ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4305】 麺屋 彩音 ~Sign~ (東京・五反田) 特製塩 + サッポロラガービール 赤星 中瓶 〜塩と言うより白出汁拉麺!円やかな旨味に包まれる逸品!五反田来たなら一度は食うべし!?

雰囲気感じる屋号に惹かれて行ってみた

 

f:id:TOMASSOON:20201003144208j:plain


 

 個人的には、以前に保谷にあった「麺屋 彩香」が復活かと0.001秒だけ感じたので、ググッと来てしまった。その後、ポツポツとSNSを通じて情報が入ってきて・・・躍動を感じたので開店からあまり間を置かずに突撃訪問してみました。さてその屋号「麺屋 彩音 ~Sign~」・・・、帰りに有名ブロガーさんの情報を覗くと、ミスチルのファンらしいのね。なるほど、名曲あやかりって感じだったか!。そう言えば、店内にはミスチルのDVDが流しっぱなしだったし!。
 

f:id:TOMASSOON:20201003144042j:plain


 
 それにしても、土曜日の五反田ならビジネスマンもグッと少ないし、ピークタイムもかなり外して来たのだが、やはり注目度というやつか行列発生中。連結して暇なので贈花をみてたら、人気ビックネーム店からも多いね。我がメインラーメン活動エリアからは、「麺屋 さくら井」さんの名前もありました。ミスチルの桜井からも無いかと探したが見当たらず?。
 

f:id:TOMASSOON:20201003144044j:plain


 
 しかし思ったよりも回転も早い。10分少々であれよあれよと入店出来てしまいました。一応何食うか決めて来たんだけど、日本酒をこれだけ推している店だとは思わなんだ!。ラーメンと飯物のセットは無いのに、ラーメンと日本酒のセット(ペアリング)は有るととは珍しい。それに日本酒に関するボタンが3つもあって・・・こりゃ嬉しいね!。激しく迷ったものの、初志貫徹で「塩ラーメン」と「ビール」。開店祝儀で特製塩とさせてもらいましょう!。
 

f:id:TOMASSOON:20201003132843j:plain


 
 

 

 
<酒> サッポロラガービール赤星!ワンコインでこの銘柄だと嬉しいね!それだけで通いそう!

f:id:TOMASSOON:20201003144046j:plain


 
 近年、特に消費税がアップしてからは、500円ワンコインで中瓶ビールが飲めるとは、ちょっぴり嬉しい気がします。このパターンだとスーパードライが多いんだけど、スタフさんから「サッポロとキリン、どちらになさいますか?」との質問あり。ま、最近の流れだとサッポロでしょう!とそれを告げて、心の中では黒ラベルを思い描いていたんだが・・・・出て来たのがなんと赤星!。おおお!それ早く言ってよ(笑)。嬉しい悲鳴とはこのこと。この店絶対にまた来る!と思ってしまった。
 

f:id:TOMASSOON:20201003144047j:plain


 
 反り返ったグラスじゃなく、縁日の風船釣りのような形をしたグラス。何だか海のイメージっぽいね。へへへ・・・これだと泡立ちが目立たんのが残念だが、泡立ちが立ちすぎて溢れることがないのね。お上手に注ぐことができました。口当たりはいつもと違うが、味わいはいつもと同じ。
 

f:id:TOMASSOON:20201003144048j:plain


 
 欧州のビールもいいが、日本のビールもいい!。熱処理のラガービールらしい、ズシリとしたコクと苦味が痛快なんだが、米やコーンが含まれているのもナイス。麦汁だけのピュアな苦味も好きだが、穀物の旨味が、この独特な赤星のズシリ感に繋がると思ってしまう。ただ・・・日本のビールはどれもそうなんだが、赤星だけ特別に思えるのは、やっぱり本道の麦芽と酵母の風合いが独特なのだろうと・・・。
 

f:id:TOMASSOON:20201003144050j:plain


 
 

 

 
<全体> まさにピッカピカも塩清湯!黄金の透明度ハンパなし!揺らめく香味油が煌びやか!具材も迫力ありあり!

f:id:TOMASSOON:20201003133817j:plain

 
 
 へへへ・・・実はこの日、珍しく2軒目の訪問で、1軒目でもビールも飲んでたので、この時点で小腹が膨れる以上の腹具合でありました。「食欲の秋」&「酒は別腹」。やんちゃな気分で待ち受け、配膳されたのがこの麺顔です。
 

f:id:TOMASSOON:20201003133822j:plain


 
 おおお!グルメ系SNS等で予習して来たにも拘らず、ピッカピカ!ビカビカ!な眩しさ!。スープの透明度が素晴らしく、丼の淵や底に具材の影を落とすイメージ。それに香味油がそこそこ漂っているのも、煌びやかさに華を添えるような効果あり。更にさすが特製・・・肉増し!味玉&具材増し!そしてワンタン追加と言う迫力じゃないか。最近、千円超える抵抗感がなくなって来ましたが、お得感も同様に感じ難くなってきたけど・・・今回は満足感あるよね。具材やパーツどれを見ても質感もあるし、やっぱり今日はここ来てよかったと安堵する瞬間です。
 

f:id:TOMASSOON:20201003133824j:plain

 
 
 
 
<スープ> 塩気と言うより白醤油・白出汁の円やかさ!香ばしい胡麻風味と微かに後口広がる和出汁の酸味!

f:id:TOMASSOON:20201003144116j:plain


 
 さてスープ・・・。この最初の瞬間でだいたい評価が固まってしまいそう。心落ちつけて「塩」の表現を見逃すまいと味わいますが、ちょっと驚き。塩気と言うより「白出汁」。店によっては「白醤油」と名付ける優しい和出汁の感覚にとっても近い。これは店のウンチク書き見なくともよくわかります。白醤油系のカエシですな。ひとことで表すなら「円やか」そのもの。更に塩ダレの魚介の落ち着きを妄想してしまいそう。
 

f:id:TOMASSOON:20201003144117j:plain


 
 それに香味油が面白い。ポイントは胡麻油でそれがとっても意外でした。ただ胡麻の風合いがとても軽やかで、白太でももう少し図太いぞと考えていたら、後でウンチクで知りました。ここにはオリーブ油と鶏油がブレンドされてるとのこと。なるほど・・・オリーブ油の風合いだったか・・・微妙にミスマッチ感な旨味の正体は。鶏油はいつも馴染んでいるので言わずもがな。
 

f:id:TOMASSOON:20201003140100j:plain


 
 更に、塩気の中で面白かったのは酸味。これはあんまり他の淡麗系塩出汁には無い表現ですね。酢を使ってるとは思って無いのですが、白醤油と酒??でこんな淡い酸味の輪郭に仕上がるとは、実に興味深い味わい。この部分については「キレ」の表現に当たりましょう。まぁ個人的には、全体の味風景としては、キレキレの塩・・・と言うより「円やか穏やか塩」の方が、気持ち的にはしっくりと来る。確かにオリジナリティ溢れるスープ感でありました。
 
 

 

 
 
<麺> 三河屋製麺!白地に粗めの麩の打ち込み!プツプツとした切れ込みに香る粉風合い!吸い込む出汁の円やかに甘味すら思う一体感!

f:id:TOMASSOON:20201003144140j:plain


 
 贈花の中に「三河屋製麺」の文字有り。麺も個性的な部類に入りましょう。白地に近い地肌は、多少カンスイの影響を受けても小麦粉に近い印象を与える感じ。漆喰のようなきめ細かい仕上がりもいい感じ。そこに粗めに麩が多めに打ち込まれ、班点が全体に広がる風貌です。そのためとっても素朴な風貌と映るよう。
 

f:id:TOMASSOON:20201003144141j:plain

 
 
 捩れも少ないストレート細麺で、加水は中庸。芯の風味が香る程度で加水低めでも無い。前歯を立てて力を入れるとプツプツと小気味よく切れてふわっと麺素地の風合いを香らせます。麺と麺とは寄り添うものの、割と外れやすいので出汁の持ち上げはそこそこ。出汁に濡れた麺はハズレやすくてズボッと短く力強く啜った方が食いやすいかも。ラーメンなのに、どこか一部で蕎麦食ってる啜り感もありなむ?。ひょっとして・・・この麺なら汁なし系も面白いかも。
 

f:id:TOMASSOON:20201003144142j:plain


 
 嗚呼、これは噛み締めて旨いタイプかも。やはり和出汁との相性の良さを感じます。中盤以降は出汁の浸透をかなり許すところを奥歯で潰すと、出汁と麺の一体感が旨味と感じさせます。風味もいいけど、浸し切って食らっても旨いかと!。
 

f:id:TOMASSOON:20201003144144j:plain

 
 
 
 
<チャーシュー> 鶏豚2種の低温調理肉!豚肩ロースにはもろみと麹!鶏胸肉には淡くスパイス!下味テクニシャン!出汁と共に食らう!
f:id:TOMASSOON:20201003144113j:plain
f:id:TOMASSOON:20201003144114j:plain

 
 豚肩ロースの初見は、ちょっと変わった赤身の発色だなと感じていました。低温調理系ではよく見るとは言え、赤みが深いと言うか臙脂色も似たようでしたから。ここはウンチク頼りになってしまいますが、下味に工夫があるとのこと。「もろみ醤油」と「塩麹」に漬け込んだとのことです。もろみポークってのとは別・・・ややこしい。一方、塩麹は家庭でもよく使いますよね。豚肉をソテーする前に塩麹と絡めて冷蔵庫で置いておくと、肉がとっても柔らかになるので、ウチの妻がよく駆使しとります。麹の風味も足されますから肉味としても豊潤!。少し出汁に泳がせて食らうのも面白いかと。
 

f:id:TOMASSOON:20201003144137j:plain

f:id:TOMASSOON:20201003144138j:plain

 
 
 鶏胸肉もまた格別。これは多少洋風な味付けと感じており、ソミュール液にはスパイス等が含まれている様子。その割りには外側に胡椒の貼りつきもなく、しっとりした美しい仕上がりです。ソテーやグリル、蒸し焼きでは得られない「しっとり」した感触と「ジューシー」な鳥味が楽しめる上に、淡麗滋味なるのは胸肉特有の旨味かと!。うう・・・これを食うとやっぱり辛口の日本酒が欲しくなるね・・・。次回は絶対にそれをやるつもり!。
 
f:id:TOMASSOON:20201003144203j:plain
f:id:TOMASSOON:20201003144205j:plain
 

 
 
 
<メンマ> キッパリとエッジが立つ大ぶり材木メンマ!白出汁浸透でシャキシャキした歯応え!

f:id:TOMASSOON:20201003144111j:plain


 
 キッパリとした太さと長さ!そして角が立った形状・・・まさにアッパレな材木メンマ。繊維が太そうに見えますが、全くノープロブレム!。前歯だけでサクリ!シャクリ!と容易く千切れますからご安心を。歯の隙間に挟まる心配もございません。深い味わいですが、やっぱり薄出汁の深さと言う印象。しかも白出汁と同様なのか・・・すごく相性がよく、スープとの一体感がハンパありません。嗚呼、これも日本酒を誘う旨さじゃ無いか・・・罪なやつ。
 

f:id:TOMASSOON:20201003144139j:plain

 
 
 
 
<ワンタン> 偏平した肉餡を大型な皮が包みこむ!軽く大葉が香る肉汁旨し!ちゅるちゅる滑らかな皮の余韻が楽し!

f:id:TOMASSOON:20201003144112j:plain


 
 平べったい肉餡をデカイ正方形のワンタン皮が包みます。すでに汁を吸い込んで準備万端。まず肉餡から堪能しますが、あっさり目の塩系の豚挽肉。出汁の味と肉のジューシーさが交錯します。歯応えはふわふわに少し密度が感じられる程度。塩豚の味風景にほんのりと大葉の風合いが映り、定番の旨さでございます。
 

f:id:TOMASSOON:20201003144143j:plain


 
 皮はデロンと大きくたなびき、レンゲの凹みになんとか収まるサイズ感。全く芯が無いトロトロした感覚なのに破れません。チュルン!と一度でダイナミックに滑りを楽しむのが醍醐味!。ほとんど噛むことないのに、味わい深く食せてしまいます。これでビールを合わせるのもいいかも。改めて券売機を見れば、下2段はほとんど酒に合わせるアイテムばかり!。今は販売中止の赤ランプ光ってますが・・・フル稼働した時の、この店のポテンシャルが見もの!。
 

f:id:TOMASSOON:20201003144202j:plain

 
 
 
 
<味玉にハズレなし!> 柔らか仕上がりと薄出汁の浸透!円やかなトロトロ卵黄が白出汁スープとよく馴染む味わい!

f:id:TOMASSOON:20201003144115j:plain


 
 美しい味玉です。押されて変形した部分はなく、均一に薄い灰褐色に染まってて、上等そうに見える。しかし、割ってみるととても明るく優しい色合いで、仕上がり具合もふわふわと優しいイメージです。白身はもち肌のような弾力感。色合いは、資生堂エリクシール ファンデーション「ベージュオークル10」より少し薄い程度かと。これも白身だけでも味わいがする逸品で、大切に味わいたい気持ち。
 

f:id:TOMASSOON:20201003144146j:plain


 
 実にナチュラルな卵イエロー!。元気な黄色って感じです。実に卵黄らしいトロトロ部分が多く残っており、ソースのように舌に絡みつきますが、出汁の旨味が浸透した味風景で楽しませてくれます。これが白スープとよく合うのよ・・・。躊躇なく2度出汁に浸して存分に堪能!。味玉の旨さって本当にいろいろと楽しい!やっぱり味玉にハズレなし!。
 

f:id:TOMASSOON:20201003144200j:plain

 
 
 
 
総じまして「塩と言うより白出汁拉麺!円やかな旨味に包まれる逸品!五反田来たなら一度は食うべし!?」

f:id:TOMASSOON:20201003144051j:plain

 
 
 ・・・と言う感動!。五反田駅から近い上に、ラーメン密集エリアとは少し離れるので、いい場所かも。ここはじっくりと、例え時間がかかっても、メニュー制覇をしたいと思わせてくれる。五反田勤務のサラリーマン激しく羨ましい限り!そうでなくとも山手線利用には昼飯活用すべしかと!激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 

f:id:TOMASSOON:20201003183153j:plain

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
 

f:id:TOMASSOON:20201003144043j:plain


 

関連ランキング:ラーメン | 五反田駅大崎広小路駅不動前駅

 

Sign

Sign

  • アーティスト:Mr.Children
  • 発売日: 2004/05/26
  • メディア: CD
 
Sign (オリジナルアーティスト : Mr.Children)

Sign (オリジナルアーティスト : Mr.Children)

  • 発売日: 2016/06/03
  • メディア: MP3 ダウンロード
 
Live DVD Mr.Children Dome Tour 2019 “Against ALL GRAVITY"

Live DVD Mr.Children Dome Tour 2019 “Against ALL GRAVITY"

  • 発売日: 2019/12/25
  • メディア: DVD