猛暑で本格熱々味噌麺!結構イケるね!
- <酒> サッポロ黒ラベル生:朝10時からお気楽!ちょっと早い時間だが・・・結局飲んでる黒ラベル!
- <全体> 熱気がありあり!そして明るいオレンジ色に黄色いコーンが鮮やかに映える!久々に遭遇の純連DNA!
- <スープ> 味噌の豊潤な香りと絡みつく味わい!表層を覆いつつ全体に溶けるラードのコク!乾物系も溶けてゴクゴク飲ませる円やかさ!
- <バター> 豊潤味噌とコク深いラード!さらにバターの濃厚感が加わり・・・一気に味がパワフルに昇華!
- <菅野製麺所> 森住っぽさがありありの王道札幌味噌系スタイル!滑りよく引き締まった縮れ感!プリプリクシクシとした密度ある歯応えに出汁の旨味が沁みる!
- <チャーシュー> 薄らと醤油感ある出汁の浸透に肉本来の味いを残す煮豚タイプ!豊潤な味噌風味に混じって一層重厚な旨味!
- <モヤシ> 茹でと炒めの二段構成!挽肉の旨味とネギの甘味も加わりスープのエキスとしても貢献!
- <コーン>穴あきレンゲでサルベージする楽しさ!最初にガッツリと粒を噛み潰して甘味を堪能!最後にさらえて出汁も合わせて深みを味わう
- <味玉にハズレなし!> ややハードボイルで出汁を含んだ濃密な味わい!敢えて豊潤味噌スープに絡めてさらに濃密感をアップして楽しむ!
- 総じまして「オールシーズン旨さが熱い!夏バテと暑さに負けずしっかり食おうよ本格味噌麺!」
サクッと中でもあっさりしてそうな「塩」でも食って帰るつもりだったんだが、あちこちに「バターコーン」と言う文字が浮かんだボタンに心を奪われてしまう。塩バターってのもどうか?いや、どうせバター乗せるなら味噌だろうと・・・結局、初志貫徹で訪問したつもりが、心が揺れて「味噌バターコーン」と相成りました。
日曜午前10時に混むわけないよなと思いつつ・・・訪問してみると後客ゼロで貸し切り状態でございました!。そりゃそうか、休日のブランチにしては本格味噌麺はちと重いか?。どこでも好きなとこ座ってやろうと移動したら、カウンターでお願いしますと注意されました(汗)。ハメを外しすぎてもいかんよね・・・。
<酒> サッポロ黒ラベル生:朝10時からお気楽!ちょっと早い時間だが・・・結局飲んでる黒ラベル!
いや、日曜だからハメを外すのだ!。たとえブランチタイムでも食らう前に飲むぜ!。ビールは一種類しかなかったので黒ラベル小瓶。結局飲んでる黒ラベル♪・・・って以前CMで流れていなかっけか?。
「朝からお疲れ様です」との言葉と共に冷えた小瓶とグラスが配膳。飲食店でビール運ばれるとき、大抵「お疲れ様」が付くね。いやいや・・・朝10時に普段着丸出し?それどころか部屋着にも近い姿で、お疲れ様な労働者でもないんだが(汗)。「朝からお気楽様です!」だったら丁度いい。オレにはそれがお似合いさ。
そんなお気楽オヤジで日々やる気のないオレは、今日も相変わらずビール注ぐのが下手である・・・また泡だらけ(瀧汗)。この、反った形のサッポロのオフィシャルグラスって、旨く注げないんだよねぁ〜いつも。いつもより量の少ない小瓶サイズなのに、4分の1くらいは泡と化しました・・・。でも泡でも旨い。努力が泡になるよりずっといいか・・・。
<全体> 熱気がありあり!そして明るいオレンジ色に黄色いコーンが鮮やかに映える!久々に遭遇の純連DNA!
そんな非日常的なことをやっている中、FMラジオのから高速道路の渋滞情報やら、関東各地の予想最高気温など、聞いていると浮世のことのように思えてきます。ひとりエアコンがガンガン効いた部屋で冷たいビールは気分がいいが、明日から社会復帰できるのか少し不安に思えてきますな・・・。配膳されたのは丁度そんなこと考えてたタイミング。それはこんな麺顔でした!。
おおお!予想以上に本格的!看板に偽りなしの本格札幌味噌麺ってな迫力がありありです。ラードの膜で湯気が蓋されて上がって来ませんが、そのコク深さと熱気はありありとオーラのように伝わってくる。そして何よりこの明るさが素晴らしい!オレンジ色した味噌麺でして・・・これが噂の「純連」系譜ってやつでしょうか!?。実は、純連はほとんど経験値がなく、最後に食らったのは9年前の「純連 東京店@高田馬場(閉店)」。他でそれっぽいのも少しは食らってはいたが、こんなに明るいオレンジ味噌カラーは、ちょっと覚えがないなぁ〜。それにバターコーンにして良かったと思えるのは、全体の色合いの貢献。スープよりもっと明るく弾けるイエローのコーン!そして味噌にはバターでしょ!と言わんばかりの存在感の、乳白色したバターが美しいじゃありませんか!。見た瞬間に食欲モードがスイッチONです!。
<スープ> 味噌の豊潤な香りと絡みつく味わい!表層を覆いつつ全体に溶けるラードのコク!乾物系も溶けてゴクゴク飲ませる円やかさ!
レンゲを沈めると、改めて表層でラードがコーティングしてるのが分かります。レンゲの凹みに流れる時に、ラードと味噌スープが分かれて流れ付き、そして混じり合って一体化してゆく。それを口へと運んだ瞬間、味噌の深みを知る次第。味噌麹からくる香りと甘味?。いや甘味と言っても塩気も醸し出しており、後味にはほのかな酸味も過ぎるか?。一体どんな調合味噌を使用しているのだ・・・・旨いじゃないか!。
そしてやはり動物感がしっかりしてて、味噌を支えてるってイメージっすね。ラードが主体的?だと思っていたものの、味わっていると徐々にベースがしっかりしてる気になってくる?。ラードは先導役で、豚の煮出しの妙がいい感じで伝わります。この部分の感覚では塩気の調和を感じるのですが・・・。
さらに熱々でもゴクゴク飲み干したくなるような魔力がいいね。野菜は乾物系の旨味も染みているって感覚なんでしょうか。魚介って感覚はありませんが、昆布の旨味や野菜の甘味は染み入っているのではなかろうか?。こってりしてそうで、スルスル飲ませる・・・当然完飲ですよ!。むしろライスが欲しかったかも・・・これを白米にかけると旨そう!。後半にはトッピングの旨味がじんわりとスープにも溶けるのでご飯との相性は抜群のはず!。
<バター> 豊潤味噌とコク深いラード!さらにバターの濃厚感が加わり・・・一気に味がパワフルに昇華!
ラーメンにバターを最初に入れた人は天才。酪農王国、北海道ならではの発想なのか、ラードで結構オイリーかと思われてる上に、さらにバターと言う脂肪の塊を投入!。ヒンナヒンナ・・・バターの濃厚感が加わり・・・一気に味がパワフルに昇華ですよ!。これでズドンと腹に落とし込む旨さと言う感覚。後々でコーンと合わせ技で食らうのも、また楽しからず哉。
<菅野製麺所> 森住っぽさがありありの王道札幌味噌系スタイル!滑りよく引き締まった縮れ感!プリプリクシクシとした密度ある歯応えに出汁の旨味が沁みる!
店前に「菅野製麺所」と書かれた麺箱あり。ただ、そんな前情報がなかったら、西山製麺・森住製麺と言われると確かに信じてしまいそうな仕上がり・・・そんな感覚です。いかにもその系統らしい、少し透明がかったイエロー麺で、膨れた角麺のようで縮れが強め。見るからに引き締まりがありそうで、食らう前から想像できる王道札幌味噌系スタイル!。
表層のツルツルさも完璧。ズボボボーーーと啜りあげるにも見栄え以上にライトで快感です。確かに密度感があって、クシクシとした歯応えでプリプリしたものごしが印象的。縮れと捩れの部分でいろんな具材を絡め取り、時折バターの溶けた部分も混じると旨くて興奮を覚えます。モヤシと絡むのも旨いが、特に炒めモヤシとの絡みが最高に相性がよろしいかと。あとはメンマを巻き込んで、プリッとした歯応えを合わせるのも旨しです。
<チャーシュー> 薄らと醤油感ある出汁の浸透に肉本来の味いを残す煮豚タイプ!豊潤な味噌風味に混じって一層重厚な旨味!
スープと麺に興奮しすぎて頭が疲れてしまったようですが、肉もなかなかの仕上がり。目新しいタイプではありませんが、質実な仕事ぶりが伺える一品です。醤油系の出汁に浸った豚肩ロースで脂身はやや少なめ。周囲の部分は出汁との一体感がいい感じですが、中心部は薄味で肉本来の旨味が主体な感覚。ただ、その部分はガッツリと味噌スープに浸ってますから、その味が浸透しております。その部位がまた、豊潤な味噌風味に混じって一層重厚な旨味!ってな感じで旨し!。これも白飯の上にワンバウンドさせて食いたいかも。
<モヤシ> 茹でと炒めの二段構成!挽肉の旨味とネギの甘味も加わりスープのエキスとしても貢献!
味噌ラーだと、中華鍋で野菜炒めながらスープを投入して仕上げるのもあるが、それだとモヤシはクタッとしてスープに溶けるか?。トッピングとして乗ってるイメージだったので、茹でモヤシと思いました。しかし悪くない熱さ加減でシャキシャキさが残ってる!。スープの熱でゆっくりとしんなりさせて行こうと思ってたら・・・直下には炒めモヤシが潜んでました!。二段構え?2種のモヤシが入っててこれが嬉しかった!。
特に炒めモヤシは挽肉と炒められており、この旨味がしっかりと浸透してるばかりか、挽肉もしっかり入っているから、倍返し的に嬉しい!。そしてこの甘味にはネギ類が一緒にあるようで、これがまたコクぶかい。もう一度言うが・・・麺と絡めるとより旨し!。
<コーン>穴あきレンゲでサルベージする楽しさ!最初にガッツリと粒を噛み潰して甘味を堪能!最後にさらえて出汁も合わせて深みを味わう
コーンはあるだけでウキウキしますね。 穴あきレンゲがちゃんと各テーブルセットに備わってるのでご安心を。これだけは麺に絡めて食えないので、スープを啜る時に乗せるかになりましょうが、基本的に箸休め?おかず的な感覚で、麺を食うインターバルで味わうことになりましょう。このまま味噌スープが浸透した味わいもいいが、どうせならバターが溶けた部分が濃ゆいところに、コーンをぶつけて行きましょう。絶対にうまいから!・・・って、言わずもがなか(汗)。
そしてどんなに注意しながら掬い上げて拾おうとも、取りこぼしがあるのがコーン。それも裏を返せば計算づくで、一通り固形物を腹に納め切ったところで、残ったスープの中をサルベージです。少しスープを飲んで減らしてからの方が効率的でしょう。池の水を抜いて大きな魚を狙うかの如く、一気にそこに沈んだコーンを穴空きレンゲで一網打尽の旨さです!。
<味玉にハズレなし!> ややハードボイルで出汁を含んだ濃密な味わい!敢えて豊潤味噌スープに絡めてさらに濃密感をアップして楽しむ!
どんなに賑やかなパーティーでも、ひとり大切な人がいないと寂しく感じるもの。肉野菜がたんまりで、さらにバターやコーンで合成であっても・・・私にとって味玉は不可欠!(ほんまか?)。なかなか味わい深くとも優しい味玉でした。
ボイルはハードめで沸騰10分と言ったイメージ。白身は割とハードで、卵黄は周囲が黄色く茹で上がってい感じで、中心部にややねっとり感覚が残ってる状態です。深い浸透だが決して濃くない出汁の味付け。醤油感は低めで、ナチュラルな甘味。スタンダードとも言えますが、ほっこりするので優しい味わいだと思いました。なので、ちょっとネットリとしっかり味わいたいと思ったなら、濃厚な味噌スープに沈めてから味を足してはいかがかと。やっぱり、どの店も味玉は旨いなぁ〜・・・嗚呼、味玉に今回もハズレなし!。
総じまして「オールシーズン旨さが熱い!夏バテと暑さに負けずしっかり食おうよ本格味噌麺!」
・・・と言う感動!。暑い時に熱いもの食らうと言うのも楽しいと・・・この歳にして再認識です。以前のように外出機会が多い業務の時は、正直言うと夏は避けてたんですが、在宅ワーク中心でそんなことはない。ちょっと季節関係なくまた近いうちに訪問したいかも。早い時間から遅くまで通し営業で、基本的には無休。ご店主大変そうですが、変則勤務には丁度もってこいかと!。駅からも遠くないし、本格的札幌味噌が、容易に味わえるとなれば・・・ラーメンラバーには頭に入れておいても良いでしょう!。暑くても味噌麺!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!