ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3421】 麺屋 さくら井 (東京・武蔵野西久保) 塩らぁ麺 + チャーシュー盛(ハーフ) + 大山 特別純米 夏純米銀河 〜心のよりどころの様なハートフルさと崇高感!しっとり味わう極上塩らぁ麺

疲れ果てた上半期・・・色々ありすぎて自分にご褒美!さくら井にやってきた!
 
 上半期がなんとか終わった・・・。いや何となく終わった。この2018年と言う年は、一生忘れないと思う。2013年は本当に潰れかけた年だったけど、2018年と言うのは苦虫を噛み潰すと言うか、ゲップが出るほど苦虫を食べ尽くした様な年。まだ詳しく書けない。終わってないけど、まだ少し続く。暴露本ではないけれど、いつかモチーフにして小説にでもしてみたいと、実は考えています。
 

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 そんな感じで昼間もプレッシャーで何も食えなかったのだー。なので何か、憂さ晴らしでもないが、自分が本当に納得の行くものを、この瞬間は胃袋に収めてみたかった。散々考えた挙句、「中華そば みたか」と「麺屋 さくら井」で悩んだ結果、日本酒目当てで「さくら井」と今回はさせてもらいました。もうこの店は、平日夜でないと、ハンパない行列が開かるのだから。今でしょ!ってな感じ。
 

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 お!睨んだ通り、割と空いてる。このタイミングでは、桜井店主と、助手のきーちゃんの2人体制。一番コンビネーションがいい感じですなー。接客いい店って時々厳しさも伝わって来て、客にとっても気を使う場合があるんだが、ここはそんな感じが一切ないから好きだわ。食券を3枚渡して、こちらの気分を察してくれて、冷酒の一升瓶を二本掲げて、見やすく選ばせてくれる。選んだ後は、写メモ残しやすい様に、一升瓶を置いたままにしてくれたりね・・・オレの行動インプットされとる〜(爆)。
 
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今宵の酒:大山 特別純米 夏純米銀河
 
 こちらの日本酒ラインナップは2種類ベースで入れ替わるのですが、大体「辛口」が多く、「純米酒」が多いのがパターンの様です。まずそれが気に入ってる。今回は、山形の酒らしく、ラベルが綺麗で銀河鉄道の夜っぽいから、てっきり岩手だと勘違いしてました。純米のズドンとした風合いと辛口な切れ味を期待して味わったところ、純米にしてはすごく飲みやすく、キレもあることからシャープな味印象!。これは、酒だけだと水の様に飲んでしまうヤバイやつかも。そして、もう一つヤバイと思ったのは、食が進みやすいタイプ。刺身などに合うのか!?。実はそのせいで、ラーメンが配膳されるのも間に合わないほどに、ぐんぐんと飲み食いが進んでしまった・・・・。
 

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今夜は妙に旨味が染み入るぜ・・・塩気がいつもよりクッキリ感じる旨味の濃ゆさ!
 
 こちらのメニューラインナップもシンプル。醤油・塩・煮干しの3つの汁系のみ。最近、冷やし煮干しと言う名作が生まれたので、やや4本柱となりましたが、それは夏季限定ですね。なので、この「塩らぁ麺」も、もう何巡目になるのだろうか、随分と食って来た感じがします。なんだが飽きない。と言うかいつも同じの様で、目新しさを感じるから素敵です。配膳されるたびに、そんなことを考えている。
 

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 おおお!今回も落ち着いた雰囲気ありますな!。透明性の中に優しさある汁。それに浮かぶ麺は美しく並び整えられ、まるで枯山水の庭を見ているかの様。そこに四角く正方形にカットされた薬味の白ネギが、パラパラと舞い落ちた図柄。季節柄、箱庭に紅葉が舞い散った様な風情です。そんな淡麗な風景に、如実に艶めかしく存在するレアチャーシュー。反対側には乾物系の海苔とメンマ。まるで静寂と躍動が共存している様な感じを受けます。
 

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 出会った頃は、まだ確か「鶏節」が載ってなかったっけ。また淡麗な麺顔のオーラはあったけど、今の様な麺線の美しさは印象に残ってない。つまり、同じ一杯の様で、いつも進化し続けている証拠だと思えるのだが、ご店主のツイッターなどマメに拝読してると、そう言う姿勢がよく感じられます。この「鶏節」のせいなのか、オレが単に疲れすぎて味覚がバカになっているだけなのか、妙に今回はいつもよりエキス感があって美味かった!。
 

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 さっぱりとして、また丁寧な淡麗感を保つような鶏ガラエキスの煮出しはいつもの通り素晴らしい。香味油の鶏油もさらっとした仕上げで、神奈川方面でよく遭遇するバターの様な濃密なアピールはない感じ。それよりも、鶏ガラをバックアップするかの様に、乾物類の味わいがコク深い。一番は「節系」の味わい。これは旨味とともに塩気にも通じるから、これが鶏によく合います。また、昆布系の甘味も感じる一方で、椎茸系の甘味もある様な。日によって、私は椎茸系の甘味に敏感になったりします。秀逸と思えるのは、煮干し系の旨味がない?私の舌にはスルーしているだけなのか?。ここが全体の明るさに通じている様です。
 

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しなやかなようで中心部の粉風味の上品さを伝える、ストレート細麺が素敵!
 
 白さが印象的なストレート細麺。密度感は低めですが、しっかりと麺の中心部には粉感に似た風合いを感じさせます。目で切り口を確認しても、芯が見当たらないんだが・・・。引き上げるだけで揃いやすいので、スープの吸い込みも良いが、それより持ち上げの方が優れている様に感じます。前歯を当てるクシクシ感が絶品。麺がスープに濡れただけで、こんなに風合いと味が変わるのかと思えるほど。
 

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 漆喰の様なきめ細かい地肌ですから、前半はズボボボボボボーーーと啜り上げるには絶好ですし、また喉越しにも明確なシルエット感を残します。そして後半は、しっかりと汁を吸い込んでおり、炭水化物の旨味とのシナジー化が素晴らしい。ストレート細麺って、前半後半の雰囲気がまるで違って感じるので、こう言うの面白いですねー。 
 

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東京トップクラスと思える低温調理チャーシュー!その下を覗けば・・・!?
 
 レアチャーシュー。トッピングの肉も桃の様なピンク色でうまそう。ふわふわな肉感。これを食う時は、前歯と奥歯を実際には駆使しているんだけど、気分的には犬歯を使って食ってる気分にさせます。生の余韻を感じるってのは、美味さに血が騒ぎます。これが酒のアテに出される様に現れる時は、のせ皿が熱を蓄えて出される。
 

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 肉は熱の伝導が旨味のポイントらしい。心配りと計算高さを感じます。また、らぁ麺に乗せられた肉をめくって見たら・・・・隠してあったかの様に、崩れ半味玉がサービスで入れてあった(爆)。いつもいつも心配りありがとうございます!
 

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総じまして「心のよりどころの様なハートフルさと崇高感!しっとり味わう極上塩らぁ麺」
 
 ・・・と言う感じで、何となく手抜きな感想まとめてでごめちゃい。いや〜、いつ来てもハズレがありません!。最近では近くの小さい子供連れた家族客も多し。まさに安心して食べられるラーメンと認知された証。この地道な展開で今後も頑張っていただければと期待しとります!。そんな感じで感動を忘れないうちに、ととっと最後に詠って、いつもの通りに締めたいと思います!。
 
 
   半期末
   追込み疲れ
   ため息哉
 
 
   美味さ沁み入る
   酒とらぁ麺
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeにまとめてみました!

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