たとえ1mmでも・・・ニンニク気配を感じさせることなく二郎系を食らうには Part2
- <全体> そうか丼がデカいから大人しく見えるのね!?麺増ヤサイマシでこの落ち着き感
- <スープ> 今日は特に脂の入りがイイね!そして柚子胡椒とわさびが二郎系にも風流に響くよ
- <麺> 相変わらずガッツリ感アリアリで風味もアリアリ!極太ストレートのようなオーション麺!
- <ヤサイ> 今日もやっぱりキャベツ率高め!アブラに塗れたヘルシーさ!次回はマシマシにしてみたい!
- <豚> 豚肉の塊感覚が凄い!そして香ばしさをしっかり感じさせホクホクの柔らかさだぜ!ネ申ブタ感覚!
- 総じまして「和風刺激の清涼感が心地良し!アブラとサッパリ薬味の二面性楽しめるワイルド系!」
また面談という仕事があり朝からとある都内へ・・・。しかしこういう時に限ってまた「ガッツリ系」「二郎系」食いたいと思うわけで、それなら悩むことなくまたあの店!あの一杯!を食いに行こうとやって来たのが新橋界隈。味方で塩ラーメンをまたいただきました。べつに二郎系で塩なら、「らーめん大 汐留店」でもよかったのだけどね。でもやはり味方の豚肉魅力に引き寄せられてしまったのと・・・・ちょっと前回訪問は欲望をセーブし過ぎてパンチが薄かったことのリベンジです。
訪問時は丁度店内満席状態って感じ。時間帯によってはすんなり食えるのが嬉しいです。まず食券を買ってから並ぶのですが、一歩店内に足を踏み入れた部分が超アブラで滑るぅ~。危うく店頭で転倒しそうになりましたよ(汗)。券売機でのはやる心を落ち着けて、転ばないようにいたしましょう。
<全体> そうか丼がデカいから大人しく見えるのね!?麺増ヤサイマシでこの落ち着き感
それにしても・・・ここは「汁なし専門店」か?と思えるほど、その汁なしの人気と注文が多いね。汁系はパラパラ程度だったけど、その中でも塩を食らうやつは珍しいようなアウェー感です。ま、この旨さとユニークさが浸透していないだけしょうから、ジワジワと盛り上がってもらいたい次第。今回は、ヤサイと柚子胡椒・わさびを加えてみました。その麺顔はこんな感じです。
おおお!ヤサイのコニーデが思ったよりも緩やか・・・そして裾野に鎮座する豚肉のワイルドさはまた格別。麺も前回より1.5倍マシしたはずなのに、どうしてこんなに大人しいのか。それは今更ながら気が付きましたが、この丼が単にデカいのです(笑)。やはり汁なし系で映える器って感じで、汁系だとスープ面もゆったりと見えるほど。柚子胡椒やわさびを内側に貼り付ける余裕すらあるデカさです。
<スープ> 今日は特に脂の入りがイイね!そして柚子胡椒とわさびが二郎系にも風流に響くよ
意外にも今回はたまたまなのかアブラが多いね。ラードが一面を覆い尽くすようなアブラエキスが垂れこめるスープ。そしてその下でうごめくベースの豚肉豚骨エキスがワイルドなようでキレイな琥珀色です。かき混ぜながら味わいますが、塩ダレが効いているというより豚骨アブラのストレート旨味って感覚。豚感ダイレクト!。やはり豚はアブラと塩気でシンプルに旨いのだった。
見た通りカネシが効いていない。風味と淡い酸味がないぶん少し寂しさ感じると思うこと勿れ。妙に香ばしさを感じる部分があり、それが塩ダレの風味なのか?。
そして面白いところは「柚子胡椒」と「わさび」を溶かすこと。ニンニクを抜いたのは、午後から大切な仕事があるからもあったが、柚子胡椒とわさびの風味が、ガッツリ系豚骨出汁にどのように響くのかを確かめたかったためです。そしてこれらが期待通りに旨かった!。超オイリーで豚の香ばしさとパンチあるガッツリスープに・・・何と言う馴染みある和風の清涼感が響くのだ・・・。これはニンニク引いといて正解、塩にして正解って感じですぜ。二郎系のちょい和風なんて展開がちゃんと成立するんですねー・・・。
<麺> 相変わらずガッツリ感アリアリで風味もアリアリ!極太ストレートのようなオーション麺!
200gを茹でると1.7倍で約350gになるとのこと。この文言に前回はビビッて200gとしてしまったが、ぺろっと食い切れて少し寂しさが残ったのでした。今回は麺増で300g。茹でたら500gオーバーとはなんと恐ろしい。けどこれもしっかり食い切れます。
ハードでやや平型な極太オーション麺。褐色の色合いがいかにも二郎系ってダイナミクスで、それでいて縮れや捩れがとても少ない。さらにザラツキよりもきめ細やかさすら覚えるので、妙に美しく見える麺なのです。しかし食い始めるとしっかりオーション風味も感じさせるハードさがありあり。これこれ!これ食いに来たって感じで満足度がアップです。汁をゆっくり吸いこむので、最後まで風味感もキープ。塩スープだったのでより風味感を感じたのかもしれませんね。
<ヤサイ> 今日もやっぱりキャベツ率高め!アブラに塗れたヘルシーさ!次回はマシマシにしてみたい!
やはり嬉しい!キャベツの甘味がしっかり感じ取れるモヤシヤサイ!。クタる手前というベストな湯で加減。天地返ししたあとはしっかりとクタり始めてスープにヤサイ甘味を吐き出します。麺と絡みやすくなるクタり加減がベストかな。ワシワシザクザクと食い始めると、もう無我夢中でとまりません。
今日はヤサイの隙間にアブラが多く混じっており、このアブラとヤサイの旨味と共に麺もガッツリいただくという算段。妙にアブラと塩出汁が絡み合い、めちゃ好みの味わいでした!。
<豚> 豚肉の塊感覚が凄い!そして香ばしさをしっかり感じさせホクホクの柔らかさだぜ!ネ申ブタ感覚!
ここは絶対に豚への期待を裏切りません!。まさに神がかり的に旨かったのだ!。その昔、地学で学んだ地層の褶曲・・・それを彷彿させる豚バラ肉のパラレルなローリングが素晴らしい。そしてそのサイズも大きい上に、札束五百万円分に匹敵するほどの分厚さ。この為スライスではなく塊としてデデンと存在しております。
煮豚とばかり思ってたが・・・これは明らかなる焼き色と焦げ目。それが面白いのが周囲だけでなく、ローリングした内側にも入っているから、もう香ばしくてたまりません。このロールを解くようにむしゃぶり食らうのですが、ホクホクとした歯応えと崩れる感覚がもはや快感!。噛み締めるとタレと肉味の合体旨味があふれ出します。もはや・・・ラーメンより豚を食いに来ているのかもしれません。
しつこいようですが、豚だけ食らうには朝営業の「まかないサンド」をご賞味あれ。激しくおススメ!。
総じまして「和風刺激の清涼感が心地良し!アブラとサッパリ薬味の二面性楽しめるワイルド系!」
・・・と言う感動。塩の二郎系も奥が深いジャンルなのか?。ちょっと暫くこのテーマを深堀りしてみたい気分です。となれば凛系にもいかねばなるまいだが・・・この店は今後もリピートさせていただきましょう!。基本何食っても旨い二郎系!新橋ならここ!激しくオススメ!ってことで・・・応援と期待が高まったところで、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!