ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3533】 麺や ふくわらい (川崎・矢向) 鶏と鰹 ワンタン醤油ソバ 〜意外な穴場に良質なるワンタンメンあり!招福感じる旨さの出会い!

うほ!?また穴場見つけたかも〜!南武線沿線もやるね!
 
 妙に今年の12/24(月) は、会議も打ち合わせも入ってないな・・・と思って珍しく年末に休暇申請してやろうと思って申請したらもともと休みだった(笑)。1件だけ24日に会議は入るかもだったのだが、招集者は「休日に出てこい」という意志だったのね。今更想像すると恐ろしいヤツです(瀧汗)。
 

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 そんな嬉しいことを東海道線に揺られながら発見したのですが、午後から立川方面に移動なので、川崎で南武線乗り換えです。まことに昼飯としては中途半端で混雑するタイミングだった・・・。どこか静かな駅周辺で、サクッと食えないだろうかと、考えて目を付けたのが「矢向駅」。日高屋もあるから、難民になることはなさそうです。
 

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 いざ降りてみると、南武線車両基地も兼ねているのかだだっ広いわりに、駅前がこじんまりしてますな。ここで1件だけラーメンアプリでヒットした店があったので、そこだけ1点集中で狙って訪問してみました。それが「麺や ふくわらい」さん。なんだかいい屋号じゃないですか!。今年はいろいろあった激動の年だったから、年末にふらっと笑って年忘れしたいもんですよ。
 

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 本当にこんなところに店があるのか?と思える半工業地半住宅地みたいなエリアを突き進みます。閑散としておりましたが、地味に営業中の看板を見つけてとりあえずホッとしました。混雑するような雰囲気が無かったのだが、店に入ると満席・店内待ちが発生。おお地元民の胃袋をガッツリと掴んでいるようで、客層は超年配女性客やら、中学生コンビ、サラリーマン風やらガテン系やらで、見事にばらついております。ここまで来て引き返せないので、とりあえず店内で待つことにしましたー。
 
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鶏ガラと豚肉のハーモニー!鶏と鰹もハーモニー!醤油が取り持つダブルの協奏!
 
 この店を選んだのは屋号に惹かれただけではないのです。実はFacebookで、「またおまと言わせない豚骨魚介」という触れ文句があり、そこが気になった次第。あぶり豚ってのも刺激的。当然その気満々でいたのだが、どうも「豚骨×鰹」と言うコンセプトらしいです。魚介を煮干系から節系に変更している風ですが、これはかなり興味をそそる!。しかしオレも天邪鬼・・・・。実はそれ以外に「鶏×鰹」というコンセプトもこの店にはあり、深い醤油系らしいのがあった。それだけならスルーしたのだが、これにはワンタン麺の設定があり、実にコク深い醤油ワンタンらしいのだ・・・・。急遽本命を差し替えてしまった。それが「ワンタン醤油ソバ」。そしてそれはこんな麺顔をしていた!。
 

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 おおお!なかなか絵になる麺顔じゃありませんか!。さすがこの店の特製ポジションを感じる充実ぶり。チャーシューはさざ波のようにエッジ立てて並んでいる一方で、肉厚ぶりがうかがえるワンタン!オレンジ色で緩めの卵黄が眩しい味玉!。それらが三つ巴になった中央には、薬味ネギが多めに鎮座してます。ゴージャスなシンメトリーを感じますなー。そしてベーススープの醤油感が割と深めでビシッとした男前な麺顔になっとります。
 

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 具材に食らいつきたいところを抑えて、まずはスープを味わいますが、醤油の存在感が際立ちます。その色深さから、カエシの力強さをイメージしましたが、実際のところは「円やか」なフィーリング。塩気よりも動物エキスに結びついて、塩気が甘味に感じるほどに柔らかです。そして透明感がある味わい。鶏ガラ系の明るい旨味がぴっちりと広がる!。それがしつこくなくて、バターのような重さがないのに、コクは分厚い〜。その仕掛けは、ネギ油かな〜なんて妄想します。
 

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 円やかさには、豚エキスと乾物が貢献してますかねー。鶏と豚のダブルのエキス感?。個人的には豚の清湯には優しさがあると感じてます。鶏油では出ない素朴な肉甘味がいい感じ。また肉を煮ることでも得られまして、挽肉やブロック肉でも出汁の素ともなりましょうか。そんなダブルのエキス感に醤油ダレががっちり絡んで一体化!。これはうまい。
 

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 それだけでなく、魚介の優しさは言わずもがな。こちらは削りたてと言う部分も大切にしておられるようで、鰹節の織りなす「華やかな軽さ」が、醤油にマスキングされることなくしっかりと含まれてます。だからこそ、ごくごくと飲み干せるバランスの良さがありなむかと!。ちなみに、温度管理も好印象でした。ちょいと熱々め。熱々でないとうれしくない一方、香りが飛ぶ恐れもありますからねー。それはレアケースだとしても、今回はどこを取っても中々いい感じ。好みの味でした。
 
 

 

 
 
ここは「天かす」薬味が自由に使えるのがいい!ぜひ投入オススメ!
 
 こちらの特徴の1つは、「天かす」が薬味として自由に使えるということ。立ち食い蕎麦屋で、たぬきに使うアレです。それがでかいプラポットに入ってあちこちに配置されてます。一度騙されたと思ってやってみてください。
 

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スープは少し甘味がますし、カリカリ歯応えは、麺・スープ・具材などどれに絡んでも妙に旨く感じさせますから。
 
 

 

 
 
菅野製麺所:褐色地肌に明確な全粒の質感!加水高めな蕎麦ライク麺がハマる!
 
 この製麺所だと、ストレート細麺でパッツリした感触がイメージなんだが、そんな私の先入観とは真逆の麺でした。なんと深い褐色の地肌。そして加水は多めのストレート。また全粒粉配合の比率が高いのでした。おおおお!これを箸で引き上げた瞬間、蕎麦ライクな麺と感じてしまった。あまりこれと似た麺はお目にかかれないー。ちょっと「みたか@三鷹」の麺を連想したりもするー。
 

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 ザラつきの少なくて、モッチリ度がややあると言ったイメージでしょうか。風味の方が良さそうに見えますが、それよりも汁を吸いがちなことから、旨味と湿った炭水化物の甘味がうまいです。表層にザラつきありませんし、腰つきしなやかでニュルニュルと滑ります。ズボボボボボーーーーっ一気に啜れるライトな滑り。前歯の千切れは、プツプツとリズミカルな感覚で、柔らかいのとちょっと違う。奥歯で潰した時に、顎の唾液腺が一気に活発になり、糖化を促すような旨味が広がる。大盛り100円プラスですが、そこそこ並でもボリュームあるので不安はないかと!。
 

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汁を充分吸い込んだバラ肉チャーシューの絨毯がいいね!
 
 美しく整形され、また配列も順序だった豚バラ肉チャーシュー。バラ肉の赤身脂身の層が明確なので、並べると余計に波打ってるように美しく感じます。パンチ感はあまり期待できないものの、静かに味わう肉としては上出来。割と薄めの味付けで、スライス加減も薄め。一口サイズにカットされてますから、スープの浸透も深く許します。なので単独で味わうもいいけど、白飯といっしょに食らうとか、麺に巻いて食らうとか、炭水化物と同時に摂取した方がいいかなーなんて感じました。
 

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ワンタン!あっさり粗挽き鶏肉メインな挽肉!大葉の清涼感が食欲加速!
 
 食べ応えあるけど、さっぱりしていると言う優れもの。例えばサイズ感は大きめで充分にご飯のおかずとしても通用しそう。皮は肉厚で、汁を吸い込んで旨味がアップしてます。餡は粗い挽肉感で、合挽き?にしてはとてもさっぱりしたもの。鶏肉比率が高いです。塩気は低め。香味は生姜か?と想像してたら見事に裏切られ、大葉の風味がしっかりしてました。これはスープと一緒に、口の中へ流し込んで食らうのが美味い!。やけどしそうだけど、それがオススメ。
 

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味玉にハズレなし!出汁の浸透深く熟成された甘味で楽しい卵黄うまし!
 
 予め割ってあるから便利なんだが、配膳時には卵黄がスープに埋没して味浸透していそうでした。しかし食うと元からの出汁浸透の深さと、マチュアな甘味がいい感じ。半熟部分もねっとりしていたため、余計に舌に絡んで甘く感じます。ちょっと反則なんですが、最後の一口には、天かすを少し入れてみまして一気に食います。ネットリ感とカリカリ感が調和して妙に旨いじゃないか!くれぐれも、天かすの入れすぎにはご注意。嗚呼、やはり今回も味玉にハズレなし!。
 

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総じまして「意外な穴場に良質なるワンタンメンあり!招福感じる旨さの出会い!」
 
 ・・・と言う個人的な感想でごめんちゃい。マイナーなロケーションですが地元愛も感じますし、頑張ってもらいたい!また必ず来ます!ビールもお安めなのも分かったし!そんな応援気分が収まらないまま、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeにまとめてみました!

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