2年ぶりに・・・酒飲まずにこの店で過ごす
緊急事態宣言が明けたらすぐにでも行きたい「中華そば みたか」ですが、辛抱しきれず突撃してみました。ここはビールを合わせないと気が済まないので、ずっと躊躇っておった次第ですが、今回はノンアルビールで凌ぎましょう。店前にもアルコール未提供の張り紙が貼ってありましたが、アルコールの持ち込みも中止ともあります。何っ!持ち込み出来たんかい!しかも90分以内にとの注意書きもあり。なんとヘビーな常連もいたものだ・・・酒持ち込んで2時間居座るのも、以前はアリだったのね。今頃知りました:爆。
<ノンアル> アサヒドライゼロ!ある意味コロナ禍の中で救世主な飲み物なのかも?
もうこのコロナ禍以来、毎日飲んでる液体。スーパー「いなげや」では特に安くて、ジュースよりも安い!だから最早、「お茶とコーヒーとドライゼロ!」ってな感覚です。キリンのノンアルもありますよ・・・と御店主がのたまうが、やっぱスーパードライに近い味ってことで、やっぱりこれをチョイスしますが、考えてみれば、ある意味コロナ禍の中で救世主な飲み物ですよね。私の γ-GPT 対策の切り札はこれですよ!。今回は、お気に入りの店で一味違う感覚で楽しませてもらいました!。
<全体> 何と言ってもこの店を代表するのはこれ!大衆感覚溢れる麺顔を覆い尽くすレトロな雲呑の盛り上がり!
もう何回食っているのか?そしてレビューアップし続けていることか?しかも相当にしつこく・・・・。だから細かいことは、過去のブログ&レビューに譲るとしましょう。全体的には以下にまとめてあるので参考まで。
今回少し機転を効かしたとすれば、半熟卵を追加したことぐらいでしょうか。実は他の常連さんは、生卵を投入という荒技もやっておられるのを今回発見!。生卵インはさすがにここではやった事ないので・・・・次回訪問でそれやらかしたいと思います!久しぶりに「みたか」で宿題できた!。
<スープ> 軽やかな豚エキスにたっぷりの野菜の旨味!魔法の醤油タレと調味料がナイスバランス!
客との間合いがすごく近くて、究極のオープンキッチンかと思う店内ですので、作業工程が丸見えです。どうしても白い粉を投入するところが印象に残るようですが、実はここのラーメンはとってもヘルシーなんですよ、そのベースストックは!。味わうとわかりますが、野菜の旨味がしっかりと出ており、とっても優しい味わい。
動物感は豚肉系と思われとてもさっぱりしております。醤油タレには、香味油が足されており、ひょっとしたら植物系ブレンドか?。なので醤油がキリリとしつつも円やかに感じます。大衆感たっぷりの醤油系スープですが、ハンドメイド感をありありと感じる事でしょう!。
<麺> 自家製麺!オンリーワンな蕎麦ライク角ストレート!程よいザラつき加減と力強い粉風味!ゆっくり出汁を吸い込む展開!
実は数年前、少しだけテレビに出る機会があって、そこできっちり「中華そば みたか」の出番で麺のことを「和蕎麦みたい!」と公に伝えましたが、へへへ・・・言い得て妙だと思いませんか?。オーションでも配合してるのかと思うほどの、褐色ぶりでいかにも強力粉らしいザラつき感がある麺です。実に風味高いが蕎麦じゃないので、実は品やかさも持ち合わせてます。
強い風味の麺に染み入る、優しい醤油スープの一体感が・・・レトロというかノスタルジーと言うか、昭和生まれのオヤジ等を唸らせます。元の「江ぐち」が閉店してから再上京したため、その大元の味は知らんのだが・・・きっと忠実に、オンリーワンな蕎麦ライク角ストレートを再現しているのでしょう。何回食っても飽きない旨さ!。
<ワンタン> 豆粒肉餡を大胆に包み込む大判で厚めな皮!出汁を吸い込んで滑らかに!素地の旨味も伝えるよう!
平成・令和と時が流れて、拉麺のプレゼンスが食全体でも上がって高級化し、焼豚をはじめとする具材も発展。ワンタンもすごく魅力度溢れる具材と最近では感じます。しかし、こちらのワンタンは昭和からタイムリープしたかの様子。豆粒みたいな肉餡を大きく覆う皮・・・そんなレトロなワンタンですよ。今ではワンタンって立派なオカズにも匹敵するくらいですが、やっぱり憧憬のワンタンは、スープに浮かぶものってな感覚。
麺の代わりとも感じたかも。肉餡よりも出汁を吸い込んだ皮の旨さをメインに楽しんだものです。そんな感覚がそのままここにある。出汁を吸い込んで滑らかに!素地の旨味も伝えるよう!。当然、以前にここで麺抜きのワンタンも食したことがありますが、ガッツリとワンタン食えるので結構オススメ。瓶ビールを何本も並び立ててる常連さんには人気!(酒で腹が膨れて麺食えんからワンタンだけくれってパターン?)。
<半熟卵> 卵本来のフレッシュな旨味が温かく味わえる!シンプル・イズ・ベスト!麺に絡めて堪能!
茹で釜はマジック!麺も茹でるし、ワンタンも茹でるし、卵もポーチドエッグみたいに同時進行で茹でます。平ザルを器用に捌いてそれぞれを分けて引き上げるのが、いつ見ても感心するしカッコいい!。御店主は随分私よりも年下なんだけど、尊敬の眼差しを送ってしまいます。
ポーチドエッグ調の半熟卵がナイス!。シンプルに卵本来のプレーンな旨さ!ピュアな旨さが味わえるが、温かみを持ってそれらを知るってな味わい方。白身が熱りとろりと滑らかに卵黄と絡むのが実に素敵なのです!。麺と絡めるのが最高すぎる!。
<他具材> 出汁に浸って凛々しいメンマ!脇役に徹する可愛い煮豚チャーシュー!
メンマもチャーシューも古風ですが、結構いけます。それ単体で皿でもらってビールのツマミにするのが常です。極上のツマミになるってことですから質感もなかなか。なかなか深く昭和の風情が滲むアイテムです。今回はワンタンと半熟卵に意識が注がれてしまいましたが、出汁に浸って凛々しいメンマ!脇役に徹する可愛い煮豚チャーシュー!激しくオススメ!。
総じまして「あやしいビル地下に広がるハートフルでノスタルジックなスペース!そんな風情染み入る一杯!」
・・・と言う感動の嵐!。まぁ一回来てみなはれ・・・和み度ハンパないっすから。気持ち良いほどの優しいくも懐かしい空気感を、若い世代がきっちり受け継いでるから、日本も捨てたもんじゃないと思うことしばしば。この店に通えることがラッキーと思えるこの頃です。旨いものはみんなで食おう!と言うのが信念だから今日も激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!