ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3473】 辛っとろ麻婆麺あかずきん 蒲田店 (東京・蒲田) 背脂咖哩麻婆麺+半ライス+パクチー 〜背脂の甘みとカレー味が麻婆パンチにやや勝る?マイルドホットで食う安心感

何だか最近、麻婆麺の注目度アップを感じるのだがー
 ラーメンも進化するというか、変化してゆくというか、昔のように括れなくなってきましたね。TRYラーメンでも「MIX」と言うカテゴリーが出来てたりして、少し前までは「汁なし系」なんて亜流な扱われ方してたのに、いつの間にやら完全に認知しだしたもん。それと同じで、3年間に麻婆ラーメンに目覚めたときは、都内で探すのに苦労して、一か月食い続けたんですが、今では認知されたどころか、専門店まで出てくる次第。個人的には、どうも新潟ラーメンが拡大したのがキッカケのような気がしております。
 

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 とは言ってもたまに麻婆麺食いたいと思いついても、すぐに近くでとはいかないですが、今回は蒲田に、あの「辛っとろ麻婆麺あかずきん」が進出とあったので、早速行ってまいりました。蒲田はよく外出機会に通過するエリアなので、麻婆好きには大変グッドニュース。今後、ちょくちょくと利用機会が増えそうです。
 

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 開店フィーバーを避けて・・・ずらした時間に行ったものの満席。ほんの数分まつと運よく集団が退店してゆきました。近くに学校があるので、つるんで食うというパターンですね。そんな感じでけっこう学生ウケは良さそうなジャンルかと思われます。面白い店の作りで、カウンター席が向かい合わせになっている構造。それが入口からだと半分にしか見えないので、狭い店だなーーと最初は思っていたのだが、考えようによってスペースを有効利用している感じです。
 

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 因みに「辛さレベル」を参考までにしめしておきましょう。以下貼り付けの通りですが、レベル3までは無料対応。
 

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背脂の甘みとカレー味が麻婆パンチにやや勝る?マイルドホットで食う安心感
 
 先日、祖師ヶ谷大蔵の本店へ行ったばかりで、「辛っとろ麻婆麺」を食ったばかり。ちょっと忖度してしまい、レベル2としたのですが、普通に難なく食えてしまったため、今回は3!。そして、健康診断も終わったことだし、重きって背脂も欲しいところ。店の表記では人気No1とのことなので、今回は「背脂咖哩麻婆麺」とさせてもらいましょう。もちろん。パクチーと半ライスを添えて。まだ仕事が続くので紙エプロンをつけようとしていたところで、ちょうど配膳を受けました。それはこんな麺顔。
 

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 おおお!カイエンペッパーの迫力がまさしくレベル3。そして一見ブラックラーメンのように見えるスープは、濃ゆい深茶色で煮詰まったカレーイメージ。ところがよく見れば辣油の層が表面をコーティングしており、辛さと重さのアピール度が高そう。背脂の白さがスープの黒さとコントラスト形成してイキイキと感じられます。
 

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 まずはレンゲでスープを掬いあげますが、麻婆麺+ライスの鉄則と言えば「早めに(理想的には食う前に)具材をライスに乗せる」こと。理由は麻婆麺は後半になればなるほどトロトロスープが滲みだした水分でシャバシャバになるため。これは専門店系にはわりとどこでも説明ポップが貼られたりしてます。そんな一仕事したあとで漸く実食ですが、レベル3の大辛なのだが、普通に旨い辛さ。
 

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 察するに、カレー自体が香ばしいため食べやすい辛さだということと、背脂はやはりマイルドな味に傾斜させる甘さがあるからかと。カイエンペッパーが脅しをかけるものの全体的には、ちょうど辛さが楽しめる余裕です。それに、麻婆とカレーとどっちが上回るかと言えば、やはりカレー味の方が主体的に引っ張る。そんな味構成も、本格四川のパンチを少し封じ込めているのかと感じています。
 
 もしもっと四川の風を吹かせたければ、テーブルセットには「シビれる四川山椒」と「香る花山椒」と二種類の山椒が備わってますから、各自で追加投入していただくという感じです。私は今回レベル3の感覚だけで全うしました。
 

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 背脂は配膳時には圧倒的な降りかかりを感じたものの、さっと熱気で溶けてゆきます。そしてまるで辣油と一体化したように、シャープな刺激をどこかマスキングした感じで、マイルドに仕立てる感じ。実はこれが食べやすくしているポイントなんじゃないかと!
 
 

 

 
 
 
辛い料理とパクチーの組み合わせはもはやテッパンである!
 
 もはや、麻辣な味にはパクチーなしでは生きてゆけない状態です。因みにパクチーはやはり輸入物ではなく、国内生産品が今では主流になりつつあるそうです。産地としては「静岡県」「岡山県」が筆頭2県らしく、果物用の温室栽培を転用しているのだとか。やはり国産パクチーだからこそ甘味がある。だから近年は倍々ゲームで伸びているらしい。
 

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 それにしてもパクチーは天才だ。チリチリに痺れ辛い味わいに、なぜか草臭い味わいと風味が絡むと、味に全く別の軸ができるよう!旨さがいきなり図太く感じます。弾けるパクチーの汁が、辛さや痺れの尖りを少し中和しているようにも感じるし、また新たな味わいを産んでいるような気もする。だからパクチーがやめられない。単に変態気分でパクチーに来るっているオレではないのだ!?。麻婆にパクチーはもはやテッパンなのです!。
 

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スープ絡めまくりのうねった太麺!密度感低めでライトに食えるスパスパ感覚
 
 麺を引き上げた瞬間から笑ってしまうほど、スープが持ち上がってしまう。まさにトロトロ状態で、「辛っとろ・・・・」の看板に偽りなし。そんな麺は王道の太麺で、一見モチモチとしてそうで、密度感が低めだからモチモチ感より、スパスパと切れ込むのが小気味よい。レンゲを上手く利用してハネに注意してすすって食らうけど、プツリと千切れても前歯の裏側に麺の断面を感じるかのうように、容易く切れます。奥歯へ運んでも短いタップでクチリと潰れ、咀嚼で炭水化物の甘味と、スープの辛さが結びつきます。唾液のあふれ出る量が半端なく、体が喜んでいるのが分かる。
 

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 太麺でとろとろな粘度感じる麺だから、ズボボボっとは啜れないね。フゴッ!っという感じで短くすすり、あとはワシワシと箸で運びアゴで迎い入れながら食うスタイルですね。だからプツプツと短い切れ端麺が多く発生してしまいますが、穴あきレンゲで最後はかきさらうことで、いい感じで食い切れます。
 

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ミニミニカレー麻婆丼にして〆る!カレーに豆腐も合うものだ〜
 
 冒頭で作り置きしていた半ライス+スープトッピングですが、これで〆となります。放置していた間にゆっくりと全体に汁が浸透して、計算通りの仕上がり感。これは旨くないはずがない。本当はこの一杯の味わいにたどり着くために、食いに来たのかもしれない・・・・それほどな、麻婆カレーとライスの相性です。だったら普通に麻婆丼か、カレーライス食えといわれるかもですが、おまけ的な存在感だからこそ、旨さが生きると思えますー。
 

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総じまして「麻婆界のニューウェーブ!カレーと麻婆と背脂と!欲張り新潟エッセンス!」
 
 ・・・と言う感じでして、これがうまくまとまってるからいいね。背脂も、カレーも、麻婆も、よくよく考えれば新潟8大ラーメンの中に収まるのであった。ちょとズルい旨さかも(笑)。だからまた来ると思います。意外に淡麗系な一杯も提供する店なので使い勝手が非常によい!。既にそんな流行りの予感を感じつつ、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeにまとめてみました!

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