雨が降っても近場にある心強さ・・・
※緊急事態宣言下の活動記憶
麺屋 さくら井 (東京・JR三鷹) 特製らぁ麺 醤油 + 豚ユッケ風ご飯 〜ラーメン食べて詠います
- <全体> チャーシューはじめ極上トッピングのフルコーラス!崇高で大迫力!
- <スープ> 生揚げ醤油始めとする6種のブレンド!地鶏エキスとマッチ!本枯節と昆布の余韻も響く!
- <麺> 三河屋製麺:しっとりしつつも初動は淡い風味!汁が浸透すると甘味が増すイメージ!
- <チャーシュー> 東京トップクラスの低温調理系鶏豚チャーシュー!贅が極まる優しい質感!
- <他具材> スキなし!質感もサイズもそろったメンマに清涼感ある青菜!肉厚な海苔はスープを弾く風味良さ!
- <味玉にハズレなし!> 和菓子のような柔らかい食感とマチュアな甘味!鶏エキスに溶かして更に旨し!
- <豚ユッケ風ご飯> 何と!東京トップクラスの半レア肉は・・・ユッケ風飯風にも大化けする旨さ!
- 総じまして「特製&ユッケ飯で低温調理の崇高極まる肉三昧!一度はおいでよ一度は食うべし!」
在宅勤務の長いトンネルも、そろそろ出口は見えたか!?。これだけ長くなると気分は複雑ですよねぇ~。確かに仕事面を考えると、やりずらさからは解放される!。しかし、あの通勤に戻れる自信がオレに本当にあるのか?。思わぬ形で、働き方改革の後押しが進んだことにはなりましょうが、これがキッカケで人事評価や賃金体制に変化が訪れることになりましょうか。日本のサラリーマンもこれで実力本位の波にもまれてゆくことになりましょうかね・・・。
それにしても寒暖激しい雨が降ると、いっそう通勤復帰・会社復帰できるのか不安。ラヲタのオレだって、ラーメン屋に行くことすら億劫になってしまうもの。どんだけダルダルやねん・・・って凹みそうになりますが、へへへ、歩ける距離に、「麺屋さくら井」がある。この偶然を幸せと言わずして何という。わざと平日のランチタイムをずらして、悠々とランチ訪問してみました。
ところが・・・ちょっと日本全体に気のゆるみを感じるようだが、結構並んでおるじゃないか:汗。ザックリ10名。その後少し列が伸びる。何やらテイクアウトも煮干しに限って始めたそうで、それ目当ての客も並ぶという混雑状況。されど間隔など衛生面には十分配慮中!。入店間際で除菌ハンドジェルを入念に手のひらにいただきました。
<全体> チャーシューはじめ極上トッピングのフルコーラス!崇高で大迫力!
ははは!勢い余ったのか、ハンドジェルが思いのほか大量!こすってもこすってもネトネトしてる・・・iPhone のホームボタンが反応しない:笑。マスク越しに苦笑いしながら、ご店主と目が合って軽く黙礼!。平日ランチだから、飲めない苦痛を抑えつつ・・・待った麺顔はこんな感じです!。
おおお!何とも肉々しき生肉系の迫力!しかしワイルド感より和食のような落ち着き感と凛々しさを感じます。生肉に近いような色合いながら、ゆっくりピンク色が白んでゆき、見た目でも熱と時の移ろいを感じてしまうほど・・・儚さもあります。スープも透明度がしっかり演出されてますが、薄っすら霞がかっているのも見ていて心が安らぐというもの。更に、海苔と青菜の色合いが鮮やかで、気持ち良い緊張感も併せ持つ麺顔です。唯一、いつものようにあっけらかんとしてる味玉も、ここではピカピカに磨き上げられたかのような、艶々した質感で鮮やか。うー・・・隙が無いとはこのことですかな?。
<スープ> 生揚げ醤油始めとする6種のブレンド!地鶏エキスとマッチ!本枯節と昆布の余韻も響く!
この店で、やはり一番人気と言えば醤油でしょうか?。塩も煮干しも甲乙つけ難しなのが、実力と人気の高まりなのでしょうが、この醤油は、やはり「麺屋さくら井」の唯一無二ぶりを感じさせます。淡麗醤油は今や都内にはびこってる分野なのですが、何かがやっぱり違う!?。醤油と交じり合う、「鶏」と「乾物」のバランスが見事です。
醤油は、そのまま店側の蘊蓄を伝えると、生揚げ醤油と濃口醤油を始め6種類ブレンドとのこと。生揚げはご存知の方なら釈迦に説法だが、熱処理せず濾過もせず。本当に生の醤油をあらわしており、とってもナチュラルな味わい。カエシに尖りがなく、スープ生成する直前まで微生物が生きてたってな感じを妄想してしまいます。要するにスッキリしているし、ここのラーメンがどこかしら和食に近いと感じさせるポイントかと。
一方鶏の旨味も実に芳醇。こちらも蘊蓄転用すると、はかた地鶏の鶏ガラと、大山鶏の丸鶏煮出しらしい。醤油の色合いにどこかしら色気を感じるのは、鶏油が反映してると妄想するが、確かに円やかさと肉厚なコクはそれに依るといったところでしょう。しつこくないのが好印象。その動物系抑制と引き際鮮やかな分、乾物系の旨味が濃ゆく溶けてるかと!。また性懲りもなく店蘊蓄をのべると、本枯節と昆布はしっかりと溶けているみたい。円やかな甘みとコク深い落ち着く味わいは、これらが活躍してますね。醤油×鶏×乾物のバランスが実に特徴的で、日によっては感じ方も変化して、毎回飽きずに楽しませてくれます。
<麺> 三河屋製麺:しっとりしつつも初動は淡い風味!汁が浸透すると甘味が増すイメージ!
まるで漆喰のような白めで非常にきめ細かい地肌感。ストレートがキッパリとしているが麺線は緩やか。しなりや腰つきが柔らかいタイプだと思えます。しかし実際に食すると、その初動は淡く粉の風味を感じさせるもので、芯の残り香のような風流さが実にいい。しかしこれも中盤にさしかかると、しっかり汁を吸い込み始めてまた印象が変わります。
歯応えもクチクチと、わりと汁気を吸ったイメージ。前歯でリズミカルに千切ったあとは奥歯で潰します。すると既に汁を吸い込んだ味わいが楽しく、旨さで唾液がほとばしり、炭水化物ならではの旨みと満足感が味わえる!。糖化の旨味は出汁のエキスが混じって最高の状態です。このままでも楽しいが、せっかくだから海苔や青菜、メンマなども含めて味を足しこみ、味わい尽くしました。
<チャーシュー> 東京トップクラスの低温調理系鶏豚チャーシュー!贅が極まる優しい質感!
麺屋さくら井を、有名にしているのは・・・実はチャーシューが大きい理由だと思います。淡麗系の拉麺は確かに都内に多くある。低温調理に至っては失敗が少ないらしく、これもジャンルを超えて使用頻度はどこでも上がってる様子。そんな中でも、ここの肉は比類なし!?。似たもの似た店が容易に思い出せません。
とにかくシットリしてる。それは緩くてやさしい熱伝導と妄想してるんだが、外側と中側のしっとりさが差がなく、肉全体で差した脂がとろけると言った仕上がり方。マシュマロのようなタッチ。耳たぶのようなソフトな弾力。そしてスパっと歯応え圧の閾値で千切れて、そのあとは肉汁を弾けさせるのです。
鶏の胸肉も本来淡泊な味わいながらも、ソミュール液のマジックなのか、実に淡麗滋味で味わい深い。別皿にしてもらうと、柚子胡椒を貰えるんだが、それとの相性が抜群過ぎます。チャーシュー皿が未体験なら、一度食うべし!。
<他具材> スキなし!質感もサイズもそろったメンマに清涼感ある青菜!肉厚な海苔はスープを弾く風味良さ!
やはり東京トップクラスの店は、麺顔に隙がないのだった。メンマと青菜、そして海苔の盛り付けもこの店独自のオリジナリティ。それぞれのパーツの質感も高いっすね。特に最近のオススメは・・・メンマ。先日、Tombo@吉祥寺で、メンマご飯なるサイドメニューを頂いたが、タイプ的にはそれに似たメンマで、細さとコリコリ感が生き生きとしたイメージ。ひょっとしたらそんな食べ方にも合ってるかもしれません。
<味玉にハズレなし!> 和菓子のような柔らかい食感とマチュアな甘味!鶏エキスに溶かして更に旨し!
通い始めて月日が流れ・・・崩れたB卵はハーフとして時々サービスしてくれる身分になりました:笑。さてその味玉だが、久しぶりに金払ってホールで食ったが、すごく上品な迫力あるじゃないですか!。ちょっとオーバーに申せば、まるで和菓子のような柔らかい食感とマチュアな甘味!。出汁が玉子に浸透すると、こんなに甘味を感じるものなのか?。この店では、一度も中が冷たいなんてことも感じたこともなく、実に上品な味玉でした。毎回、金を払ってでも食いたいかと!。
そしてそんな上品な味玉で迷ったんですが、最後の欠片はスープに浸して味を足してみました。甘味に醤油スープの円やかさが浸透して、これも味変化のように楽しい旨さ。
<豚ユッケ風ご飯> 何と!東京トップクラスの半レア肉は・・・ユッケ風飯風にも大化けする旨さ!
今回は飲めなかったから、腹いせにサイドメニューを食らうのではありません。先日、TwitterかInstagramにこちらのこの画像がアップされておりまして・・・それがあまりに魅惑的だったもので。これまで、ここのチャーシューは半レアだから、飯より酒にあうハズという固定観念で食ってなかったのです。ユッケ風という発想ならアリですよね!。
肉のことは上述の通りなので詳細は省きますが・・・・極上な肉を大胆にカットしたもの。そこに甘目のタレが実にいい感じです。ユッケをオマージュして卵黄をトッピングされてますが、これメチャ味が濃ゆい。卵黄だから当たり前と言うこと勿れ。玉子自体旨いに間違いなく、通常のユッケダレより円やかな分、コクの広がりがすごい。
また舌の熱と咀嚼で再び脂が蕩けるスピードがアップ。口の中・・・糖質と脂の塊なんでしょうが、数秒数分程度・・・寿命が縮まろうと悔いなし!食いたし!。東京トップクラスの半レア肉は・・・ユッケ風飯風にも大化けする旨さ!。激しくオススメ!。それにしても・・・このメニューの他に、「チャーシューご飯」とういのがあるだが・・・卵黄を排して、更に肉が追加されるのであろうか!!!。楽しみが尽きぬ・・・。
総じまして「特製&ユッケ飯で低温調理の崇高極まる肉三昧!一度はおいでよ一度は食うべし!」
・・・と言う感動!。三鷹・武蔵野エリアの住人なら誇りに思えるラーメン店!。外出規制解除で、また鬼のような業列になるやもしれませんが・・・そうなればそろそろ整理券制度もマジで考えないとイケなさそうそう?。どんなことになろうとも、地元民の強みで今後も食い倒していただきます!。今回は、サイドメニューの魅力でとても新鮮に楽しませてもらえたことに感謝!。激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!