ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5344】手打麺祭 かめ囲(東京・柴崎)あぶらそば こってり鶏油 + 炙りチーズ追い飯 + キリンハートランドビール 〜極太麺と醤鶏油が絡む飴色油そば!本能に響くほどの旨さ!ビールと相性最高!

本格的な手打ち麺をダイレクトに楽しむなら・・・やっぱりあぶらそばだよ!

 
 こちら開店以来、一気に人気店ですよね。旨さは一度食って確信したんですが、実は「あぶらそば」がとても秀逸なのでは!?とかねてから思っておりました。でも柴崎駅と言う京王線では割とマイナーな駅で、自宅から妙にアクセスが悪いため、あぶらそばへの野望が遠いておりましたが・・・。
 

 
 へへへっ!今回は午後に代休使って突撃いたしました。だってそのくらいの代休っていいでしょ!三連休は仕事してしまったのだから。てなことを文句言っても、年俸制で休暇も自己承認のようなものだから、全く意味ないな。平日昼間にに酒飲んでるから浮世離れした阿呆と思われようとも結構毛だらけ猫灰だらけ!。この店は注文を受けて手打ち麺を仕上げるのが魅力ですから、麺をダイレクトに楽しめる「あぶらそば」をようやくゲットできてようやく念願成就ですー。
 

 
 
 
<酒> ハートランド!さすが軽やかな喉越しと華やかな麦芽と酵母の風合い!それでいてズシリ感あり!

 

 
 半日代休だから飲むぜ!「えらべるお酒」と言う券売機ボタンをプッシュ。食券を手渡すと色々と説明を受けますが「ハートランド」という言葉を見逃さず、説明終わるのを待たずに「ハートランド!」と前のめりに答えます。まぁ小瓶なのは少し残念なのだが、最近土日の飲酒量がハンパなく増え続けているので、抑制としてはいいでしょう。
 

 
 少し久しぶりに味わったのですが、いやいややっぱりうまい!。赤星とは違ったズシリとした麦芽100%のインパクトありつつ、妙に軽やかで華やかさを感じさえる風合いが、ハートランドというイメージでしょうか!。ちょっと口を湿らせる程度にしっかり味あうにはちょうど良いハートランド小瓶がナイス。
 

 
 

 

<全体> 何とも全体が飴色に輝く極太麺!醤油だれがまるでキャラメリーゼのようにそそる褐色感!

 
 配膳時、実は意外と消極的でした。丼が小さく感じてしまったから。いつも油そばは大盛状態が必須と思っているんだが、その保険をかけようと思っても券売機に大盛りボタンが無かった。なのでボリューム感を期待したんだが、とてもオーディナリーであった:汗。
 

 
 ところが着丼した途端にオーラを感じ始めたのでした。何じゃこれは!極太麺が半端ないのは知ってたが、その極太地肌に染み込むタレで、麺全体が、いやいや丼全体が、飴色に輝いているではないか!。それはまるで醤油ダレと鶏油が、褐色のキャラメリーゼを奏でるかのよう。正直言って質感に驚きます。特製の設定も無かったので少し悶々としておりましたが、麺が主役と改めて再認識できました。
 

 
 
 
<タレ> 醤油の香ばしさと鶏油の芳醇さがダイレクトに結びつく旨さ!理屈でなく直感的な旨さ!

 
 早く麺を語りたいのだが、やはりいつも通りにタレから。これは、ひと口味わった瞬間から旨いと直感的に感じます。醤油と鶏油の相性は言わずもがなですが、鶏油のバターの様な濃密さはない反面、それでも動物感レベルのコク深さがしっかりアピール。そして醤油の香ばしさがしっかりと出ており、鶏油と混じって芳醇な香りと化しているではないか。
 

 
 
 
<麺> 表面のきめ細かい切れ込みがタレを完全キャッチ!濃厚タレに染まったモチモチ食感!

 
 やはり汁系より麺の素性をダイレクトに感じます。極太麺で平打ち系ですが、不均一な太さと厚さと捩れがあり、その素朴さにワクワクしてしまいます。タレが絡まり褐色に輝いているが、つるつるとした光沢というより、きめ細かく地肌に切れ込む隙間とかざらつきが、タレをキャッチしている様な感じ。
 

 
 ぬるつきはないけど、タレの淡い粘りがあってネチョリとはします。そこを啜って食らうと前歯の千切りですらモチモチとした歯応えのあと、閾値を超えてぷつりとつぶれる切れの呆気なさ。奥歯へ運ぶと明るさ満開の弾力を感じます。
 

 
 また麺帯の端っこにあたる部分が、超極太麺の様な楽しさを演出してくれます。これは綿棒を使って手打ちしてるからこそのサービスでしょうね。幅も厚さも不規則な極太さが麺好きとしてはたまらん旨さ!。
 

 

 
 
<生卵> 麺と絡む姿が妖艶!鶏油と醤油だれに溶け込みコク深さ倍増!

 
 濃厚なオレンジ色した卵黄を潰そう!箸で持ち上げるフリして重力に任せてつぶれるのを待ちます。すると極太麺に絡むの姿がまさに妖艶!。タレに染まった褐色に絡む濃密なオレンジ色。まさに本能に訴える旨さの風景です。
 

 
 
 
<メンマ> これぞ名物極厚座布団デカメンマ!歯応え快感!醤油色して味わいあっさり!

 
 個人的には都内屈指の旨さかとも思えるのが、このメンマです。このサイズと分厚さ!そしてこの色合い!。表面はフツーの醤油出汁に染まった感覚ですが、切り口(側面)を見るとこれが超醤油漆黒色。さぞかし醤油味なのだろうと思いきや、真逆で実にあっさりな出汁感覚!。だからメンマ増しにしてやろうと券売機のボタンを探すのでしたが・・・おいおい、メンマ増しのボタンがないではないか???。激しく復活を請う!!!。
 

 
 
 
<チャーシュー> 切れ込み入りでプチステーキのような肉厚豚肩ロース!噛むと香ばしさと肉汁を知る

 
 以前、汁系で感じた肉とは一転です。あぶらそば仕様なのかもしれません。ちょっとオーバーに表現するとプチステーキみたいなイメージ。とても分厚く、深めの切れ込みが入っており、肉厚だゆえの歯切れの良さを演出している様です。
 

 
 その効果もあって、ガブリと口に含み噛み締めると見た目と反した柔らかさがいい感じ。その一方で厚い肉を食ってる満足感と、噛み締める喜びを感じます。ペッパーの風味と赤身肉味と脂身甘味が混じる味わいがたまらん。
 

 
 
 
<炙りチーズ追い飯> 焦げたチーズに残り鶏油ダレを垂らす!コクがダブルで押し寄せ白飯に絡む旨さ!

 あぶらそば専用とあるから、注文しない手はありません。イメージ通りの、白飯に蕩けるチーズを乗せてハンドバーナーで炙ったもの。シンプルだけど、これも合わせた方が絶対に良いです。
 

 
 最後に丼の底に残ったタレを垂らして味わうと、チーズとタレのコク深さが合体するだけでなく、焦がしチーズの香りが全体に広がるので旨し!。
 

 
 
 
<〆スープ> 最後の口直しにイリコ出汁のスープ!鶏油のコクを魚介旨みでさっぱり洗う


 
 最後は、あぶらそばにサービスで付くスープです。これは最後の口直しとして味わうべし。一転して魚介系の味わい。帰り際に店の蘊蓄POPで確認したところ、いりこ出汁メインとのことです。食のエンディングも計算づく!。
 

 

 
 
総じまして「極太麺と醤鶏油が絡む飴色油そば!本能に響くほどの旨さ!ビールと相性最高!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。都内に汁なし系・油そばは多いと思うけど、打ち立て手打ちの油そばってのは、とても魅力的かと思う次第。しかもタレの完成度は高い。実はこれを看板としても通用するかもと感じています。思わず通り過ぎてしまいそうな甲州街道ロードサイド。そこの都内屈指の旨さがある。激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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