ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3371】 ramen case-K (千葉・京成大久保) とりのらぁめん(醤油) 〜大久保商店街にスタイリッシュな風感じさせる、コンテンポラリー醤油麺!

夏休みに宿題を片付けよう〜千葉までぷらっと行ってみた〜
 
 千葉の「海月」で一杯食った帰り道・・・このまま素直に帰宅するのが惜しくて、もう一軒だけ爪痕残して帰ることといたしましょう。迷ったのは、「杉田家」とこちらのお店。海月から近いのは杉田家なのですが、肝心な本店を食ってないのに支店から食うのも如何なものか???。と言うことで、一気に京成大久保まで方針転換してやってまいりました。
 

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 そう言えば、ここに降り立ったのは、二郎京成大久保店以来。休日の暑い夏の日。駅前には24時間営業の海鮮系居酒屋がありまして、昼間っから結構流行ってます。信号待ちの日陰のベンチには、缶酎ハイ持って微睡んでる爺さんが、実にいい味わいを出してます。熱中症にならないでねと心の中で心配しながら、商店街を突き進む。きっと夜の方が活気があるんだろう・・・そんな飲食店が多いです。そんな中、飲食店が集合しているテナントが見受けられ、部分的にラーメン店が集中している一角がある。その奥にあるのが、こちら「ramen case-K」さんです。
 

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 入店すると、周囲と隔絶したような凄く居心地がいい空間が広がります。L字カウンターも使いかって良さげで大きく、テーブル席はファミリーでもカッコよく使えそうです。セルフの水の周りには、紙エプロンを始め色々グッズを丁寧に取り揃えているし、一気に「ここは使える店!」と確信します。
 

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鶏油の色気深い!淡麗系の鮮やかさ!ピッチリ醤油感もナイス!
 
 醤油系の汁そばと、油そばとで多いに迷いました。この日二軒目だったので、胃袋も少し余裕がない状況で「こどもらぁめん」を食いたかったのが本音でした。またビールはハートランドと言うことで、これも迷わせます。結局、油そばだとビールが必須となり腹が膨れすぎると言う理由で、「とりのらぁめん」単品と忖度させていただきました。そんな選び方した麺顔は、こんな感じでした。
 

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 おおお!これは実に品があり全体的にピントがあったようないい緊張感がみなぎる一杯!。完璧のバランス感と食う前からビシビシ感じます。醤油の深みある透明感と、表層がワックスかけたみたいなガラスのような煌めきが素晴らしい。また二種チャーシューも色気ありありな上に、太いメンマの存在感も捨て置けない。旨いに決まってる感じがするね。
 

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 スープをまず味わうと、おおお・・・やっぱり鶏油の色気ある香味が染み渡る。まるでバターが溶けたような分厚いコクを感じると同時に明るく抜ける味わいが実に良いね。京急ならぬ・・・京成沿線で、神奈川系の醤油そばを感じるとは、この意外な展開が面白すぎる。非常に完成度が高いと一口めで確信。
 

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 醤油の輪郭もまさしくイメージ通りで、塩気を感じるんだけど、やはり円やかな鶏エキスとの結びつきを感じますし、円やかな甘みに至ります。鶏ガラとひょっとして丸鶏からとった豊かなベースに、醤油と鶏油のバランスと、ピントが実に巧妙に合っています。また具材の風味も少し移ったりして、ちょっとスパイシーであったり、部分によって味が少し変化するのがいい感じ。
 

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加水やや高めの美しいストレート細麺!麺線と歯応えの流麗さが際立つ!
 
 麺もティピカルな神奈川系を連想します。加水多めと感じますが、密度感はそれほど高くなくてどちらかと言うと熟成と言う雰囲気。なので腰つきがしなやかなのが第一印象。それにストレートさがとても印象的で麺線が美しく、箸でリフトすると揃いがち。よってスープに濡れるだけでなく、スープを吸い込むし、また持ち上げも良さげですから、スープとの一体感がいちいち楽しいのです。
 

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 角麺ですが、平型と言うほどでもない長方形なる角型麺。なのでこの微妙さが舌触りで微妙なニュアンス、シルエットを感じる。前歯の千切りでも傾いてから潰れるような仕草が面白いのです。私の悪いくせは、他客が食ってるものが気になるところ。つけ麺が異様に旨そうだった。昆布水に使っているのか??非常に麺が滑らかそうに啜ってたのが印象的。油そばも良さげだが、つけ麺もいいのか!?。
 

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二種チャーシュー!やや塩気スパイシーな鶏肉と、炙り脂の甘さが揺らめく豚バラ肉
 
 トッピング具材たちは完璧でした。まず鶏肉。脂が少ない淡白な肉質だが、薄い下味の低温浸透が完璧で、歯切れに引っ掛かりなど皆無。思い通りに前歯が肉に突き刺さり、そしてちぎれてゆく。味わいもシンプルかつベストな塩味&軽いスパイス感覚。きっとどんな酒にも合うはず。
 

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 豚肉はバラ肉。軽くバーナーで炙ったよう仕上がりで、これにより肉とつけダレが焦げて一体化し、香ばしさと味わいの深さを両立しています。バラ肉はマグロでいったら大トロの部分が旨いよねー。そして嬉しいことに、バラ肉の周囲は皮の部分をできるだけ残してあったのだった!。豚肉は皮直下の部分が一番甘いのよね〜。まさに信頼できる豚バラ肉チャーシュー。
 

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 メンマもナイスだった!。大胆な材木枕木カットで、繊維質が気になりそうに見えて、シャクリと綺麗に歯切れてゆくから面白い。味わいも同じ醤油ダレの浸透を感じますが、不思議に少しスパイシーな雰囲気もあって、これなら酒が欲しくなる。
 

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総じまして、「大久保商店街にスタイリッシュな風感じさせる、コンテンポラリー醤油麺!」と言う感覚
 
 ついでに寄り道して訪問した流れですが、この店はメインで一軒目で訪問すべきであったとちょっと考え込んでしまったー。これからまだメニューが増えていくみたいだし、ここは秋冬にどんな展開になるのか、定点観測したいと思う次第です。千葉はすごく遠いんだけどー・・・必ずまた来ます。そんな決意を忘れないうちに、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   わいがやと
   気楽さ溢る
   街の風
 
 
 
   琥珀醤油の
   香りも流る
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeにまとめてみたよ!

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