ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3913】 麺屋 鳳 (東京・西新井) 普通盛 ヤサイニンニクアブラ + キリンラガービール350ml缶(おつまみ付) 〜実に丁寧なJインスパイア!しっかり旨味あるガッツリ麺!東京ジロリアンなら一回食っとけ!うまいから!!

新井薬師は西エリア、西新井大師は東エリア
 

 

 

 いつも理解が混乱する「新井薬師」と「西新井大師」。時々、新井大師とか西新井薬師など言い間違えたりして、関西オリジンのオレをいつも迷わせます。今回もYahoo!乗換案内の入力で一発検索とはいきませんでしたわ。いつも逆に思い出すので、その逆を想定してたら間違ったー。

 

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 さてこの駅を利用したのは7年以上も前。当時は「またおま」と揶揄された濃厚豚骨魚介が隆盛してた頃、「中華そば 椿」を訪ねて以来です。嗚呼、もう時は移って今は無くなってしまってました・・・。一時期は蒲田にも支店があって、好きなブランドだったのに寂しいー。

 

 

 

 時は移ると言えば、こちら「麺屋 鳳」さんは一時期は吉祥寺に店を構えていて、その頃から評判だったんです。メイン活動エリア内だからいつでも行けると思っていたら、急に4年ほど前に西新井へ移転ですよ。今回はようやくその訪問スルー&移転のリベンジを兼ねて、秋の青空の元、遠征訪問させていただきました。何だか最近、ガッツリ麺に食指がわいているオレです。
 
 

 

 
 
<酒> キリンラガービール350ml缶:この銘柄で価格設定悪くないしおつまみ付きなら文句無し!
 
 
 これで350円ならこのご時世納得でございます。フツーに外食でビール飲んだらワンコインですみませんからね。また銘柄も嬉しく、私がビールの味を覚えたラベルと同じ。最も当時は生じゃなかったけど一番落ち着く旨さ。そしていい感じに冷えてるからたまりません。
 

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 その上おつまみも付くのだから寧ろ安い!お椀に軽く盛られたラーメン用のヤサイとチャーシュー欠けらなんだけど、これが今後のラーメン展開を少し紹介してくれる気分です。まず豚肉は柔らかいし汁をたっぷり吸い込んで、塩気よりも旨味を感じて好印象。ヤサイはこれからクタろうとする状態で、これも汁とよく絡んでいる。仄かに甘味すら覚える仕上がりに、ビールが進みます!全体的な出だしとしては最高な展開です!。
 

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<全体> 納得の山盛り感覚!豚肉の質感・ヤサイのボリューム・汁のコッテリ感などナイスバランス!
 
 大体昼前からビールをあおると、休日とは言え背徳感あるもんだが、こちらはカウンターのあちこちで、プシューッ!缶を開ける音が聞こえる!。同じ穴の狢と言う連繫が嬉しいねー。一番遠くの席からプシューッと音が聞こえたかと思ったところで、店の奥様からコールを尋ねられ、今回は、ヤサイニンニクアブラとさせてもらいました。それはこんな麺顔して目の前に現れたー。
 

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 おおお!これはまたお見事な山盛り円錐の美しさ!。照明の加減もあって眩しく見えるが、何となくワイルドさと平行して質実なものを感じるにはなぜ?。よく見れば全体的に丁寧な作り込みであります。ヤサイはボリュームだけでなく白く輝きながら黄緑色がよく混じる。豚肉も見える場所にズドンと存在感を表し、分厚さと揃ったサイズ感がボリュームを与え満足度を誘うイメージ。汁もコッテリしてるようで、カネシが滲んで優しいクリーム褐色に見えるのが、どこか和んで見えるのだった。
 

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<スープ> 微乳化タイプの崇高さ!豚骨エキスと背脂の海!ヤサイ甘味溶け込むコッテリ出汁感が凄く丁寧!
 
 まずスープ。レンゲを静かに沈めると、一見醤油主体の琥珀色が広がり、醤二郎を思わせるニュアンスと映ります。しかし少しばかり攪拌するとアブラの拡散が進み、一気にベーススープの乳化部分が顔を出すと言うイメージ。しかも乳化は淡い程度で霞むが如し。個人的にはこれを微乳化と呼ばせていただきたいー。
 

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 全体的にカネシの塩気は前面に出てこず風合いに溶ける?バックアップと言うイメージ。そして豚骨エキスの煮出しが深く、それでいてそんなに重くないです。白い粉やニンニクのジリジリ感は、このアブラのコクに受け止められた感じで、スープ全体が丸みを帯びた濃厚さ!。これは美味いよ!。魚介があるとは思えないが、出汁の甘味のようなものも感じるのは、気のせいなのでしょうか?
 

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 感覚的にヤサイが美味いからそのスープエキスにも響いていると思いたい。でもヤサイだけでここまで崇高に仕上がるものなのか・・・もっと別の旨味調味が溶けている様に思えてなりませぬ。スープをすすっただけで、どうして吉祥寺時代に通わなかったのかと、妙に悔しいのだがー。
 

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<麺> 素朴さとワイルド感の他に美しさも感じる平打ち麺!風味と汁の一体感両方味わえるナイスな茹で上げ!
 
 ご多分に漏れず、ガッツリ系の素朴さとワイルドさを感じさせる平打ち太麺です。縮れはほとんで無くて、そのボコボコ感覚の殆どは捩れによるもの。明るい茶褐色で表層が外カタ麺の様にツルツルしているから、思いの外に崇高なつけ麺用に見えます。なのでしょうか、重量感あるにだけど、短くだったらフツーのラーメンのように啜れるかも。
 

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 茹で上げ加減もナイス。ちょうど芯がなくなりかけた瞬間って感覚で、歯応えは硬くもないが柔らかくもない。バリバリにオーション麺ってアピール感も無く、しかし中心部には粉風合いを少し残す部分がある。それが濃厚スープと対立軸になる味風景がいいね。やがて時間経過でゆっくりと汁が浸透し、麺風合いのフィールドをゲインするんだけど、それもまた旨しな展開。炭水化物と動物系アブラの成分が結着した部分は、やがて唾液で旨さをスパークするのでありまして、一体感と厚みを感じる味風景。前半と後半でずいぶんと変化も楽しませてくれるのですー。
 

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<豚> 単に柔らかいだけでなく噛み締める喜びと染み出る旨さ!厚みとボリューム文句無し!
 
 この手のガッツリ系ラーメンは、いろいろ口うるさいファンが多いと思うけどそれも愛情ですからあしからず。豚肉ってとっても大切なポイントで、汁とスープが良くても、豚のイメージでコロッと全体感が変わるものです。なので恐る恐る豚肉に接近しようとしますが、冒頭の初見からして、実にしっかりとした肉!。サイズ・分厚さ・個数など明かに合格点です。
 

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 醤油ダレに浸っていた節は感じますが、醤油味に染まったそぶりは無し。ナチュラルな豚肉の旨みに塩気が大人しく寄り添います。スープに浸してからはそのエキス吸い込んでまた旨さランクアップですが、個人的には柔らかすぎない硬さが残る程度が良かったのかと思いました。噛むと繊維が圧力に従い解れる。追い討ちで奥歯で噛み締めると、吸い込んだスープと本来肉味が混じって吐き出される。そこで残った麺を食ったり、ビールをあおったり。旨しな世界。
 

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<ヤサイ> ネ申ヤサイ!?キャベツの多さと染み出る甘味が全体に幸せ運ぶよ!
 
 さてこの一杯は、実はヤサイの貢献も大きいと思うのは私だけでしょうか?。単純に言うと、キャベツ比率が大きい。体感的に・・・モヤシ:キャベツ=7:3。また少しクタりかけの茹で上げ加減も絶妙で、特にこれによりキャベツの甘さが引き出されるイメージ。
 

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 実は普通盛で麺量240gと書いてあったので、ビール飲んでも余裕でヤサイマシにしましたが、こんな旨いと知ってたら例え麺量多めでもヤサイマシはしていたかと思います。個人的にはネ申野菜。悪いこと言わないから、一回でいいからヤサイマシときなってばよ!
 

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総じまして「実に丁寧なJインスパイア!しっかり旨味あるガッツリ麺!東京ジロリアンなら一回食っとけ!うまいから!!」
 
 ・・・と言う感動。どれが一番など言うのはヤボですが、東京トップクラスに美味しいガッツリ麺だったかと!。この分野は、派閥系統で好みが凄く割ましょうが、少なくとも微乳化でヤサイの甘さが好きな方なら激しくオススメかと!。その他汁なし系や辛味系などもあって器用な一面もあり、絶対に飽きない店かと!。そんな応援と今後の益々の発展を祈念しつつ、とっとと最後に詠って、いつもの様に締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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