ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3482】 ラーメン 健やか (東京・JR三鷹駅) 煮干ラーメン + 炊き込みご飯 〜一週間の疲れと乾きを癒す、高品質円やか淡麗煮干そば

馬車馬のように働いた一週間〜〜〜静かに落ち着く一杯
 11月に入り立冬を過ぎようとしているあたりから、仕事の佳境でありました。この一年のちょっとしたイベントが一区切りつくためですが、本当の意味で朝から走り回り、夏のような汗をかいて、朝昼とろくなものも食えずでぶっ通しでした・・・。ある程度、リミッターが切れたらあとは案外やり切れるもんですね。ただし年齢による体の衰えは如実に感じまして、無理は本当にできなくなったなと、しみじみ思うとある金曜の夜でした。今日一日、この一週間の終わりに、何かいいものを食って締めくくりたい。そんな思いで中央線に乗り込んだものの、三鷹駅まで来てしまったではないか。
 

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 何気なく、三鷹駅を北口方向へ降りてゆく。もう習慣で「さくら井」へ向かう体制になっておりましたが、「猛烈に腹が減っている」「雨が降ってる」ということで、さすがに躊躇してしまったオレ(さくら井は少し歩くし、行列待ちが・・・)。そんな感じで駅前で立ちすくんでおりましたら、急に「健やか」さんの「炊き込みご飯」を思い出してしまった!。ラーメンも旨いが炊き込みご飯がこれまた旨い!。もうこの瞬間に近場の「健やか」へと向かってしまうのでした。
 

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 三鷹駅は南と北で雰囲気がすごく違い、北は少し暗がりが目立つイメージ。特に東側へ歩くと街灯が弱く、少し寂しげにも思えます。そんな中、鮮やかで深い青色のさわやかなテント屋根が、光でぼんやりと浮き上がって見えてきます。内外とも清潔感に溢れる店構えで、凛とした空気感がいい店。BGMも落ち着くアダルトなラインで、オッサンでも若い女子でもふらっと入るには、もってこいの雰囲気。もはや何食っても旨い店感覚を醸し出しております。混みすぎることもなく、いい感じで客回転もよろしい感じ。まさに癒しの空間でありまして、これはいいタイミングで入店機会をゲットできたという感じ。
 

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淡麗煮干の中でも円やかに感じさせるライトな甘味!気分落ち着く沁み入る美味さ
 
 この店で唯一オレを悩ませるのが「クラフトビール」。アルコール類はこのボタンしかなく、しかも355ml缶で800円です。ラーメンよりも高い缶ビール。これには店主のビール好きが影響しているらしく、厳選に厳選を重ねてこれ一種類なのだそう。絶対に旨いに決まっている!。しかし、貧乏根性でいつも思いきることが出来ず、今回も券売機の前で相当考え粘ってしまったのだが、後客が来たのでさっさと諦めてしまいました。そんなこんなで、煮干と炊き込みご飯に今回は意識を集中させます。それはこんな麺顔でした!。
 

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 おおお!めちゃめちゃシンプルな麺顔構成なんだけど、この質感の高さからくるオーラは何ぞ!。煮干しにしては、艶やかなスープ感だし、また麺のプレゼンスが食う前からビシビシと伝わってくるではないか!。何と言っても三つ葉が薬味としては、凛々しい雰囲気を全体に与えてる!。鶏肉の淡い色合いとコントラストを形成した見栄えが美しい!。
 

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 実は月曜日に「裏健やか」として煮干し専門として営業の店。だから金曜日に煮干しというのも勿体ない気がしますが、貝出汁だけでなく煮干しが旨い店。都内でよく見かけるニボニボな苦みを感じさせるタイプではなく、甘さをさらりと感じさせるのだ。なのでおそらく鯵とか白身の煮干しが含まれると思うし、また平子などマイルドな煮干しも多様しているものと感じさせます。決して魚粉を溶かしたような濃厚な甘さでななく、後味にさらりと過ぎる甘味と感じます。
 

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 アニマルオフとは思えないのだが、鶏ガラの丁寧な煮出汁があるものと前提。そして昆布の落ち着きも十分に感じ取れます。醤油味なのだが全然醤油は、下支えにまわって表にでてこない感覚。後味に微妙に響くカエシの風合い?・・・と思えば、実は隠し味の貝出汁だったりして???。正体をつきとめようとすれば、薬味の三つ葉の清涼感が吹き抜け、これはこれで美味しいのだが、後味を見失ってしまった。
 

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パッツパツな低加水ストレート細麺!スープにミスマッチのようで実はベストマッチ
 
 こちらは自家製麺。しかもパツパツな麺がウリなので、デフォルトでも相当のパツパツさが楽しめます。ここが人によっては店を選ぶかも。ただ万人受けばかりでは面白くもなく、私は個性的な味が好きなのでこの店を大きく評価しています。それにしても、他店のカタメ指定よりは、デフォルト状態ですでに凌駕しておりますよ。その分、粉の風合いがハンパないわけで、円やか淡麗な煮干しの旨みをしかりと受け止めるどころか、跳ね返して主張しているとすら感じるイメージです。
 

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 単にカタイのとは違う。熟成を感じるような風味をスープの融合を楽しみたい。前歯でパツパツと反発しますが、しっかりと低反発に潰れています。そこから芯にあるグルテンの渇きを感じますが、すでに味を感じるような粉の旨みあり。実は何もつけずに塩だけで食えると思う・・・そんな質感。通常なら濃厚煮干しに合わせてもよさそうなタイプなので、こんな円やかスープには不似合いかと思うかもしれない。しかしそんなミスマッチ感が、結果として相性が悪くなく、ベストマッチと思えるから面白い。個人的には、以前にここで食った煮干しの塩味と、この麺のコラボが素敵だったっけ・・・・。また月曜日の裏に日に来なけれならなくなってしまった。
 

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薄味のようでしっとり感ある肉質!微妙に洋風にも感じさせる胡椒加減?
 
 煮干しの場合、チャーシューは鶏肉に変更となります。こだわりなんでしょう。個人的には薄味だからこそ豚と思っているのだが、郷に入っては郷に従おう。鶏も豚もどちらも低温調理の出来の良いチャーシューなのだから。胸肉と思われますが、とても筋繊維がきめ細かく、薄味出汁の浸透が深いために心持ち引き締まった印象です。ただ歯を立ててみるとサーっと切れ込みが進む。どの角度からも歯が通る。実に旨くて・・・・やっぱり800円のクラフトビールを後から欲してしまったではないか!。面白いのは、気のせいか洋風な印象も微かに感じさせます。何がどうということないのに。塩気にそんなフレグランスがあったのか?。はたまたホワイトペッパーでも影で密かに滲んでいたのかは不明。だからこそビールに合うと思わせる。
 

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貝類と肉質感混じる深いあじわい!この炊き込みご飯が訪問目的だったかも!?
 
 実はある意味、この炊き込みご飯が今回のメインだったかもしれません。駅前で猛烈にこれを食いたいと思わせた引力には、敵わなかったオレ。何がそんなに惚れさせると言えば、ハンパない旨みの濃ゆさが魅力的なのです。もう出汁を吸いまくって飯が深い褐色で光ってます。何を吸い込んだらそんな色合いになるのか。それは、ホンビノス貝と鶏皮と他にいろいろ肉などの出汁が入り込んでいるらしい。この深い旨みの集合体に、微妙に煮干しスープを垂らして、少し湿られてみるともっと旨い。今回はチャーシューのゴロゴロ感にやや不満を覚えたものの、出汁の深みには変化なし。こちらに来られた際は、是非こちらの炊き込みご飯も合わせてみることを、激しくおススメいたします!。
 

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総じまして「一週間の疲れと乾きを癒す、高品質円やか淡麗煮干そば」
 
 ・・・と言う、なんだか捻りが全くない締めくくりでごめんちゃい。いい一杯といいサイドメニュー。一週間頑張った自分へのご褒美としては最高でございます。最後に飯粒、スープの一滴まで飲み干してからご挨拶して店を出ました。心残りはビールなのだが・・・このあと駅前の馴染みの店で軽くあおってから、また家路へとつきました。癒しの一杯に感謝!。そんな気持ちを忘れないうちに、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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