ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4171】 春木屋 吉祥寺店 (東京・吉祥寺) わんたん麺 + アサヒスーパードライ 中瓶 〜時代を越えても堂々としたぶれず!永劫の旨さ!春木屋王道なり!

吉祥寺はラーメン的にすごく深いのだった・・・
 

※緊急事態宣言下の活動記憶


春木屋 吉祥寺店 (東京・吉祥寺) わんたん麺 + アサヒスーパードライ 中瓶 〜ラーメン食べて詠います

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 当番出社日くらいは、都内で一杯引っかけて帰るつもりが、昼飯タイムは午後ワークの下準備等があり、飯抜きでございました・・・。もっともそれを見越して、朝ラーをして出社したんだがね(笑)。ただ、夕方に時差帰宅して・・・絶望的に腹が減った!。午後5時前という、中休み時間帯にガッツリ入ったタイミングだったし・・・・ここは、地元武蔵野市の中心地「吉祥寺」なら、通し営業の店があるはずと降り立ちました。
 

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 ゆっくりと営業自粛も解かれているような雰囲気。中には本格解除前の「リハビリ営業」なんて文言も見かけましたよ(みんな必死なんだね)。今回はいろいろと考えあぐねた結果、通し営業の中でも、一番訪問インターバルが長い「春木屋 吉祥寺店」を狙ってみました。
 
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 思えば、吉祥寺もラーメン的には便利な街だね。新宿の「海神」、中野の「青葉」、荻窪の「春木屋」、市ヶ谷の「デュエ・イタリアン」等、中央総武線の有名ブランド店がしっかり支店進出してる。中本・一風堂・野方ホープ・麺屋武蔵は言うに及ばず、大勝軒だって、東池系・永福町系両方ある。またあの老舗中の老舗「ホープ軒本舗」の本店もここ吉祥寺だ。他にも、TRY新人大賞受賞経験ありの「Tombo」や、六角家系譜の家系だって、ハモニカ横丁にも老舗ありで・・・ホントにディープな街だよ。近場にあって本当に幸せ。
 
 

 

 
 
<酒> アサヒスーパードライ:言わずと知れた国民的ビール!疲れた心を痛快に癒す!

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 春木屋で飲めるのね!後でホームページ調べたら吉祥寺店だけらしい。知らなかった・・・・見つけたとたん、焦って注文してしまいましたよ。だってもう仕事終わったし~、飲むしかないでしょ。銘柄はスーパードライでした。
 

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 冷えたグラスと冷気で水滴が貼りつくビール瓶。注ぐと泡立ち見てるだけでにやけます。そそくさと写真メモを撮り終えて、後は無心に飲むばかり。実に空腹!実に染み入るビールの泡!同じ泡でもバリウムと合わさる発泡剤とは雲泥の差です(当たり前か)。そして言わずと知れた国民的ビールのキレある苦みが、疲れた身体を痛快に癒す!。
 
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<全体> 見栄えも香りも・・・紛れもなく瞬時に分かる「春木屋」王道スタイル!

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 それにしてもやはり春木屋は接客もいいね。ひとり寂しく店の片隅でビールやってたら、お持ち帰り用の中華そばが結構人気で、買いに来る客数名。商品説明やら、注文の確認と受け渡しなど、聞いててとても気持ちが良いものでした。名店の看板に偽りなしと言ったところか。そんな感心をしていたところで、丁度タイミングよくビールが空いて、配膳タイムとなりました。それはこんな麺顔!。
 

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 おおお!正しく「春木屋」スタイル!。1250円と言う価格をイメージすると気持ちはつんのめるのですが・・・、それを忘れさせるオーラはだだ洩れです!。写真メモでは分かりにくいが、鏡面のようにピカピカに輝く表面は、おそらくラード!。透けて見える醤油ブラウンのスープさえ、濃ゆいトパーズの色合いのように美しい。それでいて、丼・チャーシューは素朴さそのもので一気に大衆的な昭和のムードを漂わす。そしてスープの中のワンタンは、北極圏でうごめくオーロラのひとコマを切り取ったかのように・・・食べ手の心を魅惑的に鷲掴み!。
 

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<スープ> この円やかな醤油の旨味!乾物系の魚介の溶け込み!ラードのスッキリしたコク!安寧の旨さ!

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 麺顔を見た瞬間から春木屋のオーラが充満ですが、それは香りと温度のファーストインパクトが素晴らしいからだと思う!?。まず香りから、醤油ダレの風味がアリアリで、熟成感ある塩気を感じるようなのだが、同時に芳醇な甘みが鼻孔をくすぐる!。魚介系の乾物の旨味が醤油に混じって、実に円やかに漂う香りが素晴らしいね。この乾物も、いろいろ複合してるようで、煮干し・昆布・節系の旨味が混然一体かと!。個人的には更に、椎茸がいい働きをしてると思うのだが・・・。
 

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 そして動物系のニュアンスも実に芳醇。して「ラード」。鏡面的光って凄みを増すばかりですが、実は超熱々なスープ。動画(拙YouTube)を見てお分かりいただけると思うが、こんなに熱いのに湯気が全く映ってない。これがラード系で蓋をするタイプの香味油仕掛け。冷めない工夫は、湯気の封じ込めだったりする分けね。しかもこのラードが実に軽やかでスッキリしているから旨さにも多大に貢献!。カメリアラードかと思うのだが・・・いい材料使ってるだけあって多少高くなるのは仕方のないことか・・・。
 

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<麺> 風味の強くボソッとした初動!徐々にスープが浸透し風味に甘味が加わる旨さ!

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 麺も春木屋を示すアイデンティティあり。全体的にボコボコした手もみ麺風で、標準よりはかなり中太に傾斜したした感覚。見た目でかなり素朴さをアピールしてます。序盤は風味を感じさてくれ、粉の旨味を感じてボソボソっとした感触が印象的です。そしてゆっくりと汁を吸い込む感じだが、ボソっとした感覚もやがてクチクチと淡い歯応えに変化。そして糖化して出汁の旨味と一体する旨さと昇華します。
 

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 歯応えもいいがのど越しも面白いかと。ワンタンがとても滑らかなスベリを表現する一方、この麺は無骨なまでにボコボコとしたタッチ感を舌とのど奥でシルエットとして感じさせるタイプ。ワンタンメンとしてのコントラスト感高めるイメージで、ワンタンも麺もどちらも食感が際立つようなに思えます。
 

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 後半は、海苔・メンマ・ワンタン等、あれこれと絡めながら食らいます。食感が更に際立つから個人的にはこのやり方好きなんです~(少々お下品かもですが)。さて比較的値段設定が強気な春木屋。麺の大盛は+150円で、この質感なら悪くないね。どうせ払うなら次回以降は大盛りでイカせていただきましょう!。
 
 

 

 
 
<チャーシュー> スカッとクシクシした豚もも肉!肉の淡泊な本来味にスープが浸透する旨さ!
 

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 スープはラードで脂ギッシュだからか、チャーシューは脂身の少ないモモ肉。この選択もいいね。スープ生成にも貢献したかと思う、少しスカっとした肉質ですが、醤油ダレが周囲に浸透した部分が実に好み。淡い香ばしさって感じかな・・・。噛み締めて旨しと感じる肉ですが、スープに長く浸しておくとこれでイメージが少し変化して旨いです。
 

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 クシクシしたイメージが、ゆっくりとスープのエキスとラードを吸い込んで、ジワジワとしたソフトな食感に変化する?。それに伴い旨味が複雑になりかなり旨さがアップするかと・・・。肉の淡泊な本来味にスープが浸透する旨さ!って感じですね。
 

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<メンマ> 素朴でやや濃ゆい醤油の浸透!仄かに甘味を感じる味付けが面白い!

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 微妙に醤油ブラウンの浸透を感じますが、全体的にはフレッシュな色合い。ツルツルした表層も一般的に見えますが、実は味付けに少し工夫があるのか・・・微妙に甘味を感じます。この味わいが何となくクセになりそうな仕上がり。強きな価格設定にビビッてしまうが、トッピングは+100円と言うフツーにリーズナブルじゃないか!。次回はメンマ小鉢を追加すること必須でございます。ビールのお供としても格別なハズ!。激しくオススメアイテム!
 

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<味変化> 七味唐辛子:つけ麺用なのだがふって、出汁の甘味を変化させてみた

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 つけ麺・味噌中華用・・・と書いてあるのに、わざわざ汁系にもふってみるオレです。ガメツイと言うか、セコイというか、あしからず。冒険心をくすぐると捉えていただきたい。実際やってみて決して悪くなかった。コショウをふるより数段いい!。
 

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 円やかな味わいを崩すことなく出汁の醤油感や麺の風合いをキープ。仄かな和山椒がうどん出汁のニュアンスにも寄せるし、唐辛子も決してビリビリ刺激的ではない上品なもの。興味があれば是非。
 
 

 

 
 
<ワンタン> 極薄で半透明な見栄え!トロトロで蕩けるようなスベリ!耳たぶサイズの豆肉餡がシンプルに旨し!

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 価格的に強気と思わせるのは、ワンタン追加だけで+400円と一気に跳ね上がるというところ。ワンタン単品でこれと比較すること勿れ。ワンタンを追加したときの総合力は、これに値すると謹んで申し上げたい次第。
 

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 半透明でまるでセロハンが浮いているような極薄な皮。それがミルフィーユ上に重なると立派なワンタン皮となるが・・・ミルフィーユ状態が細かくて緩やかだから、のど越しがハンパない快感!。ゆるゆるなので、一部肉餡がハズれがちだが・・・この滑らかさが極上のシルキー感覚です。因みに、店側の例え方は「絹ごし豆腐のようななめらかな触感と喉ごし」とあり。やはりシルクとしか言いようがないね。
 

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 因みに肉餡はとってもシンプル。細かめの挽肉に塩コショウという分かりやすい味わい。こぼれた肉餡を後追いで皮にくるめて即興で味わうのも楽しいです。
 

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総じまして「時代を越えても堂々としたぶれず!永劫の旨さ!春木屋王道なり!」

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 ・・・と言う感想!。本当に久しぶりに春木屋を楽しめた感覚。同じように思えて、実は少しづつ変化させてる春木屋理論。ひょっとしたら、店ごとにも、微妙にこの理論が反映しているのだろうか不明ですが、今回は激しく心に響いた味わい・・・。次回は給料日直後に味わうこととしましょうかね。ともあれ、飲める春木屋なら吉祥寺へ!。この点でも激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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