ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2571】 中華そば 幻六 (埼玉・朝霞台) 幻六 醤油そば

<片隅に名店!店舗小さくとも存在感大きく感じる「中華そば幻六」>


 週末は冬晴れだー、朝早めに起きて仕事を片付けて、久しぶりにラーメン活動もオランダ(埼玉)遠征へ!と意気込んでいた。そのはずだったのだが、親戚縁者のパソコントラブルに救急対応を余儀なくされる。終わったら昼に近い時間だったので、意気消沈。ちょっと遠征もスケールダウンすることとし、選んだお店がここ「中華そば 幻六」さん。ラ活先輩諸兄のレポートされてる「醤油」がとても気になっていた次第です。








 「朝霞台駅」は、「カネキッチン」が移転してしまうと、もう縁がないなーなんて思っていたのですが、いやいやどうして、幻六さんがあるではないか。店を見つけると、ビルの隙間に「生えた」ような小さく可愛いサイズのお店でして、写真に撮りたいと思わせます。そしたらあっと言う間に客が入ってゆくので、溢れる前にと急いで入店。小さい店舗内での調理なので、気温差と湿度の関係で、瞬間的に眼鏡が曇って全く見えないー(笑)。眼鏡を外して、券売機を操作して、なんとか空き席に座り込んだー。基本的に、「醤油」と「煮干し」の二枚看板。汁系とつけ麺の二本立て。シンプルさがいいですね。












汁:「ハマグリの出汁がじんわりと心地よく醤油ダレに響く・・・まさしく滋味!!」


 3杯1ロットの生産体制で、最後の1杯になんとか潜り込んだみたいで、座ってからが結構早めに配膳が進んで、こういうの気持ちが良いね。そしてその麺顔もとても気持ちが良い。穏やかな透明感と醤油ブラウンが、ビシッとキマった醤油系清湯です。パーツの配置もなかなか整っている方ではないか。一つ気になるのは、トッピングの貝肉くらいでしょうか。








 一通り写真メモを撮り終えていざ実食ですが、冒頭のスープのひとすすりで、頭の中に軽く電気が発生しました。「これは、貝出汁貝エキス!」。トッピングの貝肉から、それは「ハマグリ」とすぐに察しがつきます。この出汁が非常にアピール感がありつつ、丁度良い塩梅で、まさしく「滋味」というレベル感。じわじわっと内臓に沁みるような心地よさと、味わいの深さがいい感じです。貝の風味が深いけど、しつこくないレベルで、その他いろんな乾物・・・昆布とか節系とかの溶け込みもあるのでしょうね。







 しかし、決して貝一辺倒でもなく、鶏のエキスがすっきりしつつも、しっかりした味わいが出ているのがわかります。香味の油にも鶏の工夫が感じられるみたいだし(妄想)、貝と鶏と醤油ダレが三つ巴でバランス取れている感じ。これだけで、もう夢中でスープをゴクゴクと飲み干しそうになります。ここで一休みして、「山葵漬け」なる薬味を入れてみましょう。ご店主おすすめの味変化でして、柚子胡椒よりもマイルドのようで、フレッシュな山葵辛さが広がります。淡麗系のスープには絶対合うと思うし、貝の出汁感覚を邪魔しませんので、私からもおすすめです。












麺:「平型ストレート多加水麺、適度な締りとモチモチ感あり、スープの持ち上げも良好!」


 自家製麺なんですね。製麺所を確認しようと、店前の麺箱を見ようとしたら、「自家製麺」看板があったー。この麺もまたうまい。加水は多めでモチモチっとした歯ごたえと、ツルツルっとした滑りが特に映える感じ。しかもやや太めのようなストレート麺は、平型な切り口なので、舌に貼りつくように接地すると同時に、前歯や奥歯にも接地が広いため、歯ごたえの印象が残りやすいです。








 意外と麺同士の貼り付き度合いが高いため、スープの持ち上げも高く、スープとの一体感ある味わいが深いです。スープを吸い込む部分も少しあって、麺自体が味わい深いのではないか?とも思えます。デフォルト700円で、大盛りは+100円。これはアリですね!次回は大盛り必須でしょう。いや、ハマグリ飯も魅力的だな・・・。












具:「脂のサシが多めのロース部位!肉の旨味と脂の甘味!さらに醤油のほのかな香ばしさが染みてナイス!」


 スープと麺のうまさに埋没しそうな具の印象だけど、隙がない質感でありました。薬味の三つ葉が多めなのも好印象で、貝の出汁には抜群の相性で、これがあってこその貝エキスと言ってもいいぐらい。そのハマグリ肉は、一粒なれど十分な旨味をまだ蓄えていて、日本酒を欲する気分にもさせます。メンマも海苔も一定以上の質感ありで、うまいうまい。








 そしてチャーシューが一番印象薄そうであるが、抜かりなく美味かった。脂のサシが多めのロースみたいな部位で、適度は歯ごたえがある一方で、肉質としての味わいや歯ごたえがとても好印象。噛むとジュワッとスープと混じったエキス、そして脂の甘さが広がる感覚。これは、酒にあうタイプだけど、白飯でがっつりと食いたい気分にもさせますなー。












 総じまして、「目立たぬ立地に際立つ上質感!このままそーっと発展してね・・・」なんて矛盾めいたことを感じます。これはハッキリ言ってうまいので、広めたい気分なんですが、あの小さい店舗感もスペシャリティを高めます。このままが良いのかも。でも黙っていても、流行る味わいですでプチ行列店?。ここは少し遠くて、週末の空き時間しか利用できないですが、再訪問は確実です。次回は、すでに100%醤油つけ麺を食べるつもりになっております。あー満足ーと思って席を立つと、タイミングと掛け声よく「ありがとうございました!」と声で送り出される。店に出るとすでに行列が少し発生してた・・・。再訪問計画をもっと早めに前倒そうと少し焦った・・・・。さて、これからまた、年末年始の準備で買出しだーーー財布が痛む・・・。ということで、なので詠います!



   冬晴れに
   年末年始の
   あれこれと   



   貝出汁啜って
   買出し急ぐ



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!





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