ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4342】 麺家 紫極 (埼玉・さいたま新都心) チャーシューメン + キャベツ + 半ライス + キリン一番搾り生 中瓶 〜重厚でもグビグビ飲ませる至極の旨さ!まさに埼玉トップクラス家系!

秋晴れに誘われてプチ遠征!埼玉随一の家系を狙ってみた

 

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 朝は放射冷却みたいな弱い冷え込みを感じますが、日が昇るにつれ気温はグイグイと上昇。雲が一点もなく風も緩い。そんな休日は、少し遠出もしたくなるーーー。久しぶりに埼玉エリアを狙ってみました。実は私、埼玉県に住んでたこともあって、割と土地勘もあるし親近感ある方。でも「さいたま新都心」が開発される前の話でして、初めて降り立ちました。うー・・・ショッピングモールやらアミューズ系の建物も多く、発展がすごいねー・・・。子供が小さい時はよくこういったところに出かけたものですが、今では親子喧嘩もしてしまいます(ちょっと気持ちが凹んでる)。
 

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 せっかく大宮方面に出て来たのだから、思い出に残る店行こう!。二郎・大勝軒など実に興味深いですが、今回は家系!。ラーメンデータベース、お店注目度ランキングTOP10内に入ってる「麺家 紫極」さんへとやってまいりました。最近、ちょっと家系がマイブーム。直系とはまた違う名店に行きたかった次第。
 

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 しっかし家系ってのは、店先に近づく前から存在感がありますよ。緩やかな風に乗ってその香りが漂う・・・。近くのパチンコ屋の看板が見えたあたりから、豚骨醤油のフレーバーで空腹を刺激しまくりです。ちょっとやってくるのが早すぎたので、パチンコ屋の喫煙ルームを借りて一服してるうちに、ゾロゾロと行列できてしまって、結局出遅れてしまうミスは痛かったが(苦笑)。
 

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<酒> キリン一番搾り生!突き抜ける秋晴れの下・・・格段に感じる旨さ!ナイスなお通しもアシスト!

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 食らう前にまずは飲むぜ!だって休日だから。キリン一番搾りのボタンに「おつまみ付き」とあるのが更に嬉しいね!。ラーメントッピングのチャーシューとキャベツ。そこに少し醤油だれを垂らしてあるシンプルなものですが、これが絶妙にビールに合いますな。少し洒落た逆円錐形のグラスに注ぐ泡立ち見てるだけで、気分は開放されます。
 

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 天気が超いいから、出入口も開けっぱなし。秋晴れの街の雰囲気が店内にも入り込むようで気持ち良し。また店内には、大型扇風機も回っており、季節外れの夏の余韻すら覚えます。堤真一になり切って自己投影しながら味わうと妙にうまく感じますよ(昔、売れる前の頃にバイト先で出会ったことあるけど、実物は更にかっこいい)。
 

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<全体> 野菜の青さと迫力の肉!海苔山脈に思わずうっとり!食欲ボルテージ上がりっぱなし!

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 どことは覚えてませんが、時々「かため」と「やわらかめ」がほぼ同時に配膳されることがあるけど、いつも心のどこかで引っかかってるのよねぇ〜。しかしこちらは、かため・ふつう・やわらかめ・・・が、こちらはしっかり順序立てて出てくるから信頼感高まります。カタ麺主義者な私は、少し順番抜かし気味で早めに配膳されました。それはこんな麺顔!。
 

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 おおお!さすが家系の迫力!凛々しく聳え立つ海苔山脈と、青々としたキャベツとほうれん草が、くっきりと麺顔を映させて旨そうです。そして主役のチャーシューはワイルドに見えて実は綺麗に扇状に並べられてる。肉の迫力に美しさも感じます。そしてその隙間からはじっとりした重厚感がうかがえるスープ。ポタポタしたエキス感すら想像できてしまうほど。すでに小ライスも準備が済んでおり、空腹もこれ以上辛抱するのも限界!。一気に実食スタートです。
 

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<スープ> ずっしりとした豚骨の重厚さに円やかな鶏油の旨味!醤油の塩気と結びつきグイグイと食わせる旨さ!

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 レンゲを下ろすと豚骨醤油らしい深くて明るいベージュカラーが流れ込む。多少とろみを感じつつ味わうと、冒頭から頭の中で「うま!」と叫んでしまう。そして飲みやすい・・・。濃厚豚骨らしい野趣な感覚もありますが、嫌味がないと言うかスルスルと抵抗感なく飲めてしまう。けどエキスの重厚さはありありで、食うとズドンと腹に落ちて充実感ありそう。塩気のパンチはあるが尖らず。豚骨のエキスとよく結びついて調和が取れているイメージです。
 

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 また程よく鶏油のフレーバーも仄かに漂い、豚骨醤油にまた違ったコクを生み出しているのが良くわかる。ライスに合うとこの時点で再認識してしまいます。ゆっくりと後半には野菜の旨さの滲むのでしょうが、その前にやることは味変化。私はシンプルに「すり下ろしニンニク」の一本勝負!少し多めに入れて、味をシャープに仕上げてみますが、やはり豚骨醤油にニンニクはテッパン!。別に隠れてた味が復活したかのように、生命力を感じるイメージですかねー。
 

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<麺> 酒井製麺!王道の中太麺!ハードな物腰でも汁と良く絡むスベリ心地!密度は低めでスパスパした歯切れが小気味よく続く旨さ! 

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 王道の家系スタイルの麺。やや平べったく角がない中太麺。縮れではなく捩れと呼びたい、ややボコボコとしたフォルムに、濃厚なスープがまとわりついたような見栄えです。汁の浸透より絡ませるのが得意そうで、ニュルニュルとやや重いスベリ方をしますが、そこがまた面白い。
 

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 前歯を立てると割とスパスパと切れ込むようで、密度感・潰しは低めな印象。なので重厚なスープとはバランスが良いと思え、歯切れの良さを楽しみます。これが好きなので毎回「かため」をコールするのですが、やわらかめも結構コールする人多いのねここでは・・・・たまたまだったのか?。
 

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 海苔は3枚あったので、1枚麺に絡めながら食しました。小ライスには2枚移動。海苔の風味が強いので、中太麺にもバランスよくて旨し!。
 

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<チャーシュー> 分厚く大判の煮豚肩ロース肉が6枚!浸透する醤油ダレ塩気と脂身の甘味で旨さ迫力満点!

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 赤身が多い部分、脂身が多い部分、それぞれバランスよく入ってました。大判で肉厚な肉が合計で6枚。柔らかい噛み締めで味わう煮豚タイプのチャーシューです。醤油ダレの浸透が程良くて肉本来の味、脂身の甘味と深く融合して、マジ旨し!。6枚が負担なく食える。これも酒と飯両方を誘う旨さですね。
 

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 直系のチャーシューはスモーキーな香りがあるけど、こちらはやや低め。それよりタレが一体化した旨さが絶妙なタイプ。家系と言う同じ味わいフォーマットであっても、いろいろ肉も味わいが違うのが面白いところです。浸透する醤油ダレ塩気と脂身の甘味で旨さ迫力満点なのだ!。
 

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<キャベツ> 色鮮やかでフレッシュ感満載なる葉野菜の食感!そして甘味!スープに絡んで旨し!汁も溶けスープ旨し!

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 京都生まれの私は、「京都九条ねぎ」と言うトッピングにも惹かれるのですが、最近追加するなら「キャベツ」とパターンが定まって来たようです。本来は海苔増しもしたいところですが・・・海苔増しボタンは売り切れランプ。
 

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 早い話がキャベツの温野菜。キャベツの色合いが濃くてフレッシュ感あり。そのまま噛み締めるとシンプルな野菜らしい甘味が口の中に広がります。本当に優しい味わいで、ここにニンニクが混じる重厚豚骨醤油味に溶かし込む。ソースに絡んだ温野菜のようにキャベツが旨し!。またキャベツからの汁がスープに混じって、マイルドな旨さへと運ぶ。相乗効果も期待できるナイスなトッピング。家系なら追加すべし!。
 

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<ほうれん草> クタクタ一歩手前の柔らかさ!スープに沈めた塩気とベストマッチ!麺と絡めて更に旨し!

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 しかし、そんなキャベツの役割も、本質的にはほうれん草の方が得意ですしょう。キャベツはスープに汁を与える方ですが、ほうれん草はスープから汁を奪うようなイメージ。スープに沈めるとそのエキスが浸透してほうれん草が豊潤に見えるよう。噛み締めると、独特の青さの風味に豚骨醤油の塩気とエキスが混じって、旨さ爆発!。これも何気に白飯と相性が良いかと。
 

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<海苔&半ライス> 15時まで∞サービス!肉厚で風味極上の板海苔は一旦汁に沈めてからライスに乗せる!旨さテッパン!

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 15時までライスはサービス。大盛対応もサービス。なんと太っ腹!なのでお残しは絶対にしないようにしましょうね。私はビールのおつまみを少し残してライスの上に予め移しておきました。そこにスープの染み込ませた海苔を移動。その海苔で飯を巻き込みながら食らう!・・・もう誰もがやってる儀式ですね。この旨さはやはりテッパン!
 

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 海苔が終わったら、チャーシューのかけらで白飯をガッツク!。おっと・・・その前にスープを白飯に垂らしてから食らいましょう。キャベツのかけらの甘さも実は白飯にも合う。最後に残ったビールをあおり飲み干し、この日のラーメン活動はフィニッシュです。合掌!。
 

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総じまして「重厚でもグビグビ飲ませる至極の旨さ!まさに埼玉トップクラス家系!」

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 ・・・と言う感動!。駐車場はないように見えますが、「近くのパチンコ店と提携。駐車券を持参しお店で捺印、帰りにパチンコ屋の受付にてチェックで1時間無料。」とのこと(by RDB)。レディースセットもありますので、割とファミリーやカップルでの利用も多かったのも印象的。まさに街に愛された家系。もちろん拉麺好きオヤジには最適。秋の散歩やショッピングの隙間に家系いかが?。激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
 

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