ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3329】 麺屋 翔 品川店 (東京・品川) イカ墨スープの冷やしらーめん + ライス ~品川の南欧風涼味なる冷やしらーめん!

フィットチーネの冷やしパスタ感覚をイカ墨リゾット風で〆る!>

 暑い・・・・暑すぎる。マジで時間がなくて品達で昼飯です。これだけ店があるのだから、どこか冷やしラーメンやってるだろうと、順に当たっていったところ、「麺屋 翔」さんでしっかりと夏季限定でご提供されておりました。ラッキー!そしてさすが麺屋 翔さん!。しかもこんなに冷やしに力を入れているとは・・・・。三種類ありまして、サンプル写真がないので迷いましたが、どうやら冷やし中華っぽいの?と、冷やしラーメンが、鯛とイカ墨の二種類です。なんと「イカ墨の冷やし」とは興味をそそりまくり。長年ラヲタをやってて、すぐに思い出せません。これは食うしかないよね。

 

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 しかし飯割をどうするか・・・。ちょっと黒いスープの海に、白飯が浮かび混じるのはグロテスクな印象もありますが、ふと考えると、「冷えたイカ墨リゾット」と思えなくもない。なんだか急にお洒落な気分になりまして、ライスを追加いたしましょう。

 

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 それにしても、暑すぎて入店するまで待つ間、持参したうちわではもう間に合いません。汗がひく前に手が疲れてどうしようもありませんな。これを機会に携帯扇風機がないか、アマゾンで物色しようと思っております。



イカ墨の旨味があっさりと浸透!柚子胡椒と和風香味野菜がナイスマッチング!>

 日陰だけど風が全く入ってこないのが辛いのよ。局地的には絶対に40℃は超えているなか、10分程度まってようやく入店です。冷房が効いていて体から湯気が出てるのではないでしょうか。やはりこの暑さだから、つけ麺が人気のようで、合間に冷やしがちょぼちょぼ出てました。若いお姉さん客の隣に案内されて、オレの汗がにおわないか、ちょっと気を使いますが仕方ないよね・・・。そんな恐縮気分で待ち続け、10分少々したところで、配膳が完了です。それがこんな感じ。

 

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 おおお!まさにイカ墨!漆黒のブラックスープそのもの!。黒すぎて表面が有機ELモニターの如く反射して見えます。トッピングの白髪ねぎと鶏胸肉が、コントラストのように浮かんで見える。一見して洋風のイメージだったのですが、薬味や柚子胡椒などを見ていると、和風テイスト感もじわじわと伝わり、見た目だけで味のカオスを感じてしまいます。

 

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 いざ実食ですが、これがスープがとても冷えている上に、まったり感あたえつつも「あっさり」とした味わい。決して薄味でなく、ベースの鶏ガラスープもコクを伝えるなか、イカ墨独特の風合いが色濃く、しかもエグミが1000%感じられません。瞬間的に「うま!」と声が漏れそうになるほど。感心したのは和風テイスト感もしかっかり表現されてます。イカ墨と言えば、ニンニクイメージだったのですが、ブレスケアを携帯しているとは言え気になるところ。ところがこちらは、柚子胡椒が代用されていることで、味に涼やかさが生まれて斬新に感じるイカ墨味です。

 

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 それだけでなく薬味がいい仕事をしています。白髪ねぎは計算に入れやすい味わいですが、茗荷と大場の千切りがそれなりに入っており、ここに柚子胡椒が響きます。なのでまさに涼味。南欧の風に、日本の山々から吹く涼風すらイメージしてしまいます。この感覚なら、見た目は別にして、最後に〆る飯割にも期待がもてるという感じ!。

 

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<「フィットチーネ」か「きしめん」か・・・・緩めの冷え引き締まり感は万人にウケるはず!>

 驚くのはまだまだだった。麺がおそらくこのメニューに合わせた特別対応。きしめんか、フィットチーネをイメージする、とてもキレイなパラレルラインを形成する多加水ストレート平打ち麺。こんなの「麺屋 翔」でも出すんだ・・・と箸でリフトしたまま、最初は茫然と眺めます。眺めすぎてぴちゃりと箸からスベリ落ちてしまい、汁が跳ねるのだが・・・。

 

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 色白地肌かどうかは不明。完全にイカ墨に影響を受けますが、パスタ料理のように中まで浸透してしまうことはありません。表面軽く濡れた部分だけ染まる感じで、全体的には灰色がねずみ色。食べ物としてはアンチテーゼな色合いであること間違いなし。これを口に運ぶとにやけるほどうまい。

 

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 こんな太麺を箸で食うのは麺屋五右衛門(パスタ屋)以来。非常に口当たりが良く、滑らかにスベリ啜りくえますし、太さが邪魔になりません。芯を感じる部分は一切なく、モチモチとした感触はそれほどではなし。また冷えた感じの引き締まりも緩やかで、スープパスタ的と言えばそんな感じもします。ただ食べ続けると頭の中が、冷やしきしめん食ってる感覚に段々なってきますかね。なので名古屋地域に限らず、この感覚はだれでも好きになる風合いと感じました。飯割をする予定がなかったら、大盛必須でございましょう。



<王道なコンテンポラリー鶏豚二種チャーシュー!黒く染まっても質感高し!酒に合う!>

 レギュラーメニューと同じパーツで、鶏旨肉と、豚肩ロース肉。普通に薄味でスープの味わいも混じって旨い。ただ色合いはイカ墨に染まっているけど、見た目裏腹で焼酎ロックなんかととても合うイメージです。

 

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 ちょっといたずら心で、残った柚子胡椒を付けて、どちらも味わいましたが、これが秀逸な旨さですね。イカ墨の風合いは少し遠のきますが、やはりそういう食べ方の方が、自分には合っているのかもしれない。



<ライスを投入!イカ墨リゾットと思えば洒落た気さえ!>

 さてここからが、本題かもしれません。麺を全部たべきり、固形物をさらえたところで、茶碗をひっくりかえして、イカ墨スープ漂う丼へと全投入。思わぬ所作だったのか、隣のお姉さん客の強い視線を感じました。なんとお下品な食べ方・・・と思ったかもしれませんが、あしからず。

 

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 やはり最初はグロテスクな見栄えですかね。イカ墨リゾット風とはいえ、ライスの白さがプカプカと浮いておりますので。しかし旨さは保証いたしますよ。見た目に反するあっさり和風な味わいも色濃いし、イカ墨のコクもしっかりと香りますし、炭水化物と相性のよいものばかりですから。どうしても見栄えが気になるなら、目をつぶって食うとよいでしょうか。白髪ねぎとかレタス、アーリーレッドのスライスが、少し残っていたため、これらが混じる歯応えもなかなか好印象でした。

 

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 総じまして、「品川の南欧風涼味なる冷やしらーめん!」と言う、思ったままの感想まとめでごめんちゃい。正直言って、品達でこんなにトッポいと言うか、小洒落た冷やしに出会うとは思わなかったし、とっても得した気分。汗もすっかり引いたし、腹もふくれていい気持ち。気持ちよくここから京急に乗り換えることができました。この夏、ちょっと人に話したくなる冷やしラーメンなら、これなんかどうでしょう。話のネタにもなり、旨さも体験できますので。そんな宣伝気分も抜けぬ間に、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。



   品川で
   気分は南欧
   バルセロナ


   イカ墨染みる
   胃袋ワイシャツ



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

 

YouTubeにまとめてみました!


麺屋 翔 品川店 イカ墨スープの冷やしらーめん + ライス 〜ラーメン食べて詠います

 

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