笑みもこぼれる笑歩の旨さ
- <全体> 具材・丼・スープ感・・・多賀野彷彿の素朴さと丁寧さ溢れる質感!
- <スープ> 味は穏やか!素材の旨味がプレーンに伝わる!微かな柚子と節の香りがベストマッチ!
- <麺> 自家製麺!ハッキリとした全粒打ち込みのストレート角細麺!やや加水高めながらも引き締まる!出汁と絡みながらも麺素地の風味甘味を伝える!
- <チャーシュー> 向かいのお肉屋さん仕入れの豚バラロール肉!噛み締める楽しみと素直な肉脂の旨さ!王道の拉麺チャーシュー!
- <メンマ> 出汁の浸透深く味わい深く歯切れよし!追加を激しくオススメ!
- <味玉にハズレなし!> あっさり出汁が深く浸透しつつナチュラルな玉子味もキープ!出汁と絡めて食らうと旨し!
- 総じまして「出身元に負けず劣らず!笑みもこぼれる笑歩の旨さ!歩いてでも食らう価値あり!」
訪問時、満席+外待ち8名行列に連結。参考になるか不明ですが、10分後に食券購入を促され更に5分後に店内案内。そして12~3分後に配膳完了という感じですかね。
そうそう、後客にどこかで見たことある人いるなぁ~・・・ブロガーさんかな?と思っていたのですが、どうやら武蔵小杉・新丸子の名店主じゃありませんか!。ちゃんと休みの日にも食しながら勉強なんすかねー。ご熱心です。
<全体> 具材・丼・スープ感・・・多賀野彷彿の素朴さと丁寧さ溢れる質感!
そんな名店主さんと、席が並んだらご挨拶でもと思っていると、そういう風には運ばないんだよなぁ~。ま、そのうち大森へも行きますので機会があれば・・・。そんな状況で運ばれたのはこんな麺顔でした!。
おおお!これは細かい配置はさておき、多賀野謹製「粟国の塩そば」を彷彿とする質感ですな!。どれも具材の質感が似ているだけでなく、丼がそっくりですので余計にそう思わせる。後で確認したけど、鷹の爪と白ごまの薬味も同一ですな。さて、笑歩なりの旨さの展開はいかなる風かと、逆に楽しみが湧くじゃありませんか。
<スープ> 味は穏やか!素材の旨味がプレーンに伝わる!微かな柚子と節の香りがベストマッチ!
一口すすってホッコリ!そんな旨さ!。左となりの御仁は本当にそんな声が漏れておりました。塩そばとは言え、カエシのキレや塩気のパンチとは傾向が違うようで、むしろ「プレーンな旨味」と言う印象。動物系・乾物系・魚介系などバランスよく溶けているようですが、ベースの鶏ガラが非常に丁寧であっさりとした味の出方。最初に優しいと感じる部分でしょうか。胃袋のひだにじわじわと染みわたるように、負担というものを一切感じさせない。
また別の柔らかいコクの印象としては「節系」でしょうか。煮干よりも節系の煮出しがふくよかで柔らかい旨味として、表に出ているようす。和出汁の得意とする落ち着いた味わい世界をしっかりと伝えるようです。またトウガラシの引き締めもあるが、個人的には小さい柚子皮が、微かに清涼感を与えているようで、すごく上品にも感じます。
食い進めてゆくと、ゆっくりと麺の風合いが溶けだした風味と甘味も滲むし、また薬味のネギとタマネギが結構に豊富なので、野菜類の甘味として染み出しているようすです。うん!期待通りの旨さ!。
<麺> 自家製麺!ハッキリとした全粒打ち込みのストレート角細麺!やや加水高めながらも引き締まる!出汁と絡みながらも麺素地の風味甘味を伝える!
笑歩は麺が旨し!だから最初から大盛と決めておりました!。見るからに全粒配合で風味だかさを感じさせる。しかも素地の風味だけでなく甘味を伝えるかのような旨さです。加水はやや高めなイメージですが、引き締まりが感じられる腰つき。ツルツルとした地肌なのでスベリも大変良いです。
麺と麺はそろい易くて纏まりがよいですが、汁は割と序盤は外れやすいかも。しかしゆっくりと浸透してゆくイメージは伝わり、中盤以降は出汁と具材を絡ませて食らうと楽しいです。毎度ながら今回も、海苔を一枚べったりと麺を包ませて食らわせてもらいました。結構肉厚な海苔でしたので、その香りも豊かで麺に別の旨さを感じたかも。この後、薬味のネギやメンマで絡めまくって食ったのは言うまでもありません。
<チャーシュー> 向かいのお肉屋さん仕入れの豚バラロール肉!噛み締める楽しみと素直な肉脂の旨さ!王道の拉麺チャーシュー!
フツー、肉のうんちくを語る場合、ブランドやら産地や味の特徴を述べるのもだが、店のちょうどお向かいにある精肉店仕入れとだけ紹介されてます。地域交流って大切!。
王道の豚バラ肉のロールタイプ。通常こういうのは自重で崩れるほど柔らかい場合が多いのですが、こちらはしっかりと自然な肉らしい締まりがある感覚。程よい噛み締める楽しみがあります。噛むと肉と脂が潰れて滲み出るそれぞれの旨味。下味が薄めなのか、赤身は肉本来の味がある上に、若干香ばしさを感じたような?。そして脂身は言わずもがな、脂の甘味とコクがあふれ出し、赤身の味と混じりあいます。出汁の味わいも混じる部分もあって・・・・嗚呼、思わずビールが欲しくなるね!。
<メンマ> 出汁の浸透深く味わい深く歯切れよし!追加を激しくオススメ!
そうだ、多賀野のメンマも旨かったのだった・・・メンマ増しするのを失念してしもうた。出汁が深く浸透してるが、濃ゆ過ぎず、辛過ぎず、甘すぎず。これぞいい塩梅。適度に歯応えがあることから、凛々しい部分も感じます。これは確実に酒と合う。追加を激しくオススメ!。今度ここ来るときは夕方か午後休暇を取得せねばなるまい・・・。
<味玉にハズレなし!> あっさり出汁が深く浸透しつつナチュラルな玉子味もキープ!出汁と絡めて食らうと旨し!
鶏は比内地鶏を使っているとのことですが、その玉子なのかしらん。見た目はそこそこ深い出汁の浸透を感じさせ、濃密な味わいを連想させますが、割ってみると卵黄の色合いはナチュラルな黄色。白身部分は表面だけ濃ゆい色合いで、薄っすらとしたミルクティーの色合いです。
味わうと出汁が確かに深く浸透しているが、濃密でマチュアなコクというより玉子本来の味もキープした印象。出汁のあっさりさがいい感じでバランスしているイメージです。このままでも旨いが、いつもの通りにスープに浸してみたけど、やっぱりあっさり味玉は、こういった後追いで出汁染みこませるのも別の旨さ発見と言ったところ。嗚呼、やっぱり味玉の旨さにはハズレなし!。
総じまして「出身元に負けず劣らず!笑みもこぼれる笑歩の旨さ!歩いてでも食らう価値あり!」
・・・と言う感動!。はっきり言ってどれ食っても全部旨い店ですが、お店の雰囲気・接客というホスピタリティーも優れた名店!。年齢層幅広く既に多くのファンを獲得してるのも頷けます。綱島駅から歩くけど決して無理のない距離。旨さを知れば、にやけ笑いながら歩いているかも。綱島で昼飯なら激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!