テイクアウトと入場制限でしぶとくコロナ対応・・・頑張れ！
くじら食堂bazar 三鷹店（東京・JR三鷹） 醤油 ＋ 本格吊るし焼豚 ＋ 替玉 ＋ サッポロラガービール赤星 中瓶 〜ラーメン食べて詠います
- ＜酒＞ サッポロラガービール赤星：こいつが飲めればそれだけでもいい！
- ＜アテ＞ 本格吊るし焼豚：吊るしの香ばしさとしっとりした質感！醤油ちょい付けで酒が進み過ぎる！
- ＜全体＞ 素朴な鶏肉の肉々しさがまるで特製限定のようなプレゼンスの高さ！
- ＜スープ＞ じっとり豊潤な鶏油の揺らめき！されど重くなく程よいエキスの濃ゆさ！
- ＜麺＞ 三河屋製麺：マイクロボコボコ素朴麺！汁を吸い込んでいるのを見るだけで甘味が伝わるよう！
- ＜チャーシュー＞ 出汁を逆に吸い込んで豊潤！そして締りのある歯応えが旨し！
- ＜青葱＞ 妙に甘くて旨いのだ！そのままでもいいが是非麺に絡めて食って欲しい！
- ＜替玉＞ 極細バリカタ麺：おおお！麺が違うのね！麺が変わると２度楽しめる新たな旨さ！替玉必須！激しくオススメ！
- 総じまして「何度食っても飽きない素朴さ！笠岡系鶏出汁の怒涛の旨さ！替玉まで行く着くべし！」
こちらのテイクアウト用の油そばが、じわじわと定番人気化しておりして家族にも人気。先日追加購入しようと夕方遅くに行ったら売り切れですからねー・・・気が抜けません。また昼飯ピーク時でも、入場制限っぽく間隔を空けて座れる状況ですから、ついでにゆっくりと赤星もやっつけてみる算段！。
座って外を眺めると嗚呼・・・一年の中でも生命力に溢れ、一番良い季節。なのに・・・この人っ気の少なさは、切ないを通り越して、寂寞とした感情も浮かびますな。コロナ憎し。
＜酒＞ サッポロラガービール赤星：こいつが飲めればそれだけでもいい！
そんな寂しさとイライラを払拭すべく、まずは赤星を召喚！。くじら食堂がお気に入りなのは、当然その質感と味わいが良いからなのだが、赤星が置いてあると言うところも理由として大きい！。この等身大のどっしりした苦味に旨味を感じてしまう・・・・そんな余韻で、サービスのメンマをコリコリと前歯でリスのように千切り味わいながら、また次から次へと赤星を流し込んでゆく楽しさ！。
そうこうしている内に・・・なんだか唐突にもっと気分が弾けたくなってきたよ！。そんな流れでメンマを一気に食い散らかして、次なるアテを追加投入！。
＜アテ＞ 本格吊るし焼豚：吊るしの香ばしさとしっとりした質感！醤油ちょい付けで酒が進み過ぎる！
今回は、気になってた「本格吊るし焼豚」を追加召喚してみました！。この「本格」って冠に心意気を感じますな。すでに酔ってる気分なので、何も考えずペラっと一枚持ち上げて醤油ダレに付けて味わいますが・・・おおお！確かに感じる吊るしならではの香ばしさ！。燻しって感覚なんだけど、しつこくない！。脂身の旨さも蕩ける。
そして全体的にしっとりとした仕上がりがまたいいのだった！。割と大判のスライスだったのもあるが、燻しがある中で優しく貼りつく肉の感覚がいい！。赤身の部分には下味がほんのりとじわじわと浮き出て、舌の味蕾に浸透するー。その余韻が完全にピークアウトしたところで、赤星を口の中に流し込み、残った脂を流して行くと、また次の肉味わいがフレッシュに味わえる！。
薬味のネギ、そして端に残ってたメンマを乗せて巻き込む。それを醤油ダレにチョイ付けして味わうのも粋な感覚がしないでもない！。嗚呼、これでビールとの飲食ループが止まらなくなるのでした！。
＜全体＞ 素朴な鶏肉の肉々しさがまるで特製限定のようなプレゼンスの高さ！
そうこうしてる内に、丁度良いタイミングで配膳が完了！。入店してから１５分程度でほんのりいい気分になってたので、それはすごく美味しそうに見えたのでした。それはこんな麺顔！。
おおお！飽きないねぇ〜本当に！この店では一番デフォルトの一杯なんだが、すでに特製か限定でも食らうかのような気分にさせる。きっと鶏肉のゴツゴツ感とそのボリュームに圧倒されてるからなのだろうが、素朴なイメージにしてはとてもいつも新鮮な気分で対峙できます。素朴で無骨な麺顔の中で、青葱の存在が色合い的にもビシッと決まるね。青葱がこんなに目を引く一杯とは！
＜スープ＞ じっとり豊潤な鶏油の揺らめき！されど重くなく程よいエキスの濃ゆさ！
やっぱり当初より進化してる！。まだメニューがフルラインじゃなくて、醤油一本なのだが飽きないねー。じっとりしたエキス感が、やっぱり食べやすくなってる上に鶏油のコクが控えめに明るい味わい。鶏醤油に鶏油の香味油。この一見、神奈川淡麗系のコンテンポラリーな様式にしては、笠岡式を意識したローカルさとトラディショナルなイメージ！これが素朴さと結びついて旨さを高めるようです。
確かにしっかりと鶏油の透明な黄色感が表層に浮かぶ。されど重くない。むしろ老鶏肉の風合いも混じって、濃ゆいのい程よいエキス感とすら思えます。香り高いピュアな鶏エキスが、色気控えめで落ち着く味わいになるとは・・・旨し。実はこのスープを吸い込んだメンマが一段とうまいのだがね。
＜麺＞ 三河屋製麺：マイクロボコボコ素朴麺！汁を吸い込んでいるのを見るだけで甘味が伝わるよう！
看板の鶏肉！そしてもう一つの看板は「ボコボコ細麺」でしょう。もう何度も伝えてるけど、マイクロボコボコ素朴麺！汁を吸い込んでいるのを見るだけで甘味が伝わるよう！。汁をたっぷりと吸い込んでも風味は衰えず、むしろ甘味すら微かに覚える麺の質。
汁を吸い込んでからの腰つきもナイスで、しなやかな。だが一旦啜ると、ボコボコなフォルムから見栄えで滑る抵抗感を想起させ、内頬・舌・喉越しで、微かなボコつきが駆け抜けてゆく軽いタッチ感がいいね。噛み締めるとしっかりと出汁と炭水化物の一体感ある甘味がある・・・それはとっても仄かなんだけど。だから、この店に夢中になっているのかも。
＜チャーシュー＞ 出汁を逆に吸い込んで豊潤！そして締りのある歯応えが旨し！
見た目だけだと、まるで鍋物の鶏肉のよう。もしここにゴボウがあったなら必ずやフィットすると思えます。成長した鶏の肉。ブロイラーよりは格段に硬いが、より自然な感じがしてこれも別の旨さとして大いに評価です。老鶏に若さを与えるような鶏油エキスの逆浸透。峠を越えたお肌に、ドモホルンリンクスが浸透して若返る・・・そんな妄想をかき立てる旨さです。
スープから得た旨味を、次は奥歯で噛み締めて絞り出す・・・すると老若が結合した脂の乗った旨さが滲み出てくる。ここに醤油感などが入り混じり、とても複雑でうまいのです。きっとこの肉は白飯にも絶対合うはず。
＜青葱＞ 妙に甘くて旨いのだ！そのままでもいいが是非麺に絡めて食って欲しい！
こんなに青葱がそそる一杯は他に思いつかない？？。最初は単なる飾りか薬味と感じたこれが、実は立派なトッピング。試しに一つ摘んで食らうといい・・・葱が甘いと感じるはずです。うまし！とこれだけで満足するには勿体ない！。
私は必ずこの葱を、鶏醤油をたっぷり含んだ麺に絡めて一緒に食らいます。葱の清涼感と独特な甘味、そして鶏醤油の豊潤なコクに麺の甘味ある風合いが、ベストマッチ！。追加トッピングに「葱」がないのが逆にツラく思えてくるほどです。
＜替玉＞ 極細バリカタ麺：おおお！麺が違うのね！麺が変わると２度楽しめる新たな旨さ！替玉必須！激しくオススメ！
今更なのですが・・・替玉の麺は変化するとは知りませんでした。券売機にはしっかり「極細バリカタ麺」と書いてある。マイクロボコボコ縮れ細麺が、バリカタではちょっとイメージに合わないと、これまでスルーしてたんですが、実際食ってみると、低加水気味のストレート細麺であり、全く別の麺風貌でした。
くっはー！これはもっと早く食っておくべきだった！。100円でこの充実感はなんぞ！。博多豚骨系とk比べてはいけませんが、うっすらパツパツした麺がとても風味が良い！。そして笠岡式のこの鶏醤油出汁にこんなに絶妙に合うとは！。
これは替玉では全く別の味風景ですので是非！。きっとこれ今後は必須アイテム化となってしまう私です。
総じまして「何度食っても飽きない素朴さ！笠岡系鶏出汁の怒涛の旨さ！替玉まで行く着くべし！」
・・・と言う感動！。コロナ騒ぎで、テイクアウトや換気や消毒等、工夫の徹底さも好印象。いちいち食い終わって帰った席をシュッシュと消毒。テイクアウトも実食もどちらも叶う努力の上で、この素朴な旨さは評価したいと思えます。このあと現金精算でテイクアウト油そばをゲットして、夜に美味しくいただきました。家族も大喜び。近くに用事あれば激しくオススメ！。そんな感動を思いつつ・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います！。
![サッポロ ラガービール大瓶セット [ 瓶 633ml×6本 ]](https://m.media-amazon.com/images/I/51vapvD0ZPL._SL160_.jpg "サッポロ ラガービール大瓶セット [ 瓶 633ml×6本 ]")
