ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4422】 麺処 一笑 (東京・南阿佐ヶ谷) バリカタらーめん カラベジ + 野菜大盛 + ヱビスビール 中瓶 〜楽しさ旨さ!組み合わせ次第で無限大!オモロくて旨し!濃厚好きなら一回食っとけ!

楽しさ旨さ自由自在!濃厚豚骨の無限の可能性!

 

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 緊急事態宣言もあって、無闇に混雑エリアやら行けなくなってしまいましたね。休みとは言え寂しい限り。近場で麺活動するとしましょうか。今回は行列避けつつも旨い店探そうと一苦労しまして、考えついたのが、南阿佐ヶ谷の「麺処 一笑」さん。確か数年前にTRY新人賞も獲ってたはずで、実力は確信できるし、以前食った記憶もあり好印象。
 

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 開店直後に並びなし。でも満席。ま、狙い通りと言うことでしばらくしてから入店です。こちら、まずベースとなるラーメンを選んでから、トッピングを選ぶと言うシステム。基本的には豚骨系のお店です。「辛辛らーめん」と言うものあって、気になって待つ間ネットで調べてみたら、「井の庄」の関係者だったのね!すっかり記憶から欠落しておりました。
 
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 色々とトッピングも種類と個性があって、色々迷った中で、「カラベジ」「シビベジ」「ブラベジ」の3つに絞る。説明を聞くと辣油が楽しそうに思えたので、今回は「カラベジ」をチョイス!。天気がいいけどすごく寒い日だったから、辛いの食って温まるかと単純に思っただけだったのかも・・・。
 

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<酒> ヱビスビール!図太い豚骨にズシリと苦味の旨いプレミアムビール!最高の休日!

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 この日、自宅エリアの最低気温はマイナス4度。メチャメチャ寒かったのですが、たとえそうでも休日!だったら食らう前に飲むぜ!へへへ・・・今回は、ヱビス中瓶でございます。若い時はプレミアムビールなど手が出ずでしたが、本当は旨さがよく分からなかっただけなんでしょうね。今では苦くて図太く、味が濃ゆいのが好きになってしまってます。
 
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 何がプレミアムなのだというと、麦芽量がフツーより多めなのだとのこと。昔のTVCMでもそう言ってたような記憶で、だから若い頃は「重い味」と感じたのでしょうか。それを単に重い味とすることなく、飲み易く華やかになるように熟成期間も長いようです。これはプレミアム系には共通しているようで、キリンのビール工場見学でそんな説明受けたような記憶?。嫁さんと若いころのお安いデートでお酒の工場見学良く行ってたんですが、味わいながらそんな思い出も浮かんでは消える・・・麦酒の泡のように。
 
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<全体> 唯一無二の豚骨&野菜コラボ!重厚感たっぷりの豚骨に辣油塗れの野菜盛りの迫力!

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 配膳が早いので驚き!そうか、麺がバリカタだからそういうことか?。昔の思い出に浸っていたのも束の間で、いざご対麺!それはこんな麺顔でした!。
 

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 おおお!一気に丼が2つも配膳されるかなりの迫力ですな!汁麺とトッピングが別れているだけとは言え、それぞれが重厚感とボリューム感を与えますから、なかなかの圧迫感です。しかし胃もたれしそうとは思えず、旨そうな見栄えと香りにすでにハマったような感覚!。単品の素ラーメンとしても成立する豚骨麺は、バリカタ博多麺が綺麗に整っており、スープが濃厚なので沈もうとしていない。また具材は山盛りでキャベツともやしが迫っているものの、上から食べる辣油のようなタレがドバドバとかかっており、更に一味唐辛子がこれでもかと降り注がれている。このまま混ぜ返すだけで、おかず2人前にもなりそう。ううう・・・ここ初めてじゃないが、こんなに面白い店だったっけ!?。何となく食らう前からハマってしまったみたい(笑)。
 

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<スープ①> まずはプレーンで!直球勝負の濃厚豚骨!コラーゲン芳醇で嫌味なし!素のままで極上リッチ!

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 汁麺と具材が別れているから2回楽しめそう!まずはプレーンでいただきます。これが期待を超える旨さで冒頭から興奮!。近年めっきり濃厚豚骨とやらを食らう機会が激減しているのもあって、ズドンとくる豚骨のリッチな重厚感が新鮮な感覚!。ゲンコツから溶け出して更に煮詰まったようなドロドロトロ味が実に痛快!。生ニンニクが有料だったのでスルーしてしまったが、ここに溶かすべきだったな・・・。スープが少し灰色に染まったように見えるのは、豚骨の髄がしっかりと溶け出したようなイメージ。
 

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 濃厚なのにワイルドさはなくむしろ上品!不思議。ざらつきが一切無くてまるでクリーミーとすら覚える仕上がり。そして何よりも濃厚豚骨特有のエグミが無いので、女性にもオススメ!食って良質コラーゲンが摂取できるという感覚ですよ。むしろこのままでも完成系と言えるので、これからカラベジ投入して味変化させる必要あるのかとすら、思えてしまうんだが・・・。
 

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<麺> バリカタ麺!熟成感ある風味が濃厚!不思議といつまでもクシクシがキープする旨さ!

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 九州系の豚骨に精通してる方なら、硬さに拘りお持ちなんでしょうね。バリカタは歯応えに麺の熟成した風味を歯応えで知るようなイメージで、クツクツした歯応えが痛快。しっかり麺自体も旨しです。濃厚スープだからあまり沈もうとしないばかりか、麺と麺の隙間に汁が貼り付くようで、なかなか外れようとしません。なので箸でリフトしてもそのままスープが絡んで持ち上がるばかりです。わざわざ汁に沈めなくてもいいかと思います。
 

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 面白いことに、この低加水のクツクツ感がずっと持続します。麺の密度感が高いのと、スープが超濃厚であるためか、その組み合わせは浸透圧の違いもあって水分を吸い込まないのか??。汁が少なくなるとまぜそばか汁なし系か?錯覚にすら陥りそうです。これが後々になって、面白い展開になってゆきます。
 

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<チャーシュー>  醤油ダレの深い浸透に程よく脂の抜けた感!ローストの香ばしさに肉味染みる旨さ!

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 具材の丼に目を移しましょう。まずチャーシュー。分厚めなカットですが割とゴロゴロしたようなサイズで、醤油系のタレが深く浸透し、ローストされてるのがよく分かります。肩ロース?。脂身の少ない部位だと感じましたが、むしろ余計な脂が抜けたような感覚。赤身の肉本来の旨さとタレの味わいが、実にいい感じで白飯に乗せて食らうとかなり旨そうです。これは酒のつまみにも最適な仕上がりで、これによりビールが心地よく進みました。正直言うと、もう少し欲しかったかもね。肉増しもいいかと!。
 

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<野菜> 甘みある茹でキャベツの甘さ!淡いフレッシュさのもやしがマシマシサイズ!食べれる辣油が塗れまくり!

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 よくある温野菜タイプ。キャベツともやしは2:8と言うイメージ。キャベツは色合い鮮烈でいい感じの黄緑色。噛み締めると甘みがふんだんにあって実に旨い!。キャベツはシャキッとした仕上がりで二郎系のそれよりフレッシュ感が高いイメージ。熱々部分を噛み締めるととっても淡いが仄かな甘みを感じさせます。
 

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 上にかかるのは辣油。食べる辣油みたいな感覚で、一味や山椒等のスパイスが粉末状になって乗っています。油分は下に抜け落ちて溜まってると言う状態。更にこれでもかと一味唐辛子が降りかかります。混ぜ返すと一気にホットな感覚が全体味広がって、いきなりパンチが増す!。チャーシューも混じるとまさにオカズな一品に早変わりだね。こちらは、野菜の上に乗せる薬味でいろいろ味変化が大いに楽しめるので、いろいろ試してみるのがいいですね。この時点ですでに制覇欲も芽生えている私です。
 
 

 

 
 
<野菜を投入!> 濃厚豚骨から麺顔一転!まるで激辛汁なし系の様相!コク深さに辛さと野菜甘みのフレッシュさが混じる旨さ!

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 ここからが本番!一気に具材を全部投入と思ったのだけど、入りきれないので野菜は少し残しておきました。さて、濃厚豚骨に辣油と野菜がガッツリ溶け込み合体します。具材を処理しないとスープに辿り着けないので、野菜からがっつきますが、これがメチャ旨!。
 

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 野菜の甘みと辣油の辛さ、ここに濃厚豚骨のコクがプラスされるので、まるでつけ麺か汁なし系のタレのように味わいが濃厚になります。その味の濃厚さで野菜を食らうと言う楽しさが堪らん!これと同様にチャーシューも絡めて食らうと、嗚呼・・・旨し!。別の肉料理に変貌したのかと思うほど、ソースのかかった肉のような旨さに昇華して変貌です。繰り返しますが、この店こんなに面白くて旨かったっけか!?。深く再認識!。
 

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 シャキシャキ野菜の隙間にスープが絡んで入り込む。どんどんと汁が減ってゆくような錯覚で、全体が少し汁なし系に変化したようなイメージにもなります。バリカタ博多麺は、野菜に絡む汁なし系の様相に変化し、クシクシした歯切れに、ザクザクとした歯応えが入り混じり、面白い旨さにまた変貌!。炭水化物で肉野菜を食らう楽しみも表現され、旨さ爆発!。
 
 

 

 
 
<スープ②> 濃厚豚骨に辣油と一味!野菜の甘みが降りかかる!激辛濃密タレに一気に変化! 

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 改めてスープを鑑みますと、濃厚豚骨って味変化に優れているのですな。辣油と絡むと、辛味噌と似た重厚感ありつつも、動物エキスのダイレクトな野趣も感じることができて旨さ秀逸。またブラックペッパーや山椒も混じりと、担々麺でとは別物のズシリとした刺激感が楽しめそうです。私は前回、トマト入れてイタリアン風に楽しんだようですが、刺激旨味の方が味わいとしてはハネる気がいたします。そして・・・生ニンニクは必須アイテムの様子。次回は忘れないようにせねば・・・。
 

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<〆は?> 残った野菜でスープを「野菜割り」!?発想次第で可能性広がる割り方!

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 汁の残りが少なくなってしまった:汗。ライスでも放り込んで締めたいところ。隣の他客は常連と見えて、ここに替玉を放り込んで、和え玉風に締めておられました。それもナイスだね。私は残った野菜を放り込むと、丁度「野菜割り」のような感覚になりましたので、それで締めました。
発想次第で可能性広がる割り方!。実にオモローな店!。
 

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総じまして「楽しさ旨さ!組み合わせ次第で無限大!オモロくて旨し!濃厚好きなら一回食っとけ!」

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 ・・・と言う大感動の嵐!。他にもあっさり系のメニューもあるし、また敢えてハーフサイズにしてトッピングを増やしてガッツリ食らうと言う方もおられました。まさに旨さ楽しさ自由自在。南阿佐ヶ谷駅が最寄りですが、JR阿佐ヶ谷駅からも十分に歩ける距離。最近濃厚豚骨系食してないなぁーと言う方には激しくオススメ!。一回来てみなはれ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
 

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