー麺とさせていただこう!。
<ノンアル> アサヒドライゼロ!慣れてくればビールに錯覚!スーパードライ譲りの辛口と苦味のフィーリング!
こちらは券売機でなく口頭現金精算のスタイル。まだ大っぴらに飲めないタイミングでしたので、アサヒドライゼロでございます。ま、飲めても朝から飲むと言うのも気がしけるし、ちょうど良いか。平日自宅に居る時は、最近では昼間でも抵抗感がなくなりつつあるのはいかがなものか。だってヤク安で買えばジュースより安いし・・・。そんな感じで、すでに慣れてしまった感覚。もはやフツーに気分だけビールとして楽しめてます。何度何度もこの板で語ってますが、お手本はスーパードライ。スーパードライに近い味だからこそ、フツーにビール飲んでるような錯覚を呼び起こすね。!前向きに飲む気にさせる感覚。キレある苦味。飲み口は軽いが刺激。
<全体> ガッツリと家系イメージの海苔とチャーシュー!迫力の中に穏やかさ表す出汁!
朝の家系風景は、若い方やガテン系のお兄さん等のイメージですが、さすが吉祥寺・・・カップルもおられます。いい時代だよなぁ〜・・・なんて感じてたら配膳完了!それがこの麺顔です。おおお!確かにワイルドなんだけど、食べやすそうな雰囲気。確かに海苔と焼豚の迫力はありありで、ほうれん草も多めなのが嬉しい一方で、スープが穏やかに乳化しているのが、心に響きます。何となく、愛しさと切なさと心強さを感じる麺顔ですな!。
<スープ> 野趣抑えめの豚骨煮出しとコク深い鶏エキス!塩気はまさにいい塩梅!濃厚なれどゴクゴク飲み干す!
別に朝仕様じゃないが、妙に飲みやすいほどに旨いのだった。まず豚骨の野趣感覚が比較的抑え目なのが印象的。クセがない印象だけど煮出しのエキス感はありあり。こう書くと頼りなさそうと思うこと勿れ。動物感はやっぱり芳醇で、個人的には鶏油とは別の鶏エキスの貢献を感じるのだった・・・。また塩気も実にコントロールされており、しっかりと動物系の旨味を受け止める塩気ながらも、塩っぺーと言うニュアンスは微塵もありません。塩気は全て旨味と同化している様子。嗚呼、まさにいい塩梅とはこのこと也!。
<麺> 中太なれどスパスパと歯切れて快感!ゆっくり出汁を吸い込む後半の甘味!具材全てを絡めまくって旨味三昧!
ご存知!家系と言えば酒井製麺。説明不要かもだが、やっぱり中太で緩い縮れと微妙な捩れが実に印象的。ほんのりと薄く黄色みがかった地肌に、密度感はやや低め、そして加水はやや高め。カタ麺主義者ですので、カタメとしましたが出汁と絡みやすくじわじわとゆっくり吸い込むので、中太麺なれどスパスパと歯切れて実に快感!。奥歯で潰すと甘味と出汁の塩気が混じって旨しです。
へへへ・・・今回も味変化。定番のおろしニンニクと生唐辛子を少し投入!。これでかなり味わいが引き締まり、一気に男性的な味わいへとシフトするのも楽しい!。やりすぎるとバランス崩れるので、慎重に少しづつ溶かして味わい堪能いたしました。
<チャーシュー> スープにゆったりと浮かび程よく塩気が滲む豚肩ロース!赤身ふわふわ!脂身ふるふる!朝から興奮の肉肉三昧!
ミニサイズの時は、大中小サイズ様々のの肉肉感覚でしたが、レギュラーの場合は、割とサイズと厚さが揃った肉座布団状態でした。例によって片っ端から食らいつきますが、嗚呼・・・濃ゆい出汁が少し染みてどれも旨し!。
赤身はフカフカふわふわと、そして脂身はふるふる柔らかい。スモーキーさはやっぱり低めだが、実にしっかりと肉味がが感じ取れてナイスバランス。特に、脂身がしっかり肉が脂の甘味も染みて、いくらでも食えるような感覚です。
<ほうれん草> クタりつつも野菜の甘味を伝える茹で加減!素材と出汁の一体感がが素晴らしき旨さ!
ほうれん草が侮れない。家系定番のクタり気味なほうれん草ですが、そのクタった状態が素材の甘味が濃ゆく、そこに豚骨醤油出汁が染みるよう旨しです。当然、麺に絡んだりしても旨い。この柔らかい茹で加減と素材甘味を、スープに浸し、麺に絡めながら存分に楽しみ尽くしました。
総じまして「朝から優越!本格的家系焼豚麺!1日の始まりに是非是非いかが?」
・・・と言う感動の嵐!。朝から家系ラーメンなんて重いでしょと思われるかもですが、これが意外とさらりと食える。調整次第でがっつり食えるし、実によくできた家系です。さすが六角家系ダテでなし!朝でなくとも激しくオススメ!でございます。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!