ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3609】 ラーメン晃煇 (東京・池上) 鯛ラーメン 麺大盛り 〜下心なく華やかさが染みる出汁!訳もなく気持ち華やぐ鯛風味!質実鯛出汁拉麺!

再び盛り上がるか・・・鯛出汁勢力!
 
 最近妙に新店舗の情報が気になって仕方がないのですが、都内あちこちで「鯛」の文字をパラパラと見かける頻度が増えてきたような気がします。私だけでしょうか?。しかも限定で鯛出汁を提供というのではなく、鯛出汁拉麺を看板にする店舗を目にします。なんだか鯛ブームなんでしょうか?
 

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 数年前にも似たような記憶があり、鮮魚系が注目集めてた時期と少しかぶるかもと。落ち着きを取り戻したなかで、一貫して「鯛」看板で第一線で頑張っているのは、新宿区曙橋にあるあの名店でしょうか。また錦糸町では一気に有名店が躍り出ましたし、その他板橋など都内あちこちで鯛ラーメンがある。そんな感じで調べてたら、ざっくざくとネット検索できてしまったわ。実はずっと地道に盛り上がっていた鯛出汁だったのかと、再認識させてもらいました。知らんかったのはオレだけだった。
 

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 さてそんな鯛盛り上がりに便乗しようと、あらゆる運気盛り下がりのオレがやって来たのは「池上」。大田区のいい下町感あるナイススポット。駅前をタクシーと東急バスがガンガンと通り抜けてゆきます。喫茶とパン屋とスーパーがごちゃごちゃしてて、夜の飲み屋がパラパラありそうなところを過ぎると半住宅地。商店街の端っぽいところにあるのが、「ラーメン晃煇」さん。難しい字で漢字変換できん・・・。開店直後だったのか、混雑せずいい感じで食える余裕がありました。
 
 

 

 
 
<全体&スープ> 焼鯛の香ばしさと華やぎ両立の煮出し感!白湯と清湯の中間をゆくエキス感!
 
 もう食うもの完全に決まってますので迷い一切なし。鯛ラーメン一本かと思ってたら「醤油らーめん」ってのもあるのね。また今はまだ準備中らしいが「つけ麺」なるものも予定あり。面白い店になってゆきそうです。唯一考えたのは麺の大盛りにするかどうか。ま、迷いだしたら後に引くと後悔しそうなので、今回は大盛をチョイスして、うれしそうに食券を女性(奥様?)に手渡します。すると・・・3月末まで味玉サービスの券をくれて素直に嬉しかったりする。何だか運ももらった気分?。そんな感じで奥のほうのカウンター席を陣取り、しばらくしてから提供を受けたのがこんな麺顔、こんな一杯でございました。
 

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 おおお!これは想像以上に質感が複雑ですぞ・・・淡麗系だと思ってたらまったりと軽い濁りがあるし、またトッピングが意外に迫力ある。特につくねがこんなに存在感あるとは予想外。また麺が透明感ありつつもジラフのような斑点を彷彿とさせ、味玉の鮮やかさを見る。すると、麺顔全体が春の静かな海を写す掛け軸のような、落ち着きを感じるではないか・・・。
 

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 妄想を一旦止めて、まずはスープを実食。これは上品そうだからレンゲで頂くが・・・当たり前のようだが第一印象は「鯛」であります。鯛は鯛でも焼鯛のような香ばしさもありなむで、鮮魚系のアラ煮出汁一辺倒でもなさそうな気もする。もっとも鯛煮干・焼鯛兜などを出汁に忍ばせているのかもしれませんが、「香ばしさが食欲をそそらせる」タイプであることは確かなようです。そして全体的に気になるのは軽い濁り間。鯛白湯というほどでもなく、また清湯と言い切るには無理上がる感じで、その中間層を貫きます。濁りとは言え、私の妄想では「清湯イメージ」を割と意識しながら作られたのかなぁ・・・なんて想像しますが、ムーディー・ブルースを5時間ほど巻き戻して再生しないと、手掛かりはつかめそうにありません。
 

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 ひとつ気に入ったのがフライドオニオン。鯛味をほめるつもりがあしからず。この薬味が意外に鯛の香ばしさと呼応し、また腹持ちのよい食い応えにも通じるような気がします。鮮魚系一本調子にならない工夫が感じられるし、味わいは複雑なほうが楽しめるはず。そしてさらに思ったことがもう一つ。これなら・・・スープ茶漬けにするがよろしかろうと。ここまで考えが及ばず、今回に限ってなぜか麺の大盛にしてしまったオレでした・・・。
 

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<麺> 三河製麺:多加水で全粒配合のストレート細麺!見栄えと歯応えの明るさ感じてナイス!
 
 決して麺の大盛を後悔しているわけではなく、質感高い麺で満足でした。風味感じさせるのが合うかなと勝手に想像してたのは、加水の低いタイプ。ところが出てきたのは明らかに多加水で、心なしか透明感すら感じるキラキラ度合いが印象的です。しかも全粒粉を配合しているのがいい感じ。箸で救い上げないと分からないほどで、配合率は5%も満たないかと・・・。それでも淡麗なイメージにさせます。
 

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 基本的にはスレート麺。微妙ぼこっとしてる部分があるのか、揃い方が素朴というかナチュラル感ありつつ、少し粘度を感じさせる汁がよく絡みます。持ち上げが良いという感じで少しづつ汁の浸透もあるようだが、バクバクと吸い込むタイプでもなさそう。表面はツルツルとコーティングしたような滑らかさだから、すすり上げがすごう楽しいタイプ。歯切れもプツプツスパスパと小気味よく、ズボボボっとすり抜けるすすり上げはどことなく上品にも感じます。噛み締めると麺の味というより鯛の味。少し香る程度かと思ってたけど、味に関しても存在感があるもんです。鯛って麺とからんでも主張するのね。
 

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<チャーシュー> 王道の豚バラ肉のトロトロ感!肉の脂感が鯛出汁風景の中ではアクセント!
 
 フライドオニオンの薬味で感じたことと、少し似たニュアンスをこのチャーシューでも感じます。鯛の味風景一辺倒な中にあって、動物系のちょっとした旨みが色合いと感じます。そこでナイスだと思ったのが「バラ肉」を使ってるということ。脂とのぶつかり合いを嫌って少しでも少な目な部位を選びそうなところを、あえてばら肉脂を乗せているところがいいね。そして実際にそんなに喧嘩や違和感あることは一切なく、むしろ鯛味の口直し的に、豚バラチャーシューを新鮮な旨さとかんじたりしてね(笑)。
 

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 そしてとにかくトロットロな柔らかさ。自重で崩れる柔らかさが、舌の上では一気に全体に広がってゆくから・・・あっという間に食い切る。そして知らぬ間に口の中で無くなって消えてしまう寂しさよ・・・。もう少し楽しませてから消えてくれても良さそうなものを・・・・。旨いチャーシューは本当いツレナイもんです。
 

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<つくね> おまけ的な先入観は捨てよ!随分とご立派なので酒を欲する仕上がり度!
 
 最初、つくね入りって言うから「つり」とか「おまけ」かなと思ってたんだが、それは失礼でありました。これは実に旨いしサイズもいい感じ。しかも2つもある。鶏肉メインの合挽が粗目な感じですが、細かいコリコリ軟骨の練り込みでしなやかな舌ざわりと、しっかりした歯応えを形成してます。軽い下味感で十分。素材感の旨みと、少し染みこんだ鯛出汁の旨さで爆旨です。細かく口のなかで弾く線香花火のような、軟骨コリコリ感がまたたまらん!・・・酒がどうしても欲しくなるアテですなこれは。そこで希望としては・・・・追加トッピングで「つくね」も券売機ボタンに加えてほしいと思う次第。結構ニーズあると思うんだけどねぇ―。
 

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<味玉にハズレなし!> デフォルトでハーフ味玉付!白出汁っぽい円やかさが卵黄の深味に映える!
 
 デフォルトでつくね2個と、例えハーフでも味玉があるならば、これは満足度高い。しかもしっかりと作りこみを感じる味玉で、うっすらとした色合いなわりに、出汁浸透の深い色気もたしなむところがあるようです。白出汁か塩ダレが浸透したようなナチュラル感で、白身はやや引き締まったプルプル感。そして卵黄はマチュアな旨みに溢れるが、甘いという感じがあまりしない。自然な塩気が逆に甘いと感じたかもで、これならサービスでもらった味玉サービス券がますます楽しみになってくるではないか!。嗚呼、やっぱり毎度毎度だが・・・味玉にハズレはなし!
 

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総じまして「下心なく華やかさが染みる出汁!訳もなく気持ち華やぐ鯛風味!質実鯛出汁拉麺!」
 
 ・・・と言う有難さ感じる一杯。池上の駅から少々だが離れた場所に、こんな鯛出汁があったんだと、少し不思議な感覚がする旨さでした。しかしながらポツポツと飲食店があり、ゆっくり食える感があるような商店街。このエリアではここ!と言う感じで盛り上がってもらいたい応援気分です。近くのコインPと絡めて食いに来る手もありますよ。そんな提案もしつつ応援気分で、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeにまとめてみました!

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