憂さ晴らしには大食いが一番!肉そば大盛りで行こうじゃないか〜
- 生(なま)醤油の優しさ感じる醸造感に、豚のゆったりエキス感が丁度良い!
- まさに目の前での打ち立てほやほや〜の縮れ麺!素朴さと優しさの競演
- 深い醤油ダレの香ばしさ!肉の絨毯を一枚づつ剥がして行く楽しさ
- 総じまして「肉の迫力!そして素材感この上なさと魂打ち込みの手打ち麺!」
サラリーマンたるもの、忸怩たる思いもあるもんです。特に役員・幹部との折衝となれば、もはや折衝じゃなくご意見伺いなんてな状況ですよ。半沢直樹なんてのは妄想の世界。ご意見、ご指示に沿って粛々と卒なくこなすオレです。ところが、言ったことに従ってただけなのに、急遽言う事変わってしまってる。しかもタチが悪いことに、前の指示出し内容をすっかりと記憶から消去してしまってる!。これ・・・意図的なのか、天然なのか。せめて天然だと思いたいのだが、「言った」「言わなかった」の子供じみた応酬には不幸しか見えないので、忸怩たる思いを今回はしたわけですよ。今回はもう完全に頭の中がヒートアップです・・・・。
そんなことがあっても通常業務はあるわけで、今回は中央区界隈をうろうろ。今回は少しくらい憂さを晴らさせてくれ!そんな思いでやってきたのが「麺や 七彩 八丁堀店」。東京ラーメンストリートにあったころは、相当通ったブランド。もう心を癒してくれそうな、そぼくな喜多方ピロピロ麺を求めて、憂さ晴らしです。
それにしても東京は憂さ晴らし野郎が多いのか・・・ランチタイムに訪問したら行列ですよ。店内からあふれ出た行列。都会はストレスが多いのか、黙々と並ぶのみです。全員サラリーマン、さすが八重洲から八丁堀にかけてのビジネス街だけあって、スーツ姿が多い。オレの使い古された鞄がちょっと恥ずかしさを覚えるが、少なからずみなさん、理不尽とか忸怩を飲み込んで、生きているのかしらん・・・と思えば、不思議と気持ちが少し和らぐものですね・・・・。嗚呼、今日の昼飯は思いっきり食ってやる!
生(なま)醤油の優しさ感じる醸造感に、豚のゆったりエキス感が丁度良い!
なぜ今回わざわざとこの店に来たのかと言うと、「素朴な麺」と「無料の大盛り」に癒しを求めていたからです。しかもこちらは、注文を受けてから麺を打ち出すという、実にハンドメイド感覚を全面に押し出した店だから麺好きなら一度は行って置くべき店。丁度麺打ちコーナーの前の座席をゲットできたことから、作業の流れを観させていただきました。ちょうど自分の配膳の順番と思える麺打ちには、気持ちは入ってしまうね。丁寧な麺打ちを一通り眺めた10分相当後に配膳されたのが、この麺顔です。
おおお!思い描いていた通りの素朴感ある喜多方系。そして肉盛りの説得力。母親の優しさありながら、父親の力強さを感じるような憧憬を思わせます。想像以上に大盛りの圧迫感がないものの、丼に麺が詰まった感覚もあるし、何と言っても放射線状に広がる肉のアピールは、ストレス発散には実に好都合!。
麺からかっ食らいたいところを抑えて、まずはスープを味わうが・・・見た目とは裏腹に薄めのカエシで、サッパリと食える感覚。スタフのシャツ印字から伺えるのは「弓削醤油」の生醤油。これお「きじょうゆ」と読むか「なましょうゆ」と読むかで違いが大きいのだが、おそらく「なましょうゆ」と思え、火入れはしていないタイプかと思われます。どくとくのさっぱり感が広がりますし、塩気に尖りが一切ない部分がとても印象的。
この上品な醤油感に寄り添うのが豚のコク。豚の肉と骨をじっくりと丁寧に煮出した感が伺える清湯タイプのベースで、鶏とは違うやさしめでしっとりしたな甘味を感じるタイプ。もちろんここに節系や昆布類、また野菜など溶けていると思うが、兎に角優しい味わいが嬉しいし、それで日頃のストレスも和らげる。そして表層を覆うのがラード。これで動物系のコクが味わい全体をコーティングしており、単なるあっさりラーメンでは終わらなく仕上げているのです。
まさに目の前での打ち立てほやほや〜の縮れ麺!素朴さと優しさの競演
今回の座席はこの店の特等席だった!。すべて麺打ちが見て取れました。私はラーメン意外にも、自家製手打ちパスタという趣味を持ち合わせておりまして、このイメージがあったからこそ、いちいち楽しめた!。日頃パスタマシーンで伸ばし工程を楽してますが、こちらは麺棒の手作業。私は強力粉専門ですが、薄力粉仕様(配合?)という難しさを熟練の手さばきですね。冒頭に粉にまぜる練水にトロミがあったのは発見でしたが、今度の自宅パスタでは、オイルっぽいのも混ぜてみようと思った次第。
中盛り200g、大盛り250g。だいたい男性客の半分は大盛りだったような記憶。これが難なく旨さで食えるから心配はありません。一日でも寝かせた麺の方が、しなやかで柔らかいと思い込んでたオレですが、じつはその場で打ったままの方が、柔らかく感じるのはオレだけでしょうか。麺の柔らかさは、打ち込む回数と強さ(潰し)よりも加水率の方が影響力が大きいと言うのも、今回で新たに知りました。明るいというより、やさしいモチモチとした歯応えが非常に印象的でした。
また汁の吸い込みは意外にしないのね。スープで濡れた部分で咀嚼で一体感を堪能しますが、人によってはスパイスを欲するかも。手で揉まれたボコボコとした縮れが、ランダムで非常に素朴感をアピールするところ。薄い膜を貼っているかのように、トゥルトゥルと口元から舌触り・・・・喉奥へと駆け抜けてゆきます。本当にあっと言う間で食いきれる。これなら、つけ麺大盛り400gでも挑戦したくなるー・・・・。
深い醤油ダレの香ばしさ!肉の絨毯を一枚づつ剥がして行く楽しさ
麺の大盛りも期待だったが、今回は気分的には肉をがっつきたかった次第。麺顔一面に広がるチャーシューには安寧を覚えます。興奮しすぎて冒頭では見落としてたが、ばら肉にもいろんな部位があって、脂身の少ない部分と脂部分の二種的な構成でありました。醤油ダレは深く周囲に染み込んでおり、中は薄味浸透でシットリとピンク色をたたえます。さりとて脂身と肉身のパラレル層はしっかりと見えていて、一口食らう贅沢をしても、まだまだあるぞチャーシュー達!。これを片っ端から一枚づつ、麺にも絡めず、肉だけを堪能させていただきました。
本当に肉繊維がパクッと割れて、そこにスープが浸透してゆく様が旨さをそそる。またラード層に敢えてばら肉を置いて、脂をプラスさせたチャーシューを食らう。味がするようで実は豚味がゆったりと感じとれるのだ!。白飯も酒もこの瞬間は欲しくない。ただトラディショナルな旨いばら肉チャーシューと心中したいだけなのだ。
総じまして「肉の迫力!そして素材感この上なさと魂打ち込みの手打ち麺!」
・・・と言う感覚でしょうか。これだけ肉も麺も弾ける感動だと、英世一枚奮発しても惜しくはない。極上のストレス発散で、また明日につなげたいと思います。もともと単細胞な性格ですから、旨いもん食って寝て忘れる。そんあアホなオレですが、アホはアホで良かったなと、こういう時は思うのです。そんなとにかく明るいアホさを鑑みて、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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