【今週のラーメン２６９７】会津喜多方ラーメン小法師西五反田店（東京・五反田）喜多方ラーメン＋サービスライス

＜五反田のほのぼのラーメン＞

　所詮私はそういう男。・・・・無料サービスに弱い。先日はこの近くの「魁力屋」で入れ放題ネギを散々食い散らかしながら、今回はこちら「小法師」さんで昼はライスサービスしているということで、外出ついでにやって参りました。お目当てはラーメンなのですが、実はトッピングのチャーシュー。ふわっと柔らかいばら肉でライスをかきこみ食える上に、モチモチ麺も堪能という頭で、こちら「西五反田店」へ。しかしこの店、いつも客がそこそこ居て、ピークタイム前後には相席必須という状態。たびたび混み過ぎてフラれてきましたが、今回は午後２時ともなれば、客入りは８割程度に減っております。定番の「喜多方ラーメン」で６５０円。ラーメン＆ライスのセットは、学生時代から好きな定番の組みあわせです。

具：「とろ旨チャーシューに魅力！今回はライスで食う！」

　それにしても、やはりこのブランドは肉が旨い。チェーン店にしては、美しくて柔らかい作りこみ。自重で崩れるほどでして、ライスの上へと運ぶまでに既に崩れてしまう。その上、枚数が多いのも特徴でして、半分はライス、もう半分ラーメンと使い分けでいてしまいます。さてこのチャーシューは、見た目は優しいのですが、味は実はややしっかりめに染み込んでおります。脂の甘みも十分ですが、それを超えた塩気がナイスでして、ごはんが進むというものです。なんと五枚のうち二枚の肉だけで、ライスを茶碗一杯食えてしまった。刻みお漬物みたいなのは、最後には余ってしまった。

汁：「白醤油を感じさせる琥珀色の上品な海」

　スープもあっさりしていそうで、ややしっかりした塩気も感じ、チャーシューに通じるものを感じます。白醤油のような透明感ある色合いが印象的で、まるで琥珀のよう。鶏ガラ系のサッパリエキスに、魚介の風合いがしっかりの煮出されております。素朴さと淡麗さがとても表現されたような見栄えでして、これは鎖系としては、なかなかのレベルを感じます。和風ラーメンと強く受けってしまう私。甘味と塩気が拮抗するバランス感覚で、醤油由来の酸味は影をひそめた印象。食い進めていくうちに、麺の風合いがスープにも溶けだして、後半はとても円やかな味わいに仕上がっていく感じです。

麺：「定番のもちもちぴろぴろぼこぼこ平型麺！」

　実は麺が最大のウリなのが「喜多方ラーメン」なのだけど、たまたまだろうが・・・一部ダマになってて笑ってしまった。素朴さを感じさせる平型の縮れで、加水の多さと透明感を感じさせる風合い。まさにモチモチとした明るい弾力が、歯ごたえ以外に啜り心地、喉ごしなどにとてもアピールしてきます。幸楽苑の麺よりも密度を感じますが、全般的にライトな感じで食える。ライスがなかったら大盛で食った方よいと思います。

　総じまして、「定番的とろ旨チャーシューもちもち縮れ麺！」というそのまま全く何のひねりもない感想でごめんちゃい。何だか最近疲れてきてね・・・実はこういうあっさり素朴系な一杯が一番フィットする気分。ちょっとこのブランドの訪問頻度が上がりそうな予感をしてます。食った後、駅に向かう途中にある目黒川の近くで、喫煙コーナーしと休憩。ここ桜が綺麗なんですよねー・・・。燻らす紫煙の立ち上りを眺めていると、ふとそんなことを感じてしまいました。幸せな食後の一服。さて晩飯まで頑張るかと、一本灰にしてから、気合を入れ直し。ということで・・・お疲れ復活モードで詠います！。

　　　年度末
　　　たまに外出
　　　来たからに
　

　　　せっかくだから
　　　喜多方ラーメン
　　　
　　　
　　　
　　　
　お粗末！と言うことで家族にも感謝しながら合掌！！今日も本当にごちそうさまでした！！！