私の大のお気に入りの「中華そば みたか」と言う店。上京してからこの数年で、一時期ものすごく通っては食って、「ラーメンヲタク」としてレビューアップし続けて参りました。なので、ここ数年はワンタンをスルーしていたのです。しかし、最近ちょっとこの店への愛を語りたくなりまして、まとめ記事を書こうと決意した次第。今回はそのパーツ記事。
<思う存分にワンタンを啜り食ったこと・・・ありますか?>
実は私は、この店で初めて体験。ワンタンメンは頻繁に食いますが、ご飯なしにワンタンのみを啜り食うなんて、やったことなかったのです。結論として「人生損してた」かも。
ワンタンは、豆粒肉餡が入ってまして、それが極々小さいタイプ。なので味がしないのでは?と思ってたんですが、ワンタンだけを真摯に対峙しますと、ほのかな肉味があるんですね。ちゅるんと滑らかに口の中でスベル中で、一部奥歯で引っかかる肉餡。歯のサイズくらいの餡なので一気に潰していきますが、汁を吸ったワンタンを透かして肉の塩気ある旨みが淡く広がる・・・・。それを何回も繰り返していくのですが、次第に口の中が軽く火傷しそうになるので、ビールで冷やします。
<塊になりかけのワンタンを剥がしながら食らうのが楽しみ>
ぺらんぺらんと丼の中で泳いでいるワンタンばかりではありません。大きな茹で釜から、一気に狭い丼の中へ投入されますから、すこし重なり合う部分が多いと、引っ付きあって塊になります。それを放置せず、めくりあげながら食らうのも、私的には楽しくて旨いかも。
逆にある程度、重なっている部分を肉厚感で食らうのも一興。いつもとは違うワンタン体験という感じで少し新鮮な気分に味わえます。
<最後に飲み干すスープも少しニュアンスに違いを覚える>
いつも蕎麦ライクな麺と一緒に浸っているスープですが、麺なしでワンタンだけだと、ワンタンのデンプン質が濃いめに感じるためか、すこしだけ濁りと甘味の濃さを感じます。なのでスープとしてはちょっとランクアップしたように思えるのは気のせいか?。ビールのんでたぷんたぷんの腹なはずなのに、完全に汁を飲み干してしまいました。
ちょっと簡単ですが「中華そば みたか」のワンタンのご紹介まで。特別でない特別さが楽しめますので、ご興味のある方にはぜひ!。