ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4497】 麺や 千日紅 (東京・南阿佐ヶ谷) 濃厚煮干しつけ麺 大盛 + 味玉 〜まさにガッツリ体験!濃厚なつけ麺充実感にゴージャス肉盛り迫力!まさに鬼に金棒!

南阿佐ヶ谷もついに拉麺激戦区か!?
 ラーメンデータベースを眺めてみると、南阿佐ヶ谷エリアに新店情報を発見!。詳しい場所を確認すると、どうも「めんさいぼう五郎左」のイメージ。嗚呼、入れ替わりか・・・寂しいなと思いつつ、五郎左の場所に記憶と辿っていくと、ちゃんとその五郎左はあったのだった。嗚呼、勘違い。実際は近くの角を曲がったところ。こんな至近距離で新規開業とは・・・仁義なき戦いのようでもあるが、全体で盛り上がっていただきたい次第です。それにしても、これで南阿佐ヶ谷も激戦区に近いかも。一笑・いしばし・五郎左・萬福本舗・・・・そして新たに「千日紅」が加わります。
 

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 新宿「百日紅」の姉妹店という位置づけ。百日紅の常連さんも多く駆けつけてるようで、幾人もご店主とご挨拶されてはカウンターに付いておられました。二度目の上京の時には、時々百日紅も利用させてもらったっけか。雨降ったときなんかは地下道のままたどり着けるしね。当時を思い出して、汁系の煮干そばを食らうつもりでしたが、この日はつけ麺にメニュー絞ってるとのことでした。煮干気分だったので、煮干しつけ麺。また開店日のあるあるで、券売機が故障。動かぬ券売機はメニュー表の役割。ま、開店目出度い日ですから、あまり気にせずに頑張っていただきたい!。
 

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<全体> ひょっとして開店記念?特製と間違い?と思うほどの3種の肉迫力!更に大盛無料!とは嬉し過ぎる!

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 この日は初夏を思わせる気温で、ジャケットなしでシャツ腕まくり。店内は冷房がかかってましたー。うう・・・ビール気分なんだが、まだ仕事残ってるのでじっと我慢の子であった。我慢と辛抱の違いって何?など妄想を重ねていたとろで配膳が完了!。それはこんな麺顔です!。
 

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 おおお!これ本当にデフォルト?他の客の特製と間違ってない?とマジで思う肉迫力!何よりも肉に目が点。3種の肉ですが、どれも大きさや分厚さが実にインパクトありあり。つけダレにも肉が沈んでいることを思えば、1種類だけでも納得してしまうところを・・・肉を3倍増ししたような感覚。これで千円でおつりが来ると思えば嬉しすぎるじゃありませんか!。しかも大盛無料ですから、原価に占める直接材料費がいかほどなのかが職業柄心配になるほど。更に三つ葉が飾りつけじゃなく、具材と感じるほど多めに乗ってるのも嬉しい。開店記念で気合が入ってるのは分かるが、これずっと続けるなら、実に男前なサービスと言えましょう!。
 

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 しかも味玉まで入っているぞ・・・。やっぱり他の客の特製と間違ってるんだと思いきや、新宿・百日紅の常連さんの会話を耳にしたところ、味玉は開店記念サービスとのことでした。しかし、味玉差っ引いても、値ごろ感ある展開には違いない。
 
 

 

 
 
<つけダレ> 王道のどろどろ濃厚な豚骨魚介に甘く香しい煮干のフィーリング!動物感の下支えもしつこくなくグビグビいける旨さ!

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 さてつけダレ。メニューには「濃厚煮干し」と「濃厚魚介」と分けてあるのが興味深い。とりあえず一番目立つ券売機左上端の煮干しを選んだのだが、表層の泡立ちといい、粘りがあるような質感からは濃厚さが伝わります。レンゲを沈めると、馴染みの豚骨魚介の粘りを感じる。大凡味の予測ができそうなイメージ。
 

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 いざ味わうと、馴染みの豚魚ダレの風合いなんだが、少し違うのが煮干しダレのようなのが追加されており、確かに煮干しの香ばしさを強く感じるような序盤です。ニボっとしてますが苦味は低めで、香ばしさが強く働く感じ。ビターじゃないので万人受けする旨さでしょう。粉っぽい部分もあるので、少し箸などを使って上手に溶かしてからの方が効果的です。
 

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 下支えには動物系を感じます。しかし貼りつくようなエキス感は低く、ライトな感覚なので煮干し感をマスキングしません。パンチはなく上品にサラサラと流れる白湯の如し。また醤油ダレの感覚も煮干しの香りに繋がっているようにも感じられるため、濃厚に見えて実に飲みやすいフィーリングを保つようです。
 
 

 

 
 
 
<麺> 三河屋製麺!全粒打ち込みで飴色に輝く中太ストレート麺!香りと甘味も十分!徹底的にタレ絡みつく地肌の貼りつき!

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 大盛無料!殆どの客は大盛にしてました。さてその麺ですが、麺の角が凛々しく保ちながら膨れ上がった中太麺。体感300g弱といった感じで、結構な食べ応え感じるボリューム感です。見た目の通り、全粒が打ち込まれており、更に全体が飴色にも見える仄かな小麦ブラウンが実に印象的です。
 

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 加水は中から少し多へ傾斜したような、モチモチヌツヌツとした歯応え。明るい弾力というより、引き締まった感じも受けますので、噛み締めてしっかり味わうって感覚で、終盤には少し顎が疲れました。その分風味が実に豊かで、何も付けなくても数本食らうが、小麦粉に甘味を感じるようなイメージ。
 

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 とても貼りつき感が強そうな感覚ですが、適度に湿り気があるため麺の離れはいいようです。一方でつけダレに浸すと貼り付けて絡みまくる。飴色だった麺がタレが絡んで鈍い褐色に見えるほど、ねっとりと絡みまくるのです。そしてタレ諸共食らうと、煮干しの甘さと麺の風味が実にシンクロして芳醇な旨さ。噛み締める度にまた糖化を覚えるような別の旨味にも変化するようです。徹底的にタレに絡みつく地肌感がいい感じで働いていますな!。やっぱり大盛りにして大正解!。
 
 

 

 
 
<チャーシュー> 特製に意味あるのか?と思えるほど豪華!豚バラ・豚肩ロース・鶏胸肉!どれも肉厚大判で気前がいいぞ!

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 実は、この肉が魅力度が高い。3種の肉。どれも完成度と食べ応えが良いので、店のアピールには十分です。まず一番上の豚バラ肉。これ一枚でも全体がフツーに成立するかもよ。スライスと言うより分厚いのでまるでブロック肉。配膳直前でバーナーで炙りを入れてます。秀逸なのが皮に近い脂が多いこと。豚の脂で一番うまいのは皮の直ぐ下。それがしっかりと残っている上に、焦げた部分でまた香ばしさを生む旨さです。嗚呼、この肉でビールを飲めないのが、口惜しいほど。赤身はフカフカで柔らかいし、脂身の旨さも深く浸透する旨さです。
 

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 そして、今風拉麺の定番な低温調理の豚肩ロース。美しいピンク色した赤身には、多めに脂身が差しており、脂バランスがとてもいい感じです。ソミュール液はとても薄味で、肉本来味を素直に残しているような印象。噛み締めて肉食ってる感があり、漢気が湧き上がるような旨さえす。これも実に大判!。
 

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 そして鶏胸肉のコンフィ実に分厚い!これまで食った拉麺トッピングとしての鶏胸肉の中では一番分厚い!。それが噛みちぎろうとすると、とても信じられないほど、ふわサクッと千切れてゆくのが快感です。何も付けなくても鶏肉の滋味だけで十分楽しめる。
 

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 この3種肉で本当にデフォルト仕様なのかと今でも疑いたくなるほどです。この店で特製を注文する意味があるのかと、改めて思うほどに。
 
 

 

 
 
<味変化> 黒山椒!慣れ始めた煮干の甘さに軽い清涼感と仄かな刺激!食欲再点火!

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 スダチと黒胡椒が付きます。スダチは麺の地肌にかけましょう!讃岐うどんでもそうするように、麺の風合いとスダチの酸味が良く合います。酸味が麺の風味を逆に意識させるね。
 

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 そして黒山椒!実家が京都なもので、会社の仲間へのお土産によく利用したのだが、このコロナ禍の在宅メインでは渡しようがないね・・・。さてそんな黒山椒ですが、濃厚つけ麺を食べ慣れている方なら、早めに投入すると思われます。煮干の風味が効いているとは言え、どこかで、またおまテイストを感じると思われる。なのでそれを先制するイメージで。これで風雅な清涼感と刺激が生まれますから、食欲が再点火すること間違いなしです。
 

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<味玉にハズレなし!> 濃厚なタレに埋もれない濃密でマチュアな甘み!タレに絡めて旨さ倍率ドン!さらに倍!

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 開店記念サービスの味玉ありがたし。最初からつけダレに浮かんでいるので、全体の色合いは分かり難いですが、タレの深い浸透は伺えます。その味わいですが、濃厚つけダレに負けないほどの、濃密でマチュアな甘みが印象的!。
 

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 煮干の甘味とは違った甘味なのもあって、タレの味に埋もれたりしません。むしろタレよりも甘く感じたかも。つけダレに半分浸して味を足し込んでみても、しつこいどころか旨さが倍率ドン!。噛み締めて更に倍!ってな感覚の旨さが広がります。
 
 

 

 
  
<スープ割> ポットセルフ方式!入れすぎ注意!超淡い煮干出汁であっさり仕立てで落ち着く旨さ!

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 大盛りの太麺につけダレの熱はすっかり吸い取られてしまいます。最後のスープ割りでしっかり温もりと、ほっこりする味わいを楽しみましょう。カウンターの上部にポットがあり、セルフで注ぐスタイルです。
 

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 とっても淡い煮干し系の出汁なので、入れすぎ注意。少し温もりを与える程度で止めときましょう。非常に薄味なので、逆にサッパリしていい感じ。入れすぎても腹パンで飲み干せないし、ほどほどに・・・。
 
 

 

 
 
総じまして「まさにガッツリ体験!濃厚なつけ麺充実感にゴージャス肉盛り迫力!まさに鬼に金棒!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。今回の煮干しの他に、濃厚魚介・淡麗塩・ガーリック塩・貝出汁など、つけ麺バリ―ションも豊富。がっつり肉以外にも楽しめる要素が多そう。中央線か丸の内線利用するつけ麺好きなら、激しくオススメ!一回行っとけと言う感じです。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
 

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