ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3400】 Soy Sauce Ramen Janya 醤屋 (東京・下高井戸) 白醤油の白ワンタンめん 〜穏やかさとキリリ感の程よいバランス感なる極上白出汁ワンタンめん!

もっとネット露出があってもいいと思う・・・質実醤油の名店
 
 美味いけどあまりネット露出されてない店は、そっとしておけば良いのか、はたまた少し宣伝してちょっとでも応援しとくべきなのか。こちら「Soy Sauce Ramen Janya 醤屋」さんは、いろいろと移転の変遷があるみたいですが、私は「砧」時代に巡り合って、こりゃすげーとずっと陰ながら注目していた店(当時は「みき屋」だったっけ)。こちらへ屋号変更で移転した当初は、復活で喜んだものです。ところが「下高井戸」というロケーションが、私にとっては疎遠にさせたようでそれっきり。久しぶりに、猛烈に食いたくなって、とある週末に突撃して見ました。
 

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 苦戦してるかな・・・と心配してやってきたのだけど、そんなこと無かったして(笑)。開店と同時に客はそこそこすぐ入るし、なんとなく地元の方々っぽい常連さんが多いみたいな客層。また女性比率もこの時は多くて、別に心配しなくても良かった見たい。ご店主一人オペレーションが常なのかは不明ですが、逆に流行りすぎたら回らなくなるかも・・・。
 

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 今回は「白醤油」にしました。個人的には「黒醤油」がおすすめで、溜まり醤油が非常に美味い。「みき屋」時代には、白に「溜まり醤油」をオプション追加するシステムだったと記憶してますが、当時の白と同一かは不明。今回は真逆な選択に非常に興味ありで、売り上げ貢献も兼ねてワンタンを追加トッピングして見ました。
 

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醤油カエシ主張控えめながら、魚貝類の滋味深きを楽しめる白出汁がナイス!
 
 下高井戸駅からすぐそばなので、世田谷線利用の方なら乗り継ぐついでに、利用価値ありそうです。世田谷の下町っぽい、いかにも東京っぽい雰囲気が個人的にも羨ましく、10年以上前に中古マンション探す時は、よく下調べで界隈を歩いたものです。そんな懐かしい記憶を感じながら、ぼーっとしてるといきなり配膳。ご店主、仕事が手早い!。それがこんな麺顔です。
 

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 おおお!特別な色気がなくとも、じっくりと深く安寧を覚える穏やかな姿。チャーシューも色合いが薄めでワンタンがちょろっと顔おだすのが可愛い。メンマは薄味系らしく、全体的に調和を感じさせながらも、何と言ってもスープの白出汁感が透き通ってる。色白で素朴な乙女といった感じでしばらく妄想にふけってしまう・・・。
 

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 とにかくスープだ!。焦る気持ちを抑えてレンゲで味わうと、嗚呼・・・出汁感といった感じだね。醤油の名店がくりなす「白醤油」はカエシがとても低く、馴染みの塩気を感じません。それと引き換えにベースの出汁エキスがダイレクトで伸びやかに感じられると言った味風景。素材感に溢れる出汁となっとります。
 

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 すぐに動物系の輪郭を求めてしまうオレですが、大人しい鶏ガラ上湯と言ったイメージで、ひっかりがまるでなし。もちろんズッシリ感がない分頼りないか?というと真逆で、魚貝の旨味がしみじみと伝わるのかな・・・。この場合、魚介と言わずに「魚貝」と申し上げたい。アサリ・貝柱等のエキス感でしょうか、節系にも寄り添うような貝類の滋味が穏やかに広がると言ったもの。
 

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 また食べ進めてゆくと、麺が吐き出す小麦の風合いが溶け出して、これがまた甘みを感じさせるように、薄く濁って味わいを深めると言った感じです。それら素材感には醤油のじっとりさが一切ないため、ダイレクトにこちらに伝わるのがいいね。全体的にあっさり味には違いないが、複雑さでは「溜まり醤油」にも負けないか。
 
 
 
 
麺線が素朴なストレート細麺!加水低めでクツクツ感明確!風味はマスキングなく豊か!
 
 「ワンタンめん」だと、一般的には加水は多少高めであった方が、マッチングが良いように思えますが、こちらは低加水の麺。ストレート細麺の中でもスリムなタイプと思われ、店によっては大盛り対応を嫌い、替え玉で提供するタイプかもしれません。こちらは、中盛・大盛と器用に対応してくれるので、その日の腹回りで細かい調整が可能。
 

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 嗚呼、麺がうまい。加水低めのタイプは個人的に依怙贔屓してしまうオレですが、白出汁の中で泳ぐパツパツ麺というのも、滅多にない体験ですので存分に楽しめました。芯は視認できるかできないかの茹で上げタイミングでして、前歯を立てて力を入れるとクツクツっとした歯ごたえが小気味好く感じます。その際、麺の風合いが何にも邪魔されないようにダイレクトで伝わります。ここ辺りで好みが割れそうですが、黒醤油を知ってる自分としては、その違いを楽しむ余裕があったかも。
 

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 また細麺でも麺と麺とがあまり張り付かないタイプなので、濡れるだけでスープをからめ上げる・持ち上げるという感じは、前半ではあまりしません。後半にはじわっと汁を吸ってしなやかにはなりますが、その違いなんかも好みで別れそうですね。私としては、風味をマスキングなく豊かに味わて欲しいと思える次第です。
 
 
 
 
定番逸品の豚バラ肉チャーシュー旨し!汁に浸して十分吸い込ませていただく!
 
 一枚肉で、サイズ・質・厚さなど申し分なし。脂と言っても、肉身にパラレルに挟まれた部分と、周囲のトロトロ脂部分と種類に応じて、脂甘さの風合いが楽しめます。特に周囲の脂を割とよく残してくれてて、それだけを剥がして後でゆっくり食らって楽しんでみました。バラ肉は自分でフェチと思えるほど好きな部位。脂好きならこちらのチャーシューは追加で楽しむべきでしょうか。
 

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風味が良いワンタン!肉餡のコリコリ感が楽しく皮も味わい感じる!
 
 ワンタンがあるだけで、なんだか特別感を感じます。まさに休日ラーメンの幸せ・・・。肉餡が大きめでしっかりしているタイプ。しかし、固まらずふわふわした歯ごたえと、コリコリ感が明確に感じます。合挽き?と思いますが、軟骨のコリコリ感がいつにも増して感じ取れます。鶏肉だけならもっとあっさり感じますが、しっかりと肉汁旨味も感じるところから、合挽きかなーなんて妄想してます。
 

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 基本的に肉の旨味と塩胡椒でバランスよい味わいを感じます。生姜は入っていたとしても風味程度じゃなかろうか。5つ入っていてそれだけで満足してしまうかもです。また個人的には皮にも味わい・・・というか風味をしっかり感じました。麺なしの「ワンタン」を食うこともありますが、あの時のワンタンの皮の風味&味わいに似た体幹あり。実にしっかりしたワンタンでしたー。
 

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総じまして「穏やかさとキリリ感の程よいバランス感なる極上白出汁ワンタンめん!」
 
 ・・・と言う、また毎回何のひねりもない感想まとめでごめんちゃい。久しぶりに頂きましたが、これはちょっと訪問頻度を上げざるを得ませんな。もうすでに次回は「紫」を頂くことを決意。近いうちに伺います。余計なお世話的ですがちょっと応援モードで、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
   ほのぼのと
   残暑弱まる
   日陰哉
 
 
   深く味わう
   秋色白出汁
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeにまとめてみました!

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