ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5329】春木屋 吉祥寺店(東京・吉祥寺)わんたん麺 + アサヒスーパードライ 〜麺と雲呑の素朴さに艶めく出汁感!そして昭和レトロ!安寧極まるノスタルジックな旨さ!!

休日振り替えてもちっとも嬉しくない?だから昼麦酒!

 
 振替休日は、休日勤務じゃないから時間外割増がつかない・・・とぼやく気持ちもわかるが、労働基準法第41号2号該当者のワシには、そもそも関係ないことよ。その分貰ってるんでしょ?と言われるとそうなんだが、その他諸々を鑑みると、ワシだって割に合わないことばかりだよ。ただ休憩時間なんて関係ないけど、それなりに取らないといけないで、平日は自由にズラして食えるのだがー。
 

 
 てなことで、平日が休日になったとある日、どこか名店で行列してでも拉麺一杯!と思ったんだが、色々と年末年始の準備があっての吉祥寺。もう腹が減って仕方がないので、昼飯拉麺です。ジャンキーに二郎系とかコッテリ系、吉祥寺なら家系って手もあったんだけど、朝から名店系の頭だったから・・・中華そば青葉吉祥寺店って手もあったんだが、「春木屋吉祥寺店」も浮かびます。なので今回はこちら。ここは、荻窪本店よりも雰囲気が気に入ってるので納得の昼飯とさせていただこう。
 

 
 
 
<アサヒスーパードライ> 疲れた心を痛快に癒す!言わずと知れた国民的ビール!小春日和に痛快淡麗辛口麦酒!


 
 春木屋では近年麦酒が飲めるのようにはなったのだけど、吉祥寺店がいいのはずっと前から中瓶ってことよ。荻窪本店は、週末ともなれば長い行列必須なので、最近はスルー気味だけど小瓶しかないのも要因です。しかも吉祥寺店は、一層と愛想が良いのだ。麦酒注文すると早く出さねば!と言う姿勢がアリアリですから。そういうとことても大事!。
 

 
 冷えたグラスと冷気で水滴が貼りつくビール瓶。注ぐと泡立ち見てるだけでにやけます。一応撮影の許可を取ったあとは、へへへ・・・もう無心に飲むばかりです。空腹だったから余計に染み入るビールの喉越し。そしてその泡!言わずと知れた国民的ビールのキレある苦みが、疲れた身体を痛快に癒すのです。
 

 
 平日麦酒の特権として、お通しがサービスで付きます。メンマとチャーシューの和物なんだけど、結構しっかりした内容。こういう対応ほんと好きよ!。
 

 
 
 
<全体> あゝ魚介醤油の甘み香りと香味ラードの艶めき!配膳の途端に分かる春木屋の王道風格!
 


 
 春木屋はやっぱり出汁の「熱々さ」と「艶めき」。そして「素朴さ」でしょうか。まず猫舌では絶対に対抗できないほどの高温。それにより魚介の甘みが湯気と共に芳しくなるように感じます。煮干系の中でも、魚介甘みが湯気と共に混じる傾向を伝えましす。
 

 
 さらに香味油の艶めき。確かカメリアラードだったかと??。鏡のように反射したりで、そのオーラはだだ洩れです!。まさにピカピカに輝く表面。透けて見える醤油ブラウンのスープは、11月の誕生石トパーズの色合いのように美しいです。そして素朴さ。やっぱり麺がそういった表情だが、それだけでなくスープの中のワンタンも、昭和レトロな感覚です。羽衣のようでもあり、オーロラのようでもあり、見ているだけで楽しくさせます。
 
 

 
 
 
<出汁> 乾物系の魚介の溶け込み!この円やかな醤油の旨味!ラードのスッキリしたコク!安寧の旨さ!


 
 麺顔を見た瞬間から春木屋オーラがアリアリ。まず香り。醤油ダレの風味がアリアリで、熟成感ある塩気を感じるようなのだが、同時に芳醇な甘みが広がるようです。魚介系の乾物の旨味が醤油に混じって、実に円やかに漂う香りが素晴らしいね。この乾物も、いろいろ複合してるようで、煮干し・昆布・節系の旨味が混然一体かと!。この魚介系の甘みこそが、春木屋の味って感じがすごくします。
 

 
 また鶏ガラと豚ゲンコツも溶けているようで、動物系のニュアンスも実に芳醇。ベーススープの透明度が更に増すようでる。やっぱりカメリアラードがいい仕事をしていますよ。鏡面的光って凄みを増すばかりですが、実は超熱々なスープ。スープに自分の顔や箸レンゲが映り込むよう。またラード系で蓋をするタイプの香味油仕掛けで熱を逃さず、冷めない工夫がやっぱりいいね。、湯気の封じ込めだったりする分けね。しかもこのラードが実に軽やかでスッキリしているから旨さにも多大に貢献!。
 
 


 

 
 
<麺> ボソッとした初動に風味の強さ!徐々にスープが浸透し風味に甘味が加わるのが旨い!


 
 春木屋が、出汁も旨いが麺がとても旨いのよね!。これぞ春木屋アイデンティティってところで、その全体的にボコボコした手もみ麺風なニュアンスが好きなのです。どちらかと言えば、標準よりはかなり中太に傾斜したした感覚。見た目でかなり素朴さをアピールよう。
 

 
 序盤は風味を感じさてくれ、素地の旨味を感じてボソボソっとした感触がナイス!。やがてゆっくりと汁を吸い込む感じだが、ボソっとした感覚もやがてクチクチと淡い歯応えに変化。ゆっくりと糊化して出汁の旨味と一体する旨さへと変化します。また歯応えもいいがのど越しも面白い。ワンタンがとても滑らかなスベリを表現する一方、この麺は無骨なまでにボコボコとしたタッチ感を喉奥に伝えるイメージ。ワンタンとのコントラストを感じます。
 

 
 後半から終盤にかけては、海苔・メンマ・ワンタン等、あれこれと絡めながら食らい倒すのみ!。ここは麺大盛りが必須と感じます。
 
 

 

 
 
<チャーシュー> 肉の淡泊な本来味にスープが浸透する旨さ!スカッとクシクシした豚もも肉!


 
 スープはラードでオイリーな展開。一方でチャーシューは脂身の少ないモモ肉。ここにも密かな味のコントラストを感じます。少しスカっとした肉質ですが、醤油ダレが周囲に浸透した部分が実に好み。淡い香ばしさって感じかと。そして噛み締めて旨しと感じる肉ですが、スープに長く浸しておくとこれでイメージが少し変化して旨いです。
 

 
 多少スカッとした赤身は、やがてゆっくりとスープのエキスとラードを吸い込んで、ジワジワとしたソフトな食感に変化する?。それに伴い旨味が複雑になりかなり旨さがアップ!淡泊な肉味にスープが浸透する旨さでございます!。 
 
 


 

 
 
<メンマ> 素朴でやや濃ゆい醤油の浸透!仄かに甘味を感じる味付けが面白い!


 
 微妙に醤油ブラウンの浸透を感じますが、全体的にはフレッシュな色合い。ツルツルした表層も一般的に見えますが、実は味付けに少し工夫があるのか・・・微妙に甘味を感じます。この味わいが何となくクセになりそうな仕上がり。
 

 
 強きな価格設定にビビッてしまうが、トッピングは+100円と言うフツーにリーズナブルじゃないか!。次回はメンマ小鉢を追加すること必須でございます。ビールのお供としても格別なハズ!。激しくオススメアイテム!
 
 


 

 
 
 <ワンタン> 羽衣の如し半透明な揺めき!トロトロで蕩けるようなスベリ!豆肉餡がシンプルに旨し!
 


 
 ワンタン追加だけで価格が一気に跳ね上がるのですが、最近一千円オーバーの特製がフツーになってますから、驚か無くなって麻痺してますかね?。その反面、春木屋の価格設定に違和感覚えなくなってしまいました。さて、これはワンタン単品でこれと比較すること勿れ。ワンタンを追加したときの迫力は素晴らしきかと。
 

 
 半透明でまるで羽衣が揺らいでるように思わせる極薄な皮。それが重なり合うとミルフィーユのような重層で肉厚なワンタンと感じます。そしてその喉越しがハンパない!。この滑らかさが極上のシルキーな感覚です。店側は「絹ごし豆腐のようななめらかな触感と喉ごし」と伝えているんだがー。因みに肉餡はとってもシンプル。細かめの挽肉に塩コショウという分かりやすい味わい。こぼれた肉餡を後追いで皮にくるめて即興で味わうのも楽しいです。
 
 


 

 
 
総じまして「麺と雲呑の素朴さに艶めく出汁感!そして昭和レトロ!安寧極まるノスタルジックな旨さ!!」

 
 ・・・と言う感想!。春木屋の味ってなぜか急に食べたくなる?なので最近何気に春木屋@吉祥寺が気になってしまいます。明るくフェスティブな店の空気感も良いし、客層がまさに老若男女と幅広く愛されてるのが分かる!。今回も激しく心に響いた味わい。激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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