ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3716】 大勝軒まるいち 西荻窪店 (東京・西荻窪) らーめん 〜新規開店早々コラーゲン濃度ぴっちり合わせてくる技!流石まるいち!西荻ラーメン戦争勃発!

東京都内の現役「大勝軒」看板久々拡大!!数えて70店舗(たぶん・・・)
 

 

 私の認識では、これで「都内で70店舗現役」。23区以外都下も含めます。先日「西台大勝軒」が新たにリニューアルしましたが「移転」なのでカウント増えず。久しぶりに1店舗増加。ひょっとして高齢化等で店じまいしている多店舗あれば、随時教えていただければ幸いです。ま、それくらい「大勝軒」が好きになってしまったと言うだけの話。金字塔でもなんでもありません。
 

 

 
 
 しかし普段中央線を利用していて、西荻窪もそれほど疎かににしていないのに、全く知らぬまに店ができたと思ったら「大勝軒」ですよ!。しかも「まるいち」系とは驚き。いや嬉しい。数ある大勝軒系列でも質感が高い方だと思いますし、なにせ東池オリジナルよりコラーゲン感が濃ゆい。なので割と新宿界隈では人気あると思ってる次第です。それが、西荻窪の、手狭く短い露地商店街の一角に出店!。たった30mの間に競合がすごい。家系「西荻家」、「麺や そめいよしの」、「日高屋」、「桂花飯店」がズラズラーっと並んでいるだけでなく、その近隣もまだまだラーメン屋がある。まさに殴り込み。オレ自身、どの店も応援したいが到底全部面倒みきれんがな・・・。
 

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 開店日には応援もエースを揃えるのが通例化?。とてもみなさん感じのいい流れでした。特にフロア仕切ってる年配の男性が、すごく柔らかい対応で年季感じるし嫌味が一切ない!。実は社長でしたなんて展開だったら面白いが(爆)、実際に最近あり得るからちょっかいかけられないね(笑)。開店記念にご丁寧にボールペンをいただきました!。へへへ・・・実はかなり嬉しい!システム手帳に早速差し替えました!
 

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<全体&スープ> 「東池系」と分類する中でもコラーゲンクリーミーな濃厚旨さが「まるいち」のいいところなのだ!
 
 別にボールペン欲しさに開店日に来たわけじゃないよ。大勝軒フリークとして、しかも通勤経路に出店したのだから行くしかあるまいの覚悟です。あまり腹減ってないのに、大勝軒と言う巡り合わせは皮肉ですがこれも宿命。ラヲタですから!。そんな決意の一杯は、こんな姿でやってきました!
 

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 おおお!想像以上に整ってるやん!。多少雑多な盛り付けでも、そこは大勝軒なりの庶民性で許容されるんですが、ちょっとした質感の高さをあちこち感じます。写真だと伝わりにくいが、汁・肉・麺・・・どれも大勝軒として質感にピントがあっている印象。では具体的に順に述べていこう!
 

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 まずスープ。誤解されやすいのが、少しシャバい感じがする豚骨魚介って解釈。豚骨の旨みと魚介の甘みをナチュラルに味わえるサラサラ感と受け取って欲しいが、濃厚豚魚が一世風靡した時はライトだねと揶揄されがちだったかと。今は昔とプレゼンスを獲得している現代の東池系ですが、そんな中でも「とくいち」は「コラーゲンの出汁」が旨くて特徴を出しているのです。スープ表面に油膜ができるほどではないですが、味わいに濃密な動物系のコクを感じるとともに、味わい飲み干した後に訪れる口の周りのペトペトさ。・・・・そして乾いたカピカピ感が感じられる。これが動物系の旨みの証に他ならず、人々を魅了するのだわ!。10年少し前ならその濃厚さで押し切るところでしょうが、今は食べやすさも求められてるところ。魚介出汁の甘さがさらっと幕を引きます。魚粉のコペコペ感も今は昔。とってもナチュラルな甘さの共演と申せましょう。
 

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 魚介感は、煮干系が主体と推察。ニボニボ感不在のタイプで、いわゆる「いぶき」ブランドとは言わねど、甘さを感じさせるイリコが主体のようです。もっとポピュラーにうるめの味わいもいいかもね!。そしてコラーゲン感覚は・・・・実は「モミジ」が入ってるでしょ!とどうしても言いたくなる。豚のカシラだけでこれほどペトペトするものだろうか・・・。ちょっと気になる。
 

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 そんな「濃密さが上手」な大勝軒ブランドが「まるいち」。支店によっては味がどうのこうのと言うのは野暮でしょうが、あえて言うなら私にとって「赤羽店」の濃密濃厚さが一番印象的でありました。いわゆる濃密さにピントがあったようで最後まで胃もたれしない程度にずっしり重さを楽しめた感じがいい。新店舗はやや個人的に採点はすごく悩む性格ですが、お世辞抜きに「西荻窪店は、赤羽イメージに近かった」と言うのが印象。汁系のデフォを一杯だけ食っただけですが、あしからず。新店舗の大勝軒で満足させるってのは、実はすごく難しいんじゃないの?と思えるんですが、みなさんいかがお考え??。
 

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<麺> 自家製麺:汁系でもしっかり引き締まりをキープする「多加水もちもち明るい弾力!」腹一杯になる心意気感じるボリューム感健在!
 
 腹減ってないのに大勝軒。永福町系だったらスルーしたか???分からんけど、こっちも覚悟の上です。感覚的に、茹で前180gといったところ(あてずっぽ!)。普通だったら晩飯向けの大盛りに相当か、もうちょい多めって感じ。この「お腹いっぱいになってもらいたい」精神が大勝軒スピリットで、山岸魂!なんですよね。フツー大盛りの殿堂的なラーメンなら、質が少々でも目をつぶるところ?。ところが、うまい!うまいのである!!。
 

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 また別の日にもこのバランスの麺と再び出会えるのか今から心配になるくらい。きっちり端っこまで茹で切った感覚で、アルデンテが今消えた・・・・ってな感じ。これから多加水のよくあるモチモチ感を楽しもうとして噛みちぎると、ふわっと麺の風合いが残ってる。その最中で、おおお!何もつけずに「あつもり」で食って旨い麺と同じじゃん!と頭の中では絶叫!。よく見ると一部ではまだアルデンテが残ってる。多加水のアルデンテって実はうまいんじゃね!?と、今更ながら気がついたが、あまりそんな対応やってくれる店無さそうだ。
 

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 これは、次回はつけ麺で、旨さが本物かどうか確かめねばなるまいですな!。近いうちに「野菜つけ麺」を召喚したいと思います。また軌道に乗ったところで、渋谷店のように「まぜそば」も提供しておくんなまし!
 
 
 
 
<チャーシュー> この肉はウソをついてない味だぜ!程よいサイズ感と思いっきりのいい分厚さ!脂身と赤身の配分もよろしく食べ応えありありありありありありありありありあり!
 
 大勝軒系で肉ががっかりだと、他の系統以上にけちょんけちょんに揶揄されると思いませんか?。それだけにこのブランドは重い看板ですな。そのようにハードルを上げてみたが、この肉質なら合格だと思った次第!。
 

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 大斗系のように赤身のスカスカ感に汁を吸わせて旨しと思わせるのもいいが、このように赤身と脂身のバランス良いタイプも実にいいね。奥歯で一気に肉をガジると赤身と脂身の両方が楽しめて、一気に渾然一体。赤身に染みてた汁が脂身の旨さと、噛むたびに唾液が溢れて旨さに昇格。アブラと糖の結託は・・・人類にとって麻薬的旨さですよ。
 

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 嗚呼、そして最後のひとかけらを食い終わったところで終了・・・・アリーヴェ デルチ!
 
 
 
 
総じまして「新規開店早々コラーゲン濃度ぴっちり合わせてくる技!流石まるいち!西荻ラーメン戦争勃発!」という感覚
 
 ・・・嬉しい方向で心穏やかではありません。10年前の西荻窪は、「昼ははつね」「夜は丸福」で十分で、今はなき「睦月」は少し遠くて贅沢な味わいだった。それが今は急にラーメン銀座かのようだよ。西荻窪・・・吉祥寺よりも私にとってはホットな街であります。今後もっと西荻窪の定点観測を具体化せねば!そんな焦りを感じつつ、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
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