10月期間限定で「つけ麺」登場!
麺屋 さくら井 (東京・JR三鷹)特製つけ麺 醤油 中盛 〜ラーメン食べて詠います
- <全体> まぎれもなく「さくら井」の全体プレゼンス!「健やか」なる麺の雰囲気もまた楽しき哉!
- <つけダレ> 多少オイリーに傾きつつ・・・そのままでも飲み干せる円やかさ芳醇なる鶏醤油仕立て!食らうほどに昆布水が溶ける!
- <麺> 三河屋製麺!昆布水まとわりつつも小麦の風合い!シンプルに雪塩と食えば甘味あり!ややハードさ残すクッシリ歯応えなストレート細麺!
- <チャーシュー> さくら井と言えば名物!低温調理の鶏豚チャーシュー!そのままで旨し!つけダレに泳がしたり塩に絡めたり!ミラクル肉味!
- <味玉にハズレなし!> 最高にプルプルした柔らかさ!出汁が深く染まり濃密卵黄の甘味がナチュラル!
- <昆布水割り> 他の魚介エキスが溶けないピュア昆布エキス!つけダレのカオスな旨さを更に高めるのだ!
- 総じまして「濃密円やかな旨さ!まさに中秋の和やかさにピッタリ!芳醇つけそば!新たな名物なる予感!」
平日だと大体余裕で一巡目ゲットできるのに・・・秋になって気候がいいからか?。いえいえ、実はお店公式Twitterで、10月に限って「つけ麺」を提供するとのことで、その影響でしょう。醤油・塩・煮干・・・どれでも対応しますとのことです。やはり思惑通りで、一巡目に限らず、つけ麺率が5割弱と言ったところか?。これだと昆布水切れで後半が心配になりますね・・・。
並んでいる途中で知ったんですが、今や流行の定番?昆布水つけ麺スタイル。これだとスープ割り対応が省けるし楽。しかも昆布水による味変化・味風景が楽しめますしね。醤油と塩でのこのスタイルは結構多いので、煮干しを選択する予定だったんですが・・・・Twitterでは醤油を勧めているので、素直に従いました。どうせまた来るから、順番に試していこうかと・・・。
<全体> まぎれもなく「さくら井」の全体プレゼンス!「健やか」なる麺の雰囲気もまた楽しき哉!
席に誘導されると同時に、「食べ方」パンフをくれます。ふむふむ・・・まずはそのまま麺を楽しみ、その次は塩だけふって麺を楽しめとな!?。どこかでもあったスタイルだな・・・と思っていたところで配膳が完了!。それはこんな麺顔でした!
おおお!初めてなのにやっぱり馴染みある麺顔!人気No.1メニュー「らぁ麺(醤油)」をそのまま移し替えたような質感だから。つけダレの色合いは言わずもがな。そして特製の肉は別盛対応になっており、これも人気サイドメニュー「チャーシュー盛」を彷彿。しかし、他の馴染みも入り交り、のほほーんと考えを巡らしていたら、「健やか@JR三鷹」にも通じる部分があるね。例えば、雪塩を合わせる食べ方指南とか、そして昆布水に浸るとか、更に細麺のローリングした盛り付けはかなり意識してるんじゃないかな?。両店ともご店主は交流あるみたいだし、お互い切磋琢磨した崇高つけ麺と考えると、かなり旨さに期待が高まってしまいます。
<つけダレ> 多少オイリーに傾きつつ・・・そのままでも飲み干せる円やかさ芳醇なる鶏醤油仕立て!食らうほどに昆布水が溶ける!
最近、ベース変更した名古屋コーチンの鶏エキス。それにぴったりと相性よい「なま醤油」の円やかなカエシの広がり!結びつき?。色合いは深いブラウンで濃口醤油を想像させますが、やさしい味わいもあって「なま醤油」「生揚げ醤油」の感覚が豊かです。
やはり最初の一口めは、鶏の旨味の明るさが相変わらず!。汁系よりもややオイリーさがあるように感じ取れ、一層コク深く感じられますが、つけダレ特有の味の濃ゆさ、塩っぺーと言う強いエッジングやパンチはありません。旨味だけが濃密と言った味風景。バターのような動物系の妖艶さも低く、淡麗醤油が濃ゆいという雰囲気でしょうか。まさに、そのままでも飲み干せる円やかさ芳醇なる鶏醤油仕立て!
当然ながら、魚介もバランスよく深く溶けているので落ち着きもいいね。こちらの味も濃ゆくなってるのでしょうか?。節系・煮干し系・昆布等、カオスなまでに仕上がってるようなイメージ。そして更に、食べ進めるうちに、いつもは次第に麺の風合いが溶けて甘味を増すところですが・・・今回は昆布水がこれに加わる。麺を食えば、浸せば浸すほどに昆布水が溶けるので、更に濃密な円やかさを増す!。これが昆布水つけ麺の迫力ってやつですね!。都内で数々食っておりますが、やっぱりこれは飽きない旨さ!。
<麺> 三河屋製麺!昆布水まとわりつつも小麦の風合い!シンプルに雪塩と食えば甘味あり!ややハードさ残すクッシリ歯応えなストレート細麺!
「健やか」さんのような、美しく整ったローリング。麺は汁系と変更なしなのか?。見た目に違いは不明ですが、歯応え等の完食はまるで別です。冷水で引き締められたのもありましょうが、非常にクシクシとした風合いが高く、カタ麺主義な私の心にヒットするもの。そして食べ方蘊蓄に従い、そのままで昆布水だけの味で食らうと、嗚呼・・・麺の素地風味がふわっと鼻腔も駆け巡ります。昆布水まとわりつつも小麦の風合い!。素晴らしい!。
これにとどまらず、雪塩をかけても楽しみます。昆布水の円やかでも淡泊な味わいがキュッと塩気で旨味が立つ。そこに麺の小麦本来の旨味を合わせて食らうと・・・嗚呼、もう何も他に味がいらない??と思えるほど、麺自体に甘味すら覚える味わいです。ううう・・・塩をもっとくれ!。しかしそれではつけ麺が成立せんか・・・。
今回は欲張って「中盛」にしたため、麺がよく絡み少し重い上に昆布水でスベルから、割りばしでもちょっと苦労するかも。しかし、つけダレに浸すとこれまた明るい旨味で楽しく啜れる。やはり醤油は天才だな・・・カエシ自体が出汁の一部となり麺に染み入る旨さが格別。そこには鶏エキスや他のエキスも溶けているから、麺の旨さは指数曲線のように頭の中で爆発してゆくようですよー。
<チャーシュー> さくら井と言えば名物!低温調理の鶏豚チャーシュー!そのままで旨し!つけダレに泳がしたり塩に絡めたり!ミラクル肉味!
もう過去レビューで散々語り尽くした感がしますが・・・、東京トップくらすの低温調理チャーシューがここにある。言われてなくともそのままでまず食らう。均一に端から端、中心部分までしっとり感が止まらない、豚肩ロース肉。そして鶏胸肉はシンプルに見えて、結構旨味あって滋味深い味わい。ちくしょう!ここで平日だから、これらをアテにして酒が飲めないのが、拷問にも思えてくるよ・・・。
へへへ・・・せっかくだから、つけダレにも浸し泳がせても食ってみよう。醤油出汁の雰囲気が混じるのもいいが、微妙に昆布水のエキスもキャッチするから、またいつもとは少し違った味風景もいいね!。次々と泳がせては、いつもと雰囲気違った味わいも堪能!。
更に、雪塩が少し余っていたから、そいつにもつけたりしても味わいます。うう・・・これも捨てがたいね。麺でも相当旨く食わせるのだから、肉だとまた旨さのパワーが違って感じられる。肉は塩コショウでシンプルに食うのが旨い・・・というステーキみたいな考え方もありなむかと!。いろいろ遊びなら食える肉展開も可能なので、激しくオススメ!。
<味玉にハズレなし!> 最高にプルプルした柔らかさ!出汁が深く染まり濃密卵黄の甘味がナチュラル!
いつもの旨さ炸裂!。今回も白身がプルプルと震えて、卵黄はしっとりしてトロトロさが残るレベル。色合いは深いオレンジ色で、出汁がしっかり浸透しおります。均一に染まるので丁寧さも伝わるかと。いつもながら卵本来の味わいもしっかり残しつつ、しっとりとした食感です。
これもつけダレに浸したりして食いました。卵黄のネットリ感に出汁の旨味が加わってより濃密な旨味へ。更に出汁の味で完熟したような甘味はチラチラと舌の上で広がるか。まさにナチュラルに味玉を堪能という感覚がいいね。旨し!。嗚呼、やっぱり味玉の味わいにはハズレなしだね!。
<昆布水割り> 他の魚介エキスが溶けないピュア昆布エキス!つけダレのカオスな旨さを更に高めるのだ!
さてこの昆布水。個人的には濃厚トロトロ感あるものの、ピュアな昆布ってな感じでわりとスッキリした旨味と感じました。節系など他の魚介の旨味を溶かし込んでいないといか、かなりそれらが低めという印象で、昆布の旨味がストレート(当たり前な話なんだが)。なのでつけダレとの一体感で、味がかぶるような印象もなく、純粋に旨味が深まり高まったという感覚。
また昆布水の場合は、つけダレの温度が低くなってもそのままで楽しめるのがいいね。温めなおすつけダレは王道の旨さなんだけど、低い温度で昆布エキスの旨味を含んで堪能というのも、大人びた味わいかと!。完璧なフィニッシュでした。残った昆布水が濃ゆいので、入れただけではつけダレに混じりあわず分離したままだったりしてね・・・。
総じまして「濃密円やかな旨さ!まさに中秋の和やかさにピッタリ!芳醇つけそば!新たな名物なる予感!」
・・・と言う感動!。まさに、この秋にしかない旨さで提供は10月末まで。醤油・塩・煮干と3種理対応してくれますので、一度ならず二度三度と飽きずに楽しめます。JR三鷹駅から少しばかり歩くけど、この旨さを知れば何の苦労とも思わないはず。東京トップクラスの醤油そばのつけ麺バージョン!秋のグルメ活動の一環に加えてみてはいかが?。激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!