ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3511】 燻製麺 燻 (川崎・百合ヶ丘) 特製燻製醤油ラーメン 〜燻しの中に、真面目と真摯と優しさも溶け込む・・・極上崇高朝ラーメン!

こんなところに朝ラーがひっそりあるなんて!しっかりしてるなんて!
 憂鬱な土曜日の夜、もうすでに休みが減ってゆくことにプレッシャーを感じ始めて、眠れません・・・。ちょっと下げモードに入りすぎるときは、次どんなラーメン食おうかと考えを切り換えて気分転換をいたします。チビチビとウヰスキーを舐めながら探していたら、あっという間に30分が経過。もうそろそろ諦めようと、神奈川県の朝ラーメン情報を最後にググったところで、偶然見つけたのが、こちら「燻製麺 燻」さんです。なんと・・・基本情報が「無休」「営業時間 7:00〜24:00」「百合ヶ丘駅すぐ」。とのこと。食べログRDBの先人レビューを斜め拝読しても、実にいい感じ。これは奇跡的な出会いかもよ!ならばと朝ラー目掛けてぶっこむこととしまして、速攻で就寝いたしましたー。
 

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 そして朝になって安心したのか少し眠りすぎて、家を出る計画が30分ずれた!電車のつもりが急に邪魔臭くなってクルマを飛ばします。早朝の都内って凄く道が空いてて気持ち良いね!一気に駆け抜けた。コインPだってガラすきだし爆安だ!ちょっと開店時間を過ぎてしまってやれやれとたどり着けました。しかし・・・・こんな張り紙が(愕然)。
 

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 まあ、臨時休業よりマシだ。と思って一旦、百合ヶ丘駅前で時間つぶしすることに。しかし・・・おいおいどこもそれらしい店が開いてない?。コンビニでドトールが開店するまで待ち、ドトールでカフェオレ飲んで体を温めて、新聞読み倒してから、ようやく重い腰を上げて再訪問すると・・・漸く営業開始してました。きっとお忘れなのか「準備中」のままだったので「営業中」にひっくり返して入店です。
 

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麺が燻製されているんじゃなく「たれ(カエシ)」が燻製しているんだわ!これは面白いあっさり香ばしさ!
 
 「燻」とあるから「燻し銀」のような店主・・・例えば「寺島進」のような想像をしてたら真逆で、とても優しそうでにこやかな方から、いらっしゃいませとお声がけ!。よくよく券売機の隅まで見てなかったんだが、麺を選ぶシステムなのを説明受けて、取り急ぎ今の気分で適当にお応えしてして座ります。座席全部には、お盆が備わってて、目の前各全部にうんちく書きが備え付けられてます。ブロガーとしてはこういう情報がありがたい。
 

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 テーブルセットも各席全部に同じ配列で、同じものが備わってる。そして後から気がついたが、お盆はカウンターに置いてあるのではなく、固定設置されているので動かない。「うわーーーーー几帳面!!」。いわゆる「ブレ」を認めない性格なのか?だったらそれは職人気質としてナイスですな!。そんなことを考えてたら後客が入ってきて、どうやら地元の人みたい。一緒のロットで生産され提供を受けたのが、この麺顔です。
 

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 おおお!特製らしき派手さはないようだが、質の詰まったようなプレゼンスは見事ですよ!。素朴のようでもあり、また馴染みのようでもあり。朝ラーメンとしてなら十分すぎる迫力ですね。関西オリジンのオレとしては、朝の食事に青ネギがあるだけで嬉しくなっちゃう。チャーシューもなかなか控えめに見えますが、分厚めででかい。まるでスマホが丼に浸っているのかと思えるサイズ感。色々よく見ればツッコミどころ満載!
 

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 まずはスープを啜ってからが面白かった!。麺顔の第一印象で、すっかり燻製のことを忘れていたのだが、スープの一口めで思い出した!。円やかで実にあっさりとした醤油スープと、情報整理しようとしていた頭にアラームが鳴り響きます。燻製が深い。見た目裏腹に、甘みのある芳醇な香ばしさ!!。あっさり醤油味に燻製がこんなにも合うとは知らなんだ!。それにしてもどこから来るんだこの燻製の香りは・・・・。
 

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 ここで店の「うんちく書き」が頼りになりました。屋号が「燻製麺」とあるから、ひょっとしたら麺を燻たか?という見方ありましたが、まさかそれはあるまい・・・とは思ってた。具材に燻製を効かせたものが汁に溶け込むとか、香味油に燻製の何かを混ぜたか移したかとは想像してました。答えは「カエシ」にありました。そのままうんちくを並べますが・・・・
 
 「かえしは醤油に牡蠣出汁、鯵煮干、鯖節等を加え、じっくりと煮込んで寝かせたものを燻製にしました」
 
 ・・・とのこと。燻製チップの種類までは企業秘密みたいー。なるほど言われるとすごく心が晴れる!。流石にオレの駄舌では、牡蠣はわからなかったけど、煮干し系の甘さは鯵とか白身魚の類いだとは想像してました。節系はカオスになると存在感が薄くなるので分からないのは仕方ないけど・・・。
 

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 「ひょっとしたら・・・あんたも関西人?」そんなことをまた、うんちく書きで思ってしまった。カエシの次はベーススープの素性ですが、これは文句ない鶏ガラの煮出しぶり。実に優しいので朝の目覚めたばかりの胃袋には嬉しい限り。ストレスかけて煮込んだ感じは一切なく、上澄みのようなスッキリさが印象的な鶏ガラの脂感です。その素材はうんちくによると、「近江鶏・近江黒鶏・近江軍鶏」とのこと。また米は滋賀県コシヒカリなど、言葉が踊りますから、滋賀県人なのでしょうか。急に親しみが増す。
 
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菅野製麺所:4種の麺から選べるシステム・・・真面目さゆえの決断任せがむしろ良い!
 
 スープにもこだわりありますが、麺はもっとこだわりがあるご様子。4種類の麺から選べることとなっております。内訳としては・・・、
 
「A:国産小麦とライ麦の全粒粉麺」
「B:モチモチな多加水手もみ麺」
「C:全卵使用の中加水たまご麺」
「D:ザクザク触感の低加水麺」
 
 いずれも菅野製麺所謹製でありましょう。ご店主によれば、厳選に厳選を重ねた上で、4つが絞り込まれたが、ここから先を一つに絞りきれない優柔不断が、こういう麺選択のシステムになったとか。ちゃんと説明を読むとストンと腑に落ちます。今回は、量は食えないと思ったので、質感だけ濃厚に味わおうとD:ザクザク触感の低加水麺」を選びました。
 

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 所謂「淡麗煮干しそば」系でよくお目にかかるタイプですな。また菅野製麺所自体が煮干しで有名な店でよく見かけるようなイメージもあります。これは期待通りの出来栄えで、白い地肌のストレート細麺は漆喰のようにきめ細かくて張りがあり、ツルツルとライト感覚で滑ってゆく。そして前歯を立てて力を入れると、パツッとした明快な歯ごたえがあって、朝の寝ぼけも目覚める気分にさせます。
 

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 今回は腹が減ってたので、汁が麺に浸透するよりも早く食いきってしまいました。とは言ってもゆっくりと汁に馴染む部分は味わいに影響し、炭水化物と出汁エキスの結合する甘みある美味さは、また格別です。スープの燻製風味と、麺自体の小麦風味が一気に合わさる刹那が、今回の旨さを表現する一番のポイントでしょうか。噛むと香り自体を食っているような錯覚を起こさせます。また燻製に気をとられがちですが、ベースの鶏エキスとの浸透もsばらしい訳で、腹持ちよさげなずっしり感をしっかり伝えます。
 
 

 

 
 
むしろ肉には燻製かけずフレッシュな味わい!豚肩ロースのデカさと柔らかさと味わい深さは逸品!
 
 肉が素晴らしい!。さぞや肉にはどんな燻製が効いているのかと思いきや・・・肉には燻製はあえて効かせず。フレッシュなうまさを堪能します。そこまで燻製に染めるとしつこいからなんでしょうか?。丼の底から大きくハミ出て見えるでかい肉2切れ。と思いきやそれらは一つに繋がってました。箸で引き上げると、写真よりも見た目や印象がでかいーーー。まるでひと昔前のスマホか?と思うほどの分厚さ。そして最新のスマホか?と思えるほどの表面のデカさです。
  
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 しかも柔らかい。分厚い肉を折り曲げると素直に曲がるし、閾値でバクリと割れて繊維質の柔らかさを思い知ります。そこをもう一度スープに沈めて、割れ目から汁を吸わせてからまた引き上げていただく。噛むと汁がスポンジ吐き出しのように染み渡る一方、その吐き出しの汁は肉のフレッシュな味わいも全体に伝えます。やはり豚の脂身の甘さはラーメンには必要ですな・・・・。燻製の香ばしさと、豚の甘さがしっかりと融合。このデカい肉にはそんな繊細さと大仕事をやり遂げる役目がありますねー。
 

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味玉にハズレなし!・・・相模原産小川鳳凰卵が軽い燻しで和む味わい!
 
 隅から隅までこだわりますねーご店主(嬉)。鳳凰卵というブランド卵で、卵かけご飯もオススメのようです。それにしてもすっかりTKG(Tamago-Kake-Gohan)が一般的になってしまいましたね。DAIGOの社会影響の結果なんでしょうか・・・。そんなこだわりな卵を、今度は薄めに燻製を効かせているとのことです。
 

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 ほんの軽い燻製なのでしょうね・・・私には卵の味わいの濃ゆさの方が優って、そちらに神経が集中してしまいました。特に卵黄がトロトロでオレンジ色が濃ゆい。出汁の浸透もありましょうがそれはライトで、むしろ本来の深みがしっかりしているという印象。出汁の薄めでライトな漬けが実にテクニックか計算高さとして伺えます。これは旨い!昼飯だったらTKGも行っとくところ!。
 
 
 
 
総じまして「燻しの中に、真面目と真摯と優しさも溶け込む・・・極上崇高朝ラーメン!」
 
 ・・・と言う感覚絵しょうか。いやいや・・・「日曜日の朝」というラーメン的には不活性な時間帯と、このロケーションでよくぞここまで質実なるラーメンを提供してくれるものです。この店は大切にしなければなりませんな。比較的厳しいロケーションと思われますが、ここは稚拙ながらこの場で大いに宣伝させていただきたいと思います。そんな感じで、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeにまとめてみました!

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