<名店のそばに、名店系譜の新店舗開店!嬉しい悲鳴!>
なんと「麺や でこ」のすぐ近くに、なんとも気持ちが擽られるお店が新規開店です。最近知ったばかりで、すこし遅ればせながら、訪問してみました。武蔵小杉より、このあたりは新丸子の方が駅は近いんですね。まだ知られてないのもあって待ち無しですぐに入店できました。カウンター6席ばかり小さい店ですが、将来的には二階席もOPENするのか、ちょっぴり野心的な店箱。お若いご店主の一人オペレーションで、明るくて気さくな感じがグッドです。醤油と塩の汁系ラインナップという、いたってシンプルなメニュー。今回は、「汐そば 大盛」とさせていただきました。
なぜなら、情報提供者の話によると、東中野の「海坂屋」の関係者とのことを鑑みてです。あの店も再訪問もままならぬ状態ですが、ものすごく好印象なイメージ。そこでは煮干を堪能してて、次は「汐そば」と狙いを定めたままだったので・・・・ここで宿願を果たそうかという腹積もりです。しかし、隣客の食ってた「中華そば」も異様に旨そう!。食う前のこの時点でもう再訪問を決意したかもしれない(笑)
<ストレートにアピールして来る貝出汁!滋味と個性の共演にて、あっさり沁みる塩気!>
それにしても、大人びた麺顔ですぜ・・・。器とも合っているというか、澄み切ったような塩だれの淡麗清湯が、すこし
霞んだような透明感。透けたストレート麺が流麗に映るのでそれだけでも旨そう。また塩っぱさパンチを微塵も感じさせない穏やか塩味とその時は感じます。ところが一旦啜りだすと、これがまた・・・貝!貝!!貝!!!というアピールが前にでていてちょっと驚く。冒頭は、貝と言えば最近メジャーになりつつあるホンビノス貝のインパクト。そういえば、近くにある「麺や でこ」の塩そばもこの手のアピールがあったという記憶ですが、それよりも濃ゆい印象です。誤解を受けるかもしれないけど、ちょっと食べ手を選ぶかも・・・それほど強くないけど、ダイレクトに貝を味わっているという深みは十分に伝わります。しかし、ホンビノス一色に染まりきっているわけでもなく、そこは大人びたように浅利か??蛤??などの馴染みある「滋味」がじんわりと含まれたイメージもあり、全体としては上手く調和しています。
アニマルオフのジワジワ来る貝出汁の一杯!塩気もやわらかく、薬味も爽やかに響く上品さ!!貝好きなら一回でも二回でも食っとけってやつですー。
<「加水多めで引き締まり感が高い、流麗なるストレート細麺!クツクツ歯応えとスープの持ち上げ!>
加水は高めなストレート細麺。捩れや縮れは一切なく、ストレートパーマ角細麺という感じです。粉感覚よりもねり水で多少引き締まったような、クツクツとした明確な歯ごたえ。そして艶やかな光沢を感じる地肌であり、上品な麺です。しかし後半になると少し汁を吸い込みだして、グルテンとの調和と味わいをかんじるかも。奥歯へ運び込んでプレスすると、束になったそれが横ずれしながら、ブチブチブチブチっと潰れていくようです。
啜り上げは見栄えに反して高速に、ズボボボボボボボボボーっとワイルドにお下品にすすり上げられるタイプ。麺同士の貼りつきも多少見受けられ、スープの持ち上げもいい感じ。淡泊な麺の風合いが、貝出汁にそまった味わいを楽しめます。
<「貝出汁に圧倒されつつも上品な質実さ感じる肩ロース肉旨し!>
正直言って、貝の出汁に圧倒された全体イメージだったので、肉の記憶があまりないけど、それでも質感は高くて文句はない仕上がり。肩ロースの薄切り薄味タイプで半分ピンクっぽいので、さっさと熱退避させるか、早々に食切るかして肉本来の味わいを確かめたい。肉質と脂のさしバランスがナイスです。また、岩のりは個人的には必要性を感じず、早々に食切って肉に集中しようとしたような、忘れてしまってスープに没頭したような、曖昧な記憶・・・・。
総じまして、「流麗さと分厚さの両立する好バランス型汐そば!」と言う何だか分かったようで分からないコメントしてごめんちゃい。こうなれば・・・東中野でも同じもの食って確かめたい。いやいやそれより先に、ここを再訪問して醤油系の「中華そば」も食いたいし・・・「麺や でこ」が近いというのに、浮気が芽生える私・・・許せ!。今回は微妙な後ろめたさも感じつつ詠います!
空腹に
沁みる汐の香
しみじみと
貝出汁エキス
肝臓嬉し
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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