ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4450】 西荻燈 (東京・西荻窪) 手打ちらーめん 並盛り + 燻製ちゃーしゅー +たまご + サッポロラガービール 赤星 中瓶 〜オマージュを超えた質実なる白河らーめんの再現!さすがミシュラン・ビブグルマン級の質感!

中央線沿線のビブグルマンラーメン!

 


西荻燈 (東京・西荻窪) 手打ちらーめん 並盛り + 燻製ちゃーしゅー +たまご + サッポロラガービール 赤星 中瓶 〜ラーメン食べて詠います

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  初訪問のようでそうでもないような・・・不思議な店。移転前は「をかしや」と言う屋号だったんだが、今に移転して「西荻燈」に変更。なかなか夜遅めからの営業で訪問ハードルが高い。なので週末の昼営業目指して行けば、そのタイミングでは「をかしや」とまた元に戻っていたりする。最近は夜は自由がないんだよなぁ〜と、夜営業の西荻燈を諦めていたこの数年です。
 

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 ところがコロナ禍の都合なのか、最近の営業は平日11:30〜16:00 と時間変更されてます。これは行かねば!と言うことで、早朝始業&早退けを利用して滑り込んだ営業終了間際でございます。実は前日にも来ていて、麺売り切れで終了だった・・・そのリベンジだったりします。
 

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 なんと言っても「ミシュラン・ビブグルマン」獲得店。正直それを初めて知った頃は驚いたけど、逆にミシュラン審査員のセンスと言うのにも感服する次第です。単に名店を選りすぐるのではなく、名店を掘り起こすって仕事は素晴らしい!。
 

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<酒> サッポロラガービール赤星!ムードある隠れ家で飲むとまた格別!重厚な苦味がどことなくダンディーな味わい?

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 飲めれば何でもよかったわけだが、尋ねると「大きい赤星と小さめなハートランドがあります」とのこと。どっちも好きですが、ならば大きい方を選びましょう!。予想だにせず赤星ゲット!。実に個性的なグラスと合わせて配膳です。
 
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 ここは雰囲気がいいね!テナントビルの外観や地下の様相は昭和の匂いがぷんぷん。しかしさすが西荻!レトロな雰囲気をリノベーションと言うよりクリエイティブに活用していると言う感覚。古めかしいようで斬新さあるし、斬新なようで日常感もありなむ。地下にあるのもあって、こんな微妙な空間が隠れ家的で非常にくすぐります。そんなお気に入りの空間で味わう大好きな赤星!。いつものズドンと来る苦味と軽快な後口に広がる旨味を味わう自分が、どこかダンディーに思えたりして自己陶酔・・・。
 

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<全体> 白河系オマージュが全体的にありあり!優しい醤油の色合いに一面に広がる燻製肉の迫力!ほっこり感漂う逸品!

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 こちらは、お客さんが空間で寛ぐのを心掛けているのか、カウンターの内側にはスタフは常駐しない見たい。注文時と配膳時以外は、奥で待機ってスタイルです。奥に戻る前に配膳されたのはこんな麺顔!。
 

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 おおお!白河には行ったことないが、いかにも白河系と言わんばかりの風貌。チャーシューが多くて麺を覆っているため、その系統でシンボリックな麺のフォルムは一見では確認できないが、優しく穏やかなスープの醤油ブラウンが動物エキスを煌かせて綺麗!そして燻製の肉がみっしりと迫力ありつつ整然とした並べ方。実に質実そうな迫力が伝わるではありませんか。そして青菜と味玉の色合いは鮮やか!。白河系オマージュがありありと全体から滲み出るじゃありませんか。
 

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<スープ> 鶏の明るさ!豚の優しさ!旨味がしっかり溶け込む穏やかな醤油ブラウン!素直なカエシの輪郭に全体的にはあっさり仕立て!魚介低めで素朴さありあり!

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 さてスープから。脂の煌めきから鶏の風合いを予測して味わうと、いやぁ〜優しい旨味!。閃くのは鶏ならではの明るい旨味に、豚由来の優しい甘味が一体化しているような印象。しかも全体的には「あっさり」というのがピッタリで、早朝でも一滴残らず飲み干せましょう!。
 

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 あっさりに仕上がってるので、魚介などの旨味も感じましょう・・・と思うが、ビールで鈍感になってるのか、動物系以外には醤油の輪郭が先に伝わってくる?。もしくは魚介系は低めなのかもしれません。醤油は塩気と言うより風味と言う印象。香りからくる味わいの輪郭は、割とキリリとしていると思うのだが、それでも全体では「あっさり系」と思えてなりません。
 

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 やがて味わい続けると、自家製麺から滲む炭水化物の余韻やら、燻製ちゃーしゅーから受ける香りなどもしたたかに出汁は受け止めている様子。最後に残ったスープは、それなりに複雑な旨味が溶けるあっさり印象でありました!
 
 

 

 
 
<麺> 自家製麺!ミクロでランダムに波打つ縮れ感!細縮れ麺!多加水系で汁を吸い込みツルツルさ格別のスベリ感覚!もちもち歯応えと汁と具材の絡みが楽しい!

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 以前食った「をかしや」と全く同じ席で食したのもあってか、微かに麺の記憶が残ってるイメージ。引き上げる前から「縮れ」だとは思っていたが、個人的には前回よりスリムなフォルムの縮れだなぁと言う印象です。確か・・・もう少しグラマスで平打ち?のピロピロ麺だったと記憶していたが思い違いか?。なぜか同じ自家製麺の葉山@牛込柳町の麺を連想してしまったが、あちらは山形系だったっけか?。あれこれ思いつつ、静々と味わい進めて行きます。
 

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 見た目よりも多加水!縮れが強くて影が立つので分かりにくいが、意外と艶っぽい地肌してます。そして汁をバクバク吸い込む。ツルと滑って、ボコボコとした感触を与えつつ、噛むとモチとしておる。端的に表すなら・・・ツルボコモチ麺!。噛み締めると出汁の旨味と、麺の素地の甘味が十分に楽しめるはずが、楽しくてすぐに飲み込んでしまう!。少し自分でもったいない食べ方してると思えてなりません。
 

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 汁の絡みと吸い込みも素晴らしいが、是非とも具材とか薬味とも絡めて食していただきたい!。ザクザクな薬味ねぎはもちろんのこと、燻製ちゃーしゅーや、青菜やメンマなどと味と歯応えを重ねて楽しみましょう!。家に帰っても晩飯あるから、今回は並盛りにしましたが、「東北サイズ200g」「大盛250g」なんかもフツーにいけてしまいます!。麺増し激しくオススメ!。
 

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<チャーシュー> 燻製仕立ての風味と出汁の旨味がナイスバランス!噛み締めて肉本来の味わいも深い豚肩ロース肉!

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 燻製チャーシューって実はバリエーション多く感じませんか?。食紅を周囲に染まらせた古風な吊るしのハードなタイプもあれば、妙にしっとり仕上がってるのもあったりする。そしてジューシーなのも!。肉の部位の違いも大きいと思いますが、こちらの妄想的な発想で感じるところを伝えれば、吊るし燻製を薄出汁で煮豚にしたようなイメージ。例えの話だからその通りに受け取られたならあしからず。
 

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 ロースか?と思ったがメインは肩ロースの様子。いずれにせよ脂身は少なめで赤身の肉味で勝負!そして燻製に香りが滲むので、見た目の大人しさよりは肉食ってる感覚がありあり。出汁の旨味と肉味と香りが同時進行で楽しめるようです。また、ほぼ丼を一周する花びら盛りもいい演出。味玉・青菜・メンマの下には、チャーシューが埋まってるほど、実は肉ボリュームあるのがナイス過ぎるのです!。肉増し400円はお高めだけど、しっかり演出はしてますな!。
 

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<味玉> 玉子本来のナチュラルな風味も残し・・・出汁浸透の旨味も軽く感じさせる朗らかな旨さ!

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 全体的な仕上がりは白身はややハードめ、卵黄は固茹でなりかけ準備段階でジュレ部分を少し残す様子です。薄出汁のはずだが白身への浸透が深いので相当卵黄にも浸透してるはず。ですが、玉子本来の味わいがキープされており、出汁と玉子の旨味は半々のバランス感。
 

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 マチュアな甘味や濃密なコクではない仕上がりですが、これがナチュラルで旨い味玉と言うべきか?。全体のあっさり風合いにもすごくマッチするし、これも好印象!嗚呼、味玉ってすごい!旨さハズレなし!。
 

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<他具材> メンマはあっさり仕立てで麦酒に合う!やっぱり青菜はほうれん草!甘味が嬉し!

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 最後に少しだけ。メンマは薄味で素材の味わいも感じる質感。ポピュラーが短冊型ですがサイズが大きめで安っぽさはなし。味わいも穏やかで酒が進む。また青菜はほうれん草。色鮮やかでこれはきっと、茹で上げ直後に冷水で締めてるはず。ほうれん草は甘味を感じるので旨し!。出汁に沈めて吸わせて絡めて・・・青菜を食らうのも一興です。
 

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総じまして「オマージュを超えた質実なる白河らーめんの再現!さすがミシュラン・ビブグルマン級の質感!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。行列を作るような味わいと言うより、思わず好きになってしまい通うとか、安らぎを求める旨さの中に緊張感が隠れているような一杯。都内に崇高なラーメン数あれど、これをチョイスするビブグルマンの審査員は素晴らしくも面白いセンスかと!。ちょっと分かりにくい場所だけど探検気分で訪問&実食はいかが?激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
 

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