今年一番の汁なしに出会ったのかも!?
- 徳島系の甘めの豚骨醤油が!こんなにまぜそばに合う何てビックリ!
- 力強い太麺がタレにも香味油にも・・・卵黄にもよく絡み合い旨し!
- チャーシューマシマシの幸せ感と野菜感覚が嬉しすぎる!
- とどめを刺す旨さの追い飯!しっかりお茶碗半分ちょいの満足感!
- 総じまして「定番のようで新感覚なるがっつり汁なし系!徳島系まぜそば旨し!」
この一年もそろそろ終わりに近づき師走が目の前。すでに商店街ではクリスマスメロディーや飾りが賑やかだったり、冬のイルミネーションが街中を彩ります。本当に辛かった一年、早く終わってしまえ!過ぎ去ってしまえ!と思いつつ、まだまだ残留感が立ち込めておりまして、本当に安らかなる年末年始がやってくるのだろうかと、今から心配であります。そんなこんなでヤケクソ気分で昼飯をガッツリ食おうという腹!
そんな私は、東横線の元住吉で途中下車!。実はここには前々から狙ってる店があるのですが、東横線を利用するのが水曜日が多いため、その店は休業だったりする。前にずらして火曜日に行ってみたら、臨時休業で膝から崩れ落ちましたっけ(笑)。ということでとある木曜日に、少し時間の余裕があったので、多少の遠回りで東横線を利用した次第。
今回の狙いは「徳島NOODLE ぱどる」さん!。徳島系と呼ばれるラーメン屋さん。この系列だと徳島にある「ラーメン東大」などが有名で、私も関西駐在時代には、よく食したものです。本場徳島では一回も食ったことないのですが、阪神エリアの徳島系については、当時制圧したはずです。久しぶりに味わいたい・・・というセンチメンタルな訪問理由なんかじゃない。今回は「まぜそば」があると聞いたのでわざわざやって来たのです。
徳島系の甘めの豚骨醤油が!こんなにまぜそばに合う何てビックリ!
本場徳島にはあるのかもしれませんが、私の知る範囲では徳島系で汁なしは初耳でした。しかもネット上ではなかなかの評判じゃないですか!。もうこれは狙うしかないとランチタイム丁度に訪問したのですが・・・満席(泣)。しかし回転がそこそこよろしくて五分後には入れたのですが、まぜそばの注文率がハンパない。学生3人組が含まれていたのもあるが、注文率5割!。こりゃ旨いというのはガセネタじゃないと確信ですよ!。それはこんな麺顔でして、とても丁寧で恭しく、配膳されたのでした!
おおお!トッピングを「全部増し」にして大正解ですな!。徳島系と言えばスライス煮込みばら肉がイメージですが、焙りばら肉ロールが存在感高めますし、ブロック肉もゴロゴロと楽しませてくれそう!。何と言っても卵黄が徳島っぽさを醸し出すし、これに追い飯が付くというのなら気持ちよく払える!
タレはしっかりと麺と混ぜ合わせておりました。クリアな醤油ダレの余韻と、カメリアラードのような軽やかな豚系コクが滲んでいたかも。それに豚肉の煮込んだ汁が薄く白濁して混じった余韻が広がりますが、ここに徳島系独特の甘味が広がります。これは麺の前に白飯を欲してしまうかも。それにやはり野菜トッピングの汁気が染みますね。それは優しく麺に染みわたると同時に、一部は香味油と味りあいましょうか。その汁気でフライドオニオンがふやけ、そしてパワフルな香味が全体に広がりだす!。
力強い太麺がタレにも香味油にも・・・卵黄にもよく絡み合い旨し!
徳島系と言えばストレート細麺。隣のお客が食しておられましたが、卵黄を麺に絡めて黄色いドレスを纏ったような麺のリフトが美しいです。細麺の汁なし系も好きなのですが、今回は徳島系アンチテーゼの極太麺です。しかもそれがクッシリクシクシ感が頼もしく、風味が高い上に歯応えもいい!。それが甘めの豚骨醤油タレを少し吸い込んで、しなやかになり、ヌッチリとした歯応えがいい感じ。
これに卵黄を絡めて食らいますと、当然に旨いね!午後から仕事がもしなかったら、ニンニクを投入して円やかさにシャープなキレを足しこみたいとことですが、甘目のタレと卵黄が合わないはずはない。見た目も味わいも食欲爆進へと導きます。
麺を食いだすと後追いで刺激を感じるのがスパイス感。実は一味唐辛子と、ブラックペッパーがしっかり潜んでいたのでした。タレに溶けるより先に麺に貼りつくので、麺を食いだしてから薬味の味に気が付くという仕掛けになっております。甘目の混ぜそばと思いきや・・・甘辛い旨さが忍ばされて追った次第です。
チャーシューマシマシの幸せ感と野菜感覚が嬉しすぎる!
何と3種類のバラ肉チャーシューです。まずは定番のスライス肉。すき焼き風の仕上げになっており、これだから、徳島系のトレードマーク卵黄との絡みが素晴らしい!。またそれだけでなく、まぜそばとして絡まりやすいように、焙りの入ったブロック肉。側面はカリカリで香ばしく、中はシットリした脂身がとろけるタイプで、仮に冷えてても脂が甘く感じます。
また正面に対峙するロールチャーシューがナイス!。カリカリなクリスピー感ある焦げ部分が脂の甘さと醤油ダレの塩気で香ばしく、まさしく炭水化物と一緒に食したい!と思わせる仕上がり。噛むと脂肪の部分の層が一枚一枚剥がれ落ちて千切れる。多少固い部位は、奥歯へ運び込んで噛み締め、唾液と絡めてかみ砕くのみ・・・嗚呼、旨し。
とどめを刺す旨さの追い飯!しっかりお茶碗半分ちょいの満足感!
恥ずかしながら、「追い飯付き」の説明書きを見逃してしまい、小ライス食券も購入してしまいました。何とか迂闊だったことを謝り返金してもらいましたが、その中で「小ライスを足されますとしっかり茶碗一善になりますが・・・本当にキャンセルでよろしいですか?」と説明あり。逆に考えると、「追い飯は小ライス分まであるのか?」ということ。これは嬉しい!!!。追い飯と言えば、台湾まぜそばが連想されますが、本当にレンゲ一杯半程度でおしまいというケースが多い。小ライス同等とは嬉しいじゃないか!。
こちらはコールしてから、丼を一旦お返しして受け取りなおすというブーメラン方式。なかなか期待通りな飯の盛りです。このためにある程度、チャーシューを残しておいたのだ!。汁は意外に麺に吸い取られて残らなかったが、それらをぐっちゃぐちゃにまぜまぜして、最後の〆とさせていただきました。嗚呼満足度の高いことか!。
総じまして「定番のようで新感覚なるがっつり汁なし系!徳島系まぜそば旨し!」
・・・と言う感覚でしょうか。これは定期的に食いたいメニューですよ!。次回はチーズをのせてバージョンアップさせましょうぞ。そして汁系もまだ食ってないし、楽しみが尽きない。今年激しくおすすめの汁なし系です!。そんな宣伝モードで、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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