ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3657】 栄屋ミルクホール (東京・神田) タンメン 〜店箱・屋号・各種メニュー・・・どれをとっても昭和レトロの重要文化財!

元号!昭和も遠くなりにけりだな・・・
 やれやれだぜ・・・・。この日も東京西エリアでややこしい仕事をしてから、立川で中央特快で一気に都心へ戻ります。途中爆睡!気が付いたら御茶ノ水で、危うく乗り過ごすところだったわwwww。今回は何となく、しんみりと昭和レトロな店が気になって、この機会に久しぶりに訪問して見たかったのだった。その店は「栄屋ミルクホール」。この外観が何ともたまらん!。そのまま現役な状態でしっかりレトロを継承している素晴らしさであります。
 

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 どうして「ミルクホール」って喫茶店チックな店で中華なの!?。以前さる御仁に伺ったことがありまして、昔は喫茶店や甘味処でもラーメンとか出すのが珍しくなかったらしい。デートみたいにあんみつとラーメン食ってました・・・なんて話を伺ったのがいかにも微笑ましく、大切な思い出が羨ましい・・。
 

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 さて入店してみると、これが案外客層は若い人が多いのだった。デートなのか近くで働いているアルバイト仲間ってなカップルもいれば、30前後のスーツで外回りっぽいサラリーマンもおられる。無意味に年齢を重ねてヤサグレ気分で、サラメシ気取ろうとするのはオレくらいなものでした(汗)。
 
 

 

 
 
<全体&スープ> 全くもって野菜感覚極まる出汁感!乾物も浸透しレトロにヘルシーが加わるイメージ!
 
 そしてスタフさん達が、オレなんかより人生先輩な感じで、仕事が楽しいようにイキイキと働いておられる。実にいい感じ。年金支給年齢までどうやって食いつないでいこうか?いつまで働けば安心な老後なのだ?など後ろ向きなことばっかり考えているオレ。だから、人生の先輩が生き生きと頑張っているのを見ると、羨ましいのではなく、なんだか恥ずかしく思えてくるね・・・・ちょい反省~。そんな人生先輩から、腰低くして丁寧な対応で配膳をしてくれたのが、このタンメンでありました。それはこんな麺顔!。
 

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 おおお!これは見事な具材ボリューム!。昭和オヤジがレトロ気分でしっとりと頂こうと思ってたら、少しばかり甘かった。野菜の量がハンパない。しかもキャベツが山盛りで、更に言うとざく切り感がワイルドです。なかなか肉にたどり着けないばかりか、麺だって相当下に埋もれた感覚。これはスープまで完飲すると腹パンで死ぬにそうになるかも・・。
 

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 まずはスープから味わうのが自分の流儀。レンゲで掬って確認しますが、結構煮だした感覚が濃ゆくて、色合いが濃ゆい。豚ガラ鶏ガラの溶け込みを感じる深いイエロー風が、じっとりしたエキス感で旨そうです。正しく塩スープって感覚で味わい始めるが・・・これが何とも優しい味わい。ハンパない優しさ。超優しい。
 

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 何がそんなに優しくしているのかと言えば、もちろん見た目に一番インパクトあるキャベツです。この煮汁が素晴らしく甘く溶けている。モヤシの野菜感はとても淡泊なので他の味に押し切られている。しかしキャベツはその本能向きだしのように、甘さを醸し出していますよ。微妙に上に醤油ダレがかかってますが、その塩気はキャベツの甘味パワーに完全に吸収されきってる。まさにキャベツの出汁という感じが、タンメンとしても少し独特さがあるような気がします。
 

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 もちろんベースの出汁もしっかりしてます。例えば椎茸。この戻し汁は必ず入っているはず。具材にも少し一部が確認できますが、滋味深いニュアンスには昆布か椎茸の旨みが溶けていると感じます。キャベツと寄り添う感覚もいい!。そして豚ガラと鶏ガラはとっても淡麗。下味といレベル感でとてもカロリーオフなボディ感でしょうか。私としては珍しく、タンメンでテーブル胡椒を振りましたが、昭和の味わいとしては、以前からこのレベル感だったのかもしれませんね・・・。今はいろんな味が濃くなりすぎて居るのかもしれない・・・・。
 
 

 

 
 
<麺> とてもスリムな中加水のきっちりストレート麺!歯応えが具材とコントラストを形成しむしろ心地よし!
 
 具材に圧倒されつつも、麺はとても気になるところ。2~3回掘り返してようやくたどり着けますが、久しぶりに出会ったミルクホールの麺。こんなに細かったっけ・・・という印象。それにキャベツの大胆さと比べて非常にスリムさが際立ち、コントラストを感じてしまったかも。ハッキリ言ってとても旨そう!。
 

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 嬉しいことに、細くてもクツクツとして歯応えがあったのだ!。いかん・・・最近、この店では冷やし中華しかイメージが残ってないので、デフォルトラーメンの記憶が飛んでいる。とても町中華向けとしても餡掛け風にもピッタリくるような質感。妙に風味さえ感じる錯覚を誘うようです。前歯だけでなく奥歯へ運び込んで潰しても、汁と混じった味わいよりも、麺の風味が残るようでこれはこれで好きだ!。いかん・・・またミイラ取りがミイラになったように、次食うべき宿題メニューを作ってしまった。
 

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 因みにスリムな麺なのでとてもライトに啜り食えました。ズボボボボボーーーーっていつもの調子ですが(汗)。そして珍しく具材と絡めて食うにしても、先に麺を啜り食い切ってしまい、キャベツだけが最後にスープに浮かぶばかりであった。
 
 

 

 
 
<具材> ロールキャベツ以上にキャベツを摂取できるタンメンなのだ!
 
 キャベツ大好き人間としては嬉しいねー。それにしても今回ほど一度にキャベツを食した記憶があまりないかも。写真メモに収めてしまうとどうしても迫力が伝わらないのだが・・・これは相当な量だったと思います。心意気を感じる!。
 

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 まさしくロールキャベツに近い、出汁に沁み込んだ葉っぱと茎。それが炒め湯がかれてトロトロになる直前のような柔らかさです。根(本当は学術上は茎???)に近い部分の大胆なカットも箸でカットできるかも。その野菜エキスとベーススープの一体感たるや、西洋とも中華ともつかないような味風景でした。今回は・・・全体的な感想としては、「キャベツ食った!」という感じ(笑)。いつもこうなのか、たまたまなのか、春になるとキャベツが安くなるからなのか、また定点観測的に食って確かめねばばりませんな・・・。
 

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総じまして「店箱・屋号・各種メニュー・・・どれをとっても昭和レトロの重要文化財!」
 
 ・・・ってな感覚。レトロ過ぎて、今では若い人までもが興味もって訪問してくれるほど。後継者存じませんが、この雰囲気とこの味わいのレトロ感をぜひともキープし続けてほしいなと思います。そんな応援も兼ねて、とっとと最後に詠って、いつものように詠います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeにまとめてみました!

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