ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3510】 らーめん太陽 高円寺店 (東京・高円寺) らーめん 〜いつまでも大切にしたい庶民の味!ワンコインでお釣りが来るボランティア拉麺!

まだまだ息づくワンコインラーメンの現役脈動感が素晴らしい!
 今年の師走はきついぜ。昨年なら修羅場乗り切ったら、自分にご褒美 だとうそぶいて、帰り道にとっとと有名店へ行って崇高なラーメン食って「うっひょー!」なんて叫んでたはず。しかし今年は、もうすぐにでも家に帰って自分の部屋で、一人ほっとしたい気分が強いのです。精神的に追い詰められて、なんかヤバいオジサンになってきたような危機感あります。家に電話して、夜遅くに飯作れ・・・とも言えないし、かと言ってコンビニで侘しくしたくない。中央線で揺られている最中、さてどうしてものかと一人眉間にしわ寄せて悩む・・・
 

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 「高円寺 純情商店街」の看板が車窓の隙間から見えた!そうだ!あの店だ!「らーめん太陽」へ行こう!。その店は駅から近いうえに、町中華的な気軽さがあって、老若男女こぞってやってくる不思議なラーメン屋です。サラリーマンのオヤジと、アニメ好き少女がカウンターで並びながらタンメン食いあう光景がフツ―。そして違和感ない。また応援したくなるのは、スタフさんの平均年齢の高さ。オレの親とそう変わりないご年齢にもかかわらず、いきいきとしてるのがいいんだわ!。そして微妙に冷たくとても優しいような・・・ツンデレ感もありなむ。
 

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 「あ?お一人様??・・・すみませんがこちらへ・・・」とのたまわれ暗がりのテーブルに案内されるが、そこにあった従業員のお荷物を、あわててかたす(爆)。全く気にしないのだが、いい歳したオッサン(オレ)がぼそっと、この店で一番安ーーーーーい「らーめん」を注文すると、それを嬉々として受けて厨房につたえるのだ。480円(税込)のラーメン。それでいて量産的でない。材料の原価率は多少感じるが、ラーメンのそもそもを再認識するなら、ここでこれを食うべしです。
 

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確かに煮干の風合い〜!妙に塩気と化学的に合うから旨いね!
 
 隣の中野は「サブカルチャー」感満載なのが分かるが、高円寺も少しその余韻を感じる。この夜は、ロリータ一歩手前なご衣裳の女性が(少女とは言わぬ)、カウンターで辛味噌タンメンをガッツリと食っている。そのそばではジャンボ餃子で晩酌してるオヤジがいたりして、ナイス・ミスマッチング。それをフツ―の出来事のように覆い包む大衆中華屋の空間は、まさに魔力的ですな。いわゆる「オバちゃん」と呼びたいフロアの中心的スタフさんは、看板娘と呼ばせていただきましょう。いかなる集団や個性豊かな客人でも、まるでテトリスを操るかのように、適当なようで上手に座席へと促し埋めてゆく。雰囲気が魔力的だと、スタフも魔術的だな・・・。そんなテトリスの部品的な存在のオレに、かなり早めに配膳が進んだのがこれです。
 

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 おおお!シンプル・イズ・ベスト! シンプル・イズ・コンフォータブル!。写真では分からんでしょうが、かなり片隅で暗がりなため、少々画像は明るめの加工をさせてもらいましたがあしからず。そんな暗がりショットでも、このスープの透明感となかなかの質感と思いませんか?。480円で全然残念感がありません。むしろお母さん的なやさしさを映すハートフルらーめん!。常連はこれの大盛りを「ラー大」と告げてましたが、いえいえ十分な存在感ですよこのままでも。高円寺周辺だけ、物価がタイムスリップしているのかもしれせん。
 

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 嗚呼満足!食う前から(笑)。そしてゆっくりと食う行動を起こしましょう。まずはレンゲでスープですが・・・おや?今日は味がしっかりしてる。と言うか分かりやすいね。個人的にはこちらは昭和スタンスの薄味あっさりらーめんが主体。煮干の投入量を謳っておりまして、煮干しの旨みがナチュラルに感じる大衆系な味なのです。以前、そのあまりにもあっさりな味わいに、心無い通りすがりの客が「誰も気づかって言わないけど、本当はうすいよ!」と言って立ち去った出来事を思い出しました。あれはひどい言い方だったな・・・いまでも思い出す。それを気にしてるわけでもないだろうが、とにかくこれなら、あの通りすがりでも納得いくはずだ。
 

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 確かに煮干の旨みは、塩気でひきだせる。旨みを「煮干しでPUSH」するなら、さらに「塩気でPULL」する旨みという図式ですか。良くできてると正直思いました。また単純な塩気でもなく、人工的な調味も感じますがそれ自体も上等ですよ。とにかくこの夜は満足度が高かった。
 
 

 

 
 
三河製麺:モチモチ感と吸い込みによるソフトな歯応え!格安でも満足ボリューム!
 
 体感、140~150gの麺量。スープまで飲み干すなら大盛り必要なし。厨房の奥には三河製麺の麺箱が積まれてました。一昔前の食堂やフードコートの麺とは一緒にしないでほしい。街中のラーメン専門店と同等で、しかもこの価格というのが奇跡。ワンコインでおつり来るのですから。配膳したての麺は、しっかりと峠越えのアルデンテを感じ、湿りながらも風味を感じます。ずるずると啜りあげると、滑る層がありますが、多少の湯切りの甘さはご愛嬌。むしろそれが触媒になったように、麺をまとめ、汁を呼び込むのです。
 

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 噛むと淡いモチモチ感。でも細麺だから太麺よりは密度高めの設定だと思う一方、熟成度合も感じます。このスープ自体があっさりだから、とてもグルテンの風合いがナチュラルに感じ取れます。ワンコインの幸福には過ぎる麺かと。
 

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複雑な脂のさしと繊維質が噛むとズレて解れる面白さ!レトロチャーシュー旨し!
 
 腕肉と言う部位。これもそう??。複雑に入りくんだ筋繊維と脂のさし。よく出汁に使われていたようなイメージですが、その後のトッピングへの転用が素晴らしい一品です。現代では二郎直系で見かける程度でしょうか。ラーメンの高級化の波に、プレゼンスが淘汰される肉かもしれませんが、どっこいここ「らーめん太陽」では、バリバリの現役選手で、応援団多数です。
 

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総じまして「いつまでも大切にしたい庶民の味!ワンコインでお釣りが来るボランティア拉麺!」
 
 ・・・と言う感覚でしょうか。最近のラーメンは、美味しすぎてラーメンを越えてしまっている。またそれに疲れたかも?と感じているなら、一度ここでこれ食ってリセットしてみませんか?。見直すと言うより、教えられたような一杯です。もしご興味があるならぜひ!。すんません、今日は疲れてますのでこれで、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeにまとめてみたよ!

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