ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2955】 自家製麺 然 (川崎・武蔵小杉) らーめん並盛


<武蔵小杉ラーメンホットスポットの一角>

 
 夏バテがまだ尾を引いている気がして、あっさり塩か醤油の一杯を求め、東急東横線新丸子駅へ。狙うは「Noodle Kitchen GUNNERS」だったのですが、なんと臨時休業。どうもご店主の腰痛が芳しくなく、この日だけお休み取りたいとのことだ。あまり無理せずにね・・・と心の中で思いつつ、踵を返して「麺や でこ」へ向かいます。しかし、またすっかりと忘れていた定休日でして、立て続けにフラれた流れ・・・・。しかし、慌てることはない。まだこの界隈には、「自家製麺 然」があるのだから。








 この店はあまり有名でもないけど、実はしっかりといい味わいとボリュームを食わせていい店なんです。夜は「みそごろう」という名称に変わり、言わば二毛作店に変化します。昼は「豚骨魚介/然」、夜は「味噌/みそごろう」という形態。昼も夜も変わらないところがあるとしたら、その客層ですかね。九分九厘男性客で、しかもガッツリ食うぜ感がありありな輩ばっかり。だいたいどういう店か想像がつきますかね?。












<デフォルト240g/700円の質実さ!ハードな中太麺は風味よく食べ応え満点!>


 別に二郎系の店ではなく、比較的安く、しっかりと濃厚スープで質実な麺をたくさん食わせてくれるのです。たとえば、今回の私がチョイスしたデフォルトの「らーめん」にしても、240gもありまして、自家製麺らしく大盛り感覚。しかも割と密度が高めの太麺でして、腹もちが大変よろしい!。そして一番うれしいのは、これで700円という設定です。一件、丼の口径が小さく感じるのでそうも見えませんが、底が深くて丸まっているので、たくさん麺を入れ込むことが可能なのです。








 豚骨魚介のスープに濡れているためか、実にナチュラルな感じがするベージュ色めいたボディー。前歯を立てると、微妙に外カタなニュアンスが伝わり、続けて力を込めるといわゆるクッシリとした歯応えに変わります。前歯を意識的に使って切り込むという感じで、食い進んだあとに奥歯へと運び込む。奥歯でプレスすると、実に雰囲気のあるグルテンの風味が広がります。時間をおいても汁の浸透を許さないのでは?と思えるほどの密度感。これなら、つけ麺の人気の高さがうかがえます。あつもりにしても、そうとうなクッシリ感ですからー。







 表面はツルツルしているので、見栄え以上に啜り上げが楽なので調子に乗っていると、ハネっ返りを受けますからご注意。夏バテ気味なゆえに、このボリュームで私十分に腹パンになってしまいました。












<どどん!とケチらない豚バラ肉チャーシュー丸ごと一枚!質感もナイス!>


 気前が良いのは麺だけではありません。トッピングも同様でして、特にチャーシューのデカさがうれしい。写真に写すとどうも見切れてしまうため、迫力が伝わらない。実物は、まっすぐに置くと丼からはみ出るので、端っこを丸めて中に収めている。肉厚でもあり、焦げ目の香ばしさと、脂身とつけダレの入り混じった旨みがこれまた最高。どちらかと言うと、酒より飯に合うと思われ、チャーシュー丼なんかにすると旨そうな仕上がりです。








 それでもなく、メンマもまたいい感じです。やや材木っぽい形状をしており、太くて長いのが印象的。こちらも安っぽさがなく、きめ細かい繊維質が裂けるようにシャクリっと音と立て切れ込むのが楽しい。薄味なところも質感を感じ、元の乾燥状態のニュアンスが残っているのか、部分的に淡い酸味を感じるところがまた旨いかもです。
















<さらりとした・・・ややアッサリめの豚骨魚介は薬味でアレンジ!>


 ハードな麺、しっかりとした肉・・・とくればスープもハードなタイプか?と思いきや、ややあっさりタイプ。薄味というものでは決してなく、豚骨由来のコラーゲン感覚も漂い、また魚粉のニュアンスもそこそこしっかりと感じさせる。ベースとしての味わいに不満はなく、強いて言えば塩気が少し抑え目という感じかな?。全体的にはティピカルな「またおま系」豚骨魚介ですが、多少の味のアレンジをしたほうがすっきりと食えるというのが、私の個人的な感想です。












 「ニンニク」「コチジャン」「煮干し」などがポットn詰まっててそれを自由に使う方式。その奥にはまた別の薬味セットがあって、胡椒や酢、柚子唐辛子などはご自由にということになってます。私は、後半に「コチジャン」を投入して辛味風味をプラスさせましたが、本音としては「ニンニク」が合うと思う。仕事がこの後なければ絶対にそうしたのだが・・・。












 総じまして、「間違いのない質実豚魚!ガッツリ食える野郎通いの良店」と言う何のひねりもなく、ただ思いついたままの感想でごめんちゃい。この界隈は、冒頭にも述べた通りいい店が偏っているので、急にフラれても安心。なので今後も外出移動の際は、重宝させてもらおうと考えています。なのでまた来ます。GUNNERSの店主も早く腰を治して、切磋琢磨に励んでいただきたい次第。そんな応援気分を乗せて・・・とっとといつもの通りに最後に詠ってしまいます!



   不運にて
   昼飯難民
   彷徨って



   頼りになるは
   然の豚魚也



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!





神奈川県川崎市中原区小杉1丁目526-6 コスモ武蔵小杉104