ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3522】 中華そば 獅子亭 (東京・武蔵小金井) あごだし塩ラーメン+チャーシュー+味付き玉子+サッポロ黒生中瓶 〜隠れスポット的居酒屋感覚!質実と豪快の織り込むあごだしラーメン!

穴場を見つけたかも・・・
 会社の健康診断だけでは心もとない・・・なので年に一回、大手の病院のがん検診に自腹で行くことにしております。結構な出費ですが、その分納得のいく医療サービスなので、ここ数年続けていますが、前々日から飲み食い等規制されるので、ちょっとそれが厄介かな。ようやくそれも過ぎたので、久しぶりにガッツリとラーメン活動してやろうと、朝から張り切る私です。どうせならクルマじゃなく、電車にして昼酒も絡めようとやる気満々。仕事以外ではどうしてこんなに、やる気と行動力が発揮されるのであろう・・・人生大きく損してるよね。
 

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 今回は遠征するのもかったるいので、日頃ご無沙汰している足元近くの街にターゲットを絞りました。それは「武蔵小金井」。こちらはどんどんと再開発が進み、賑わいと発展が続いてますね。中央線が高架になってからは、随分とこの辺りの事情も変わったものです。この界隈は、若い時はスキー、歳いってからはゴルフにと通り過ぎてきた街。そんな坂を登ろうとする付近に、ぽつねんとラーメン店があります。
 

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 以前は「坂の下」と言うその名の通りのラーメン店があった。その居抜きで「獅子亭」と言う店がオープンしておりました。少し寂しいかな・・・坂の下もいい店だった。ちょっとご店主がシャイな方で、しかし質実真面目な性格もあっていいラーメンを提供してたっけ。思い出深いのは、写真は投稿しないでねと言うルール。以前、ネットで嫌な思い出あったらしく、写真はとってもいいけど、それはご勘弁をなんて言われたっけか。果たして今回はどんな感じかと、恐る恐る入店してみたら、真逆でめちゃめちゃ明るく元気な店主だった(爆)。思いっきり写真撮って宣伝してくださいねーだって!
 

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大人の休日の過ごし方・・・サッポロ黒生中瓶
 
 ともあれ酒だ。アルコールメニューはあっさりしているが、一通り、ビール・酒・焼酎・サワー等、定番は全て揃ってます。中でもビール中瓶が480円とお安めだったので、それを今回はチョイスです。銘柄はサッポロ生黒ラベル!文句ないよね。学生時代にアルバイト先で一番たくさん飲ませてくれた銘柄。
 

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 それにしても冷え具合がとても良い!。冬だと言ってもビールはキンキンに冷えていないと気が済まない。大衆居酒屋ちっくな小ぶりのコップも実にお似合い。一口ちょいで飲みきる楽しさが一番叶えてくれるサイズです。泡立ちも我ながらナイスな注ぎで、ビールの苦味を甘さへと誘導するかのよう。喉がそう乾いているわけでもないのに、ほぼ5分で飲み切りましたよ。ああ、最高の休日じゃ!。
 

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和出汁の穏やかさからゆっくり増加する動物エキス!
 
 どうして「獅子亭」という屋号かと言うと、店に入れば一目瞭然。西武ライオンズの熱狂的ファンということですな。そんなご店主はとにかく気さくでね・・・私がラヲタであることを早々見抜かれてしまいました。写真の撮り方がちょっと他の方とは違いますもん!って褒められたのか、驚かれたのか不明(苦笑)。どれくらい年間で食べられるのですか?と真顔で聞かれて、本当の数を言いそうになったがドン引きされそうなので、半分程度サバ読んで答えてしまいました。「200杯程度ですかねー(嘘つけ!)」なんて。この後またどこか回られるのでしょ?とも言われたが、オレそんなに食えねぇーよー・・・もうジジイだからと、ここだけは本音をそのまま伝えたよ。そのような会話を誘導したのが、この麺顔です(・・・ピンボケ:汗)。
 

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 おおお!肉増しの迫力がこれほどとは知らなんだ!「あごだし塩ラーメン」と言うおとなしい和風な一杯のはずが、一気にワイルドラーメンに変貌ですがな。肉が丼に突き刺さってる感じで、ウォールローゼの巨人の壁ってな様相にも感じます。一転してスープに目を移しますが、これがなんとも穏やかじゃないですか・・・玉ねぎのみじん切りが優しく溶けてゆき、麺をかすかに透けて見えさせる。まずはスープから味わう。
 

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 あごだしのはんなりした旨味を想像してレンゲで食するが、意外とじっとりした印象。とても落ち着いた和風の旨味が溶けており、確かに魚介先導なイメージ。煮干しや節系で馴染みのある味のようで、少し軽やかなふわっとした風味が印象的です。さすがアゴだし。トビウオはよくボートダイビングなのでスポット移動中に見たことあるが、あれがこんな上品な味わいを醸すとは想像できんね。キャンプで焼き魚にしてみたら、食えるところ少なくてがっかりしたもんだが、出汁の崇高さはハンパない。優しい旨味なれど魚ならではの滋味の深さを教えます。
 

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 しかし、じわじわだがやはり動物系の旨味と、麺の風合いがゆっくり溶け出して、サラサラ感から次第にじっとりとしたイメージに変化してゆくようです。代表的にはまずチャーシューの脂が溶け出すと思われます。これだけあれば影響ない方がおかしい。また麺の吐き出す風味もスープには甘みを加味する。決して味変化などと言う大胆な流れではないけど、優しくじっとりと溶け込む感じがいいね。
 

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パルメザンの魔力!最後は洋風に転じて一気に昇華!
 
 よろしければ後半にお試しください・・・とご店主が差し出してくれたのがクラフト社の「パルメザンチーズ」。何ーーー!あごだしにパルメザンを溶かすとは奇想天外。ここまでされて試さない手はないね。ほぼ食い終わりが見えた頃にさらっと振りかけてみたが、やはりチーズのパワーは違うね・・・一気に洋風へと味を転化させますやん!。これによって動物系の旨味の勢力が増しますし、チーズ独特の風合いが加わりますから、コンソメスープでも啜っているのかと勘違いしそう。見事なる洋風なる昇華です。
 

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滑らかな滑りに「モツリモツリ」とテンピュールのように沈み千切れるストレート細麺
 
 スープも面白かったが、麺もなかなか印象的。よく見かけるストレート細麺で、ややねり水の影響を受けたような薄黄色いツルツル麺。加水は中からやや多の感覚で、スパスパとキレやすい歯ごたえです。ただし明るい反発感というより、淡くクシクシとした残像を感じさせ、全体的には「モツリモツリ」と低反発がありなむか。微妙なテンピュール感覚を持ち合わせているので、いつまでも印象に残るようです。
 

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 汁は吸いやすいです。持ち上げるより、吸い込みの方が得意と感じます。なので噛み潰した後の、汁と糖分の合体した旨味を楽しむには指摘。また青菜や刻み玉ねぎとも絡めて食うと美味い。薬味やトッピングが凛とした味わいなので、歯ごたえと同じようにアクセントある味が追加されますので。個人的には、少し放置しても汁を吸いきった状態がとても美味いと感じます。パルメザンとの相性もこの方が良かったと思いました。
 

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チャーシューのボリュームが凄かったのだった!大興奮で一気に食い切る喜び!
 
 圧巻の肩ロース肉。筋肉部分はとても柔らかくて筋方向に向かって安易に解けます。汁を吸い込むし、またベースの旨味もしっかりしているので、これは白飯には必ず合うタイプ。酒なら日本酒よりはビールだろうねやっぱり。とにかくでかくて分厚い。この日できることなら、本当にこれ食った後二軒目を狙おうかとも思っていたが、これ食ってから無理だと判断しました。+200円ですが元が取れますよ。
 

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 店を出る清算するときに、肉がすごかったですよと思わず口からこぼれたが、ちょっとサービスしちゃったかな?だってさ(爆)。ただサイズも当たり外れがあるらしく、そんな時はきっちり枚数でカバーしますからと、お答えになってた。この店は汁もいいけど、肉も良いと、約束通りここに宣伝しておきましょう!。
 

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味玉にハズレなし!甘さと塩気!緩さと歯応え!ナイスバランスで食べ応えあり!
 
 これが実に侮れませんでした。すごく出汁の浸透を感じる熟成度。こういうタイプは、卵黄が羊羹のように甘くネットリと広がるか、また白身が出汁の深みに味を残すのが多い。しかし、卵の熟成系の甘みと、出汁の塩気がうまくバランスとっており、正直いい塩梅とはこのことと感じ入る。サイズも大きく、これがまた食べ応えへと跳ね返る。うまし!嗚呼、今回も味玉にハズレなし!。
 

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総じまして「隠れスポット的居酒屋感覚!質実と豪快の織り込むあごだしラーメン!」
 
 ・・・と言う捻りない感想まとめでごめんちゃい。これは想像以上に旨かった!。普通の醤油もこんな感じらしいし、味噌や煮干しもあって、結構ラインアップとしては充実してる。通勤経路から外れるので普段使いは厳しいが、はじけたい週末などは利用したい店。また来ますよ!と帰りがけに店主に告げて店を出ました。あとは木枯らしに吹かれながら、長い坂道を登って駅へと向かう。充実に満たされながら、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
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