ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4423】 麺屋 鈴春 (東京・本郷三丁目) 醤油つけ麺 + 藻塩&すだち + 味玉 + アサヒスーパードライ 中瓶

つけ麺どハマり!次は宣言通りに醤油で攻めてみた

 

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 とある連休。日頃行きにくい店で食おうと都心に向かう電車に飛び乗るものの、行列にはあまり絡みたくないもんだ。それでも旨いもん食いたいと言うジレンマを抱えます。ふと思いつくのが「麺屋 鈴春」。名店「麺屋 一燈」の重役が独立なるお店。お茶の水から緩い坂道昇って辿り着きます。
 

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 こちらはひょっとしてビジネス街に近いから休日の方が空いているのか?。不思議とあまり並ばず食えるし、妙に回転が良いのが印象的。それに旨いからね!。今回もひょっとして?と思い訪問してみると狙い通り!。へへへ・・・実はここのつけ麺どハマり!前回訪問後のレビューでの宣言通り、今度は醤油で攻めてみました。
 
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<酒> アサヒスーパードライ!一口目が世界一旨いかも!都心で中瓶450円でおつまみ付きはかなりお得!

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 実は券売機の前まで行って・・・そのまま踵を返して帰ろうか、はたまた暴れようか(ウソです)思ったかも。「瓶ビール」のボタンが販売中止の赤ランプが点灯してました。正直マジがっくりだったのですが、ここのつけ麺旨いのは知ってたので、食ったあと別の店で飲もうかと思い直してカウンターに着席。しかし、諦めがつかず・・・本当にビールは販売中止ですか?と尋ねる次第。ほんとしつこいオヤジは嫌われる・・・。しかし・・・予想外に「申し訳ございません!」との返答で、その場で現金精算して思わずゲット!心の中でガッツポーズ!やれやれ・・・酒好き執念って感じ(アホです)。
 
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 アサヒスーパードライ!これは一口目が世界一旨いか!とマジで思っております。しかも都心で中瓶450円でおつまみ付きはかなりお得!おつまみも日によって趣向が変わり、今回は穂先メンマ。しっかりボリュームもあって甘みがあり、スーパードライの辛口に合うじゃないか!。へそ曲げるどころか一気に上機嫌!。多分これもあって、ここ通い続けると確信に至ります。
 
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<全体> デフォルトでも特製のようなプレゼンス!揺るぎないタレと麺と具材達が横一列で迫力満載!

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 酒を飲みながらだと、つけ麺の方がゆっくり味わい続けられるのでいいよね。麺が時間経過で変化することがとても少ないから。今回は、存分にゆっくり味わいながら食らうぞ!と期待してたところで配膳が完了。それがこんな麺顔です!。
 

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 おおお!今度は横一列の配膳パターン!?。つけダレ・具材・麺等を並べると、ちょっとしたパノラマ風な麺顔ですよ!。具材別皿スタイルでトレーがかわいいサイズだからどうしてもこうなってしまう。ちなみに前回の塩つけ麺の場合は、手前と奥に広がるパターン。写真メモ撮るにはいつも悩ませますね(笑)。しっかしいつもながら、こちらの麺の旨そうな姿と、つけダレの色合いの深さは絶妙!。食らう前から、旨さ突き抜けを確信させる自信が溢れているように思えます。具材と麺は、既に体験済みですが、醤油つけだれは今回が初めて。「コーチン油」「煮干し油」と香味油を選べるようになっており、今回は汁系のデフォルトイメージに近い「コーチン油」をチョイス。そのためか、鶏油がゆらめく姿がとても艶やかな美しさを感じさせてくれます。
 

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<つけダレ> ぴっちりピントが合い心地よいカエシ!醸造の香りに軽やかな乾物旨味!コーチン油で華やかにコク深くし!

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 さてつけダレ。まずは一口そのまま味わいますが、そのままギリギリ飲み干せそうなカエシの濃さが印象的。塩気がキッチリしているが尖りはなく、出汁感をイメージさせるもの。そしてその香りには醤油の醸造感が実に芳醇に広がり、醤油が完全に出汁の主役ってな感覚で、ぴっちりピントが合い心地よさが広がります。ここに名古屋コーチン由来と思われる鶏油が色っぽく広がり甘みを伝えると言う味構成。コーチン油で華やかにコク深くし!。
 

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 旨味に落ち着き感があることから、一定に魚介系が溶けている様子。色々ある中で貝類や昆布類も想像しましたが、煮干しが微かだが印象に残るような輪郭。醸造の香りに軽やかな乾物旨味!ってな印象でしょうか。塩ダレも旨かったが、これも甲乙付け難しの旨さ!。
 

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<麺> 心の味食品!オーバルで膨よかな麺線と歯応え!昆布水に浸りながら小麦粉の甘みをしっかり伝える!

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 麺が旨い!。前回も伝えたと思うが、噛み締めると甘みを感じるようなところがあり、それが塩気と絡むところを噛み締めるのが実に痛快に思えるほど旨いのです。まずそのまま何も付けずに3本ほど手繰って食らうが、昆布水の風味がアシストするものの、そのままで小麦粉の甘みを感じるほど。この状態で、藻塩を試すことを激しくオススメいたします。海塩ですから旨味ある塩ですが、それだけで麺がバクバクといつまでも食えるかと思うほど。麺と塩だけで旨し!。
 

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 甘み含む麺は、つけダレの醤油味にも相性抜群。更に鶏の旨味や香味油も入っており、これらに濡れると甘みが反応して旨味へと昇華するかのよう!。つけダレの塩気に触れると一層甘みを感じるようにすら思えます。また見栄えも良いが啜り上げるシルエット感も優れもの。微妙に麺がオーバル状に膨れているのもあって、リングイネのような楽しさすら覚えます。
 

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<チャーシュー> 鶏豚2種!脂滑らかで赤身に熟成感すら覚える豚肩ロース!淡麗の中に優しい滋味を感じる鶏胸肉!醤油味で更に映える旨さ!

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 そのままでも十分美味なる鶏豚2種肉。これが別皿になってるためにセットされると全体が一気に広がって多少食べにくくも感じるけど、やはり見栄え感はありますね。しかしそれだけに騙しがきかない。自信の表れとも受け取れる肉の盛り付けです。麺皿に広がる昆布水や、つけダレの影響を受け過ぎないようにと別皿にされているのかもしれませんね。
 

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 確かに旨い!まず鶏胸肉から順番にいただいたが、軽くつけダレに泳がした後に食らうと、鶏油の甘さと醤油の塩気が軽くのり、胸肉の淡い滋味に一気に色合いをさすような旨さの広がり!嗚呼、そばにビールがある幸せだよ。肉の旨味をぐいぐいと引き出すようにすら思えてくる旨さの広がりが素晴らし!。
 
 

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 続いて豚肩ロースですが、赤身の部分と脂身の部分がキッパリとしている。肩ロースに近い部位か、またロース肉かもしれません。まるでロースハムの如く既に下味がしっかりと浸透しておる風貌。それをまたつけダレに泳がして食らうが、旨さ絶品!。元々、肉類をはじめフライ類も醤油で食らうのが一番好きなのもあって、熟成感覚ある肉の旨さに醤油の風味が加わるだけで絶品!。特に脂身が醤油つけダレに濡れた部分は、塩気と甘みを同時に感じて旨さが一気に昇華いたします。券売機に「肉増し」と言うボタンを設けてくれることを激しく期待したい!。
 
 

 

 
 
<メンマ> 材木状の逞しき極太!フレッシュ感ありつつバキッと歯応え痛快!醤油つけダレ相性抜群!

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 これも前回通り、期待通りの旨さです。メンマは「風味」「歯応え」「カタチ」で好きなタイプが別れると思いますが、見栄えと歯応え重視な方ならオススメかと!。見た目よりはフレッシュな風合いなので、誰にもウケる味わい。そして材木のように極太感が嬉しいです。繊維質は太めに感じますが歯切れが良い。単に柔らかいのではなく、バキッと小気味よく千切れるところが秀逸です。薄味なので醤油つけダレの風合いをよく移しますし、味わいとしても酒に合うと言ったところ。メンマは追加ボタンで購入可能ですので、ビールと合わせてつまみとして別皿でゆっくり味わうもよろしかろうと思われます。酒好きメンマ好きなら激しくオススメ!。
 

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<味玉にハズレなし!> 出汁の浸透がしっかり奥まで染み入る!熟したようなマチュアな濃密甘み!敢えて醤油に浸て食らう旨さ!

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 出汁がしっかり浸透して熟したような深い味わいを表す味玉です。白身までしっかり味わえるのがいい!。また卵黄は言うに及ばずしっかり浸透したあとに、まるで熟したような甘さを感じさせます。全体にジュレ状態が広がるタイプで舌にも絡み残りやすいイメージ。そのままでも十分旨しです。
 

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 そこを敢えて醤油ダレに浸して食らう!。濃密な甘みにじっとりした醤油が香るカエシを足して味わうと、仄かに甘辛感が加わってこれまた旨し!。酒はもちろんのこと、ひょっとして白飯に乗せて食らっても楽しめそうです。嗚呼、やはり味玉の旨さにハズレはないね!。
 

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<スープ割> 淡くホットな魚介出汁で割るもよし!麺の風合い残る昆布水で割るもよし!〆方自由自在!

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 コールするとポットを配してくれます。前回は麺丼にある昆布水に割った後に楽しみましたが、この日は寒かったのと、醤油味をしっかり感じたくて、ホットなスープ割りのみに集中してみました。淡泊な魚介系の出汁を注ぐと、これまでの凝縮された旨味がまるで出汁で因数分解されるかのように、非常にわかりやすい旨味に変貌。このまま細麺でも入れてラーメンで味わいたいほどの、ほっこりしつつもしっかりした旨さが広がります。淡くホットな魚介出汁で割るもよし!麺の風合い残る昆布水で割るもよし!〆方自由自在!。まさにつけ麺の楽しさ、ここにあり!。
 

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総じまして「タレは滋味深く!麺は美しく甘みを醸す!具材質実で趣深い味わい!つけ麺好きなら一回食っとけ!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。これで塩と醤油のつけ麺を両方食したことになりすが、どちらが旨いか・・・甲乙つけ難し。こちらはつけダレに香味油のバリエーションが選べ、飽きさせない工夫もありますので、東京在住のつけ麺好きなら一度は食らうことを推奨いたします。都心ど真ん中、デフォルトで950円でこの質感の高さですからね・・・激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
 

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