武蔵小杉に本格的豚骨系復活!!
- <全体&スープ> さらりとした豚骨煮出しで豚旨みが芳醇!ストレスなくグビグビ飲み干せる出汁感覚!
- <薬味> すべてしっくりと来る感覚がいいね!ニンニク粒・紅生姜・高菜
- <麺> バリカタでお願い!クシクシとした感覚の中に粉熟成の風味深く!
- <トッピング> 定番の薄スライスばら肉とゴリゴリ歯応えのキクラゲ!
- 総じまして「気取らない高品質!纏まりとバランス感覚感じる本格博多系豚骨!」
ラーメン食いすぎて心配と揶揄を受けている身ですが、実はそっちよりも酒の方が心配・・・瀧汗。年末年始は正月だからと飲みすぎて、続く三連休は魂の休息だと飲み続け、翌週明けは気持ち悪い朝を迎えてしまいました。あーーー朝飯食えねぇーーーーってな気分で、満員電車に揺られながらなんとか出勤。午後の仕事場へ移動するまで、ポカリスェットがぶ飲み状態でございます。本当にいい歳して、何やっとんじゃ、オレは!。続けてヘパリーゼを飲みまして、何とか平常心を取り戻したのは午前10時前でした。それから出かける準備をうだうだと進める。
ただ体調も回復するのも嬉しいが、朝飯抜いたもんだから急にお昼前になると腹が減って来た!。腹が減ると時々体が震えたりしますので、これは困ったぞ・・・・。乗換駅の武蔵小杉に着いたのは午前11時少し前。ところがこの時間でやってる飯屋は、ベーカリーぐらいしかないわけだ。少し前なら、「TETSU」「高倉」がありサクッと食えたのに!。近くのショッピングモールか、ヨーカドーで食っていくかと迷いつつ、何とかラーメンアプリで探し当てたのが、こちら「博多禿鷹」さん。ヨーカドーのすぐそばなので、分かりやすいち近いじゃない!。早速突撃してみることとしました。
いつの間に、こんな博多豚骨の店が出来たのだ・・・。店先が路地側に向いているので、全く見逃しておりました。11時ジャストに入店!。一番客だろうと思ってたら、先客が既に5名!。そこそこ人気なのか、ほぼ常連気取りで勝手知ったる感じで注文です。ランチタイムはライスがサービスらしく、しかも小・中・大と選べるとのこと。きっとこれ目当てなのだろうと思われる若者多しの店内です。スゲー!朝から替え玉して、ライスの大だなんて・・・健常な胃袋と、食っても太らない活性化した身体が羨ましい!。
<全体&スープ> さらりとした豚骨煮出しで豚旨みが芳醇!ストレスなくグビグビ飲み干せる出汁感覚!
思えば「高倉」閉店以来の本格的九州豚骨の店だね。これは朗報!。家系探すのに苦労しない神奈川エリアだけど、本格豚骨ってのは案外辿り着きにくいからね、武蔵小杉のこんな駅近にあるならこれは重宝。気に入ったらローテーション入りするかもしれません。九州豚骨では、替玉しないとイケないと思いつつ、今回はサービスライスも替玉も、体調を鑑みて自重させていただきましょう。そんなラーメン一本勝負気分で対峙する一杯はこんな感じでした。
おおお!実に定番で安寧あたえる王道の博多系豚骨スープ!。白濁の豚骨エキスにはコラーゲン感がたっぷりと感じられますが、ギトギトとした感覚が薄く、とてもさらっと煮出したようなシルキーな雰囲気がいいね!。少し透けて麺が見える程度の濃度感が素敵。デフォルトで上質っぽい海苔も入っており、キクラゲも質感が高い。これはコスパがいいかも!
実に久しぶりの九州豚骨系ですが、まずはデフォルトをそのまま味わいます。レンゲで汁を近づけた際にも豚骨のエグミは一切感じないでとても素直な豚エキスが薫る。そして味わいはまさに塩豚っていう、ストレスを感じない煮出しっぷりで、サラサラゴクゴクと飲み干してしまいたくなる。丁度良い塩梅とはこのこと。コラーゲンは濃すぎず、今の自分の腹の浸透圧にしっくりと来る。何にせよ、ベトベトしないから、とても上品かつスタイリッシュとすら覚えるじゃないか!。
<薬味> すべてしっくりと来る感覚がいいね!ニンニク粒・紅生姜・高菜
今回も「ブレスケア」持参!。食後に基準量の2倍を胃袋に入れることを前提に、思う存分薬味で楽しむのだ。まずニンニク。これは生の粒を皮をむいた状態で粗くスライスされてある。これを水に浸してあるのですが、これが何気にいいね。ニンニククラッシャーにニンニクを入れて潰したあと、内側に搾りかすが残るけど、このニンニクだとそれが出ないのが不思議!。
それでいてしっかり生潰しニンニクのシャープな刺激がキープでこれがご機嫌にいいぞ!。2回ニンニクを潰してしまいました。
また紅生姜と高菜漬けがいい感じ。紅生姜は、サイケデリック?蛍光色とも言える赤がイメージですが、こちらはやや大人しい紅色で、ナチュラルさがいい感じ。シャネルのルージュで例えるなら「色番#84:ディアローグ」と言ったところでしょうか。噛むと余計な金属的なジリジリ感が一切なく、軽やかな刺激の紅生姜!。紅生姜単体の味もよいし、豚骨スープとの溶け具合も良いし、好印象ですよ!
そして高菜漬け。これは全体的に柔らかめで、フツーに白飯に載せて食いたいと思える質感。柔らかいのは当たり前だろと言われそうですが・・・汗。ここから滲み出る辣油のようなエキス感が、豚骨スープ全体に広まって、後半にはとてもカオスな旨さを高めるのが実にナイス。案外これら3つの薬味達の仕事が底上げしているのではないかと感じ入る次第です。
<麺> バリカタでお願い!クシクシとした感覚の中に粉熟成の風味深く!
かなり調整バリエーションがありますねー。イチビって「粉おとし」にしようかと思ったけど・・・ここはフツーに「バリカタ」で抑えておきましょう。超低加水のストレート極細麺の、いわゆる「博多麺」。じつはこの麺の違いってのは、私には分かりにくいのでレビュー泣かせな食材。熟成効いた粉感覚を楽しむものと思ってますが、かん水が完全に抜け熟成された風味は、どれも同じように思え、またどれも同じレベルで美味しく感じてしまうのです。
わざとカタメな指定にしましたが、博多麺の場合、固くしてもパツパツとは感じられませんね。ここが煮干そばの固い麺と決定的に違う点で、芯をよりはっきりと感じる博多麺ですが、その芯はとってもしなやかで、粉風味をかなりダイレクトに感じる・・・と言ったところ。ここが好みの分かれるポイントで、風味を大切にしたい人は「カタメ」を、汁と混じった糖化の甘味を堪能したいひとは「ヤワメ」を選択するのだと、個人的には感じますー。もっとも、オレのオヤジは歯が弱ってから何でもヤワメで食ってたが、あれはあれで好きで食ってたんだろうねぇ~。
<トッピング> 定番の薄スライスばら肉とゴリゴリ歯応えのキクラゲ!
実はかなり、汁と薬味で満足してしまったので、トッピングの印象は薄いんだがー・・・。ただ余計な記憶がない反面、とても素直に食えたという解釈です。豚肉にしたって甘味強めのタレが染みこんだばら肉は旨かった。脂の甘さとタレの微妙な甘さに、豚骨スープの塩気が相まってすごく食欲を感じさえる旨みに感じたし。
またキクラゲも質感がよくて、無駄に乾いた感じがなく、小気味よくバキバキボキボキと食い千切れた。バリカタの麺と混じっては、面白い歯応えのコラボを感じたし。汁に濡れた味も実に好きだわー。
総じまして「気取らない高品質!纏まりとバランス感覚感じる本格博多系豚骨!」
・・・と言うのが感想。店がまだ新しいのもあって、まだ清潔感も高いしいろいろ創作的な博多ラーメンも試みているみたい。元々武蔵小杉は飲み屋が多い街だし、飲んだ後の〆にも丁度良い質感とロケーション。とても使い勝手よいのでここはまた来ると思います。ともあれムサコに本格豚骨が復活して嬉しい!そんな気分で、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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