ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2369】 NOODLE CUISINE KENJI 麺処 けんじ (東京・中延)ラーメン・塩

<「熊野」の居抜き!?で再出発の淡麗系のお店!>


 四谷の「けんじ」が移転営業開始との情報を某ラーメンSNSでキャッチ。外出移動で早速プチ遠回りをして「中延駅」までやってまいりました。さて似たような経験があるな・・・と思いつつ目的地に到着すると、なんとそこは「中華そば 熊野」の跡地ではないか!結構好きな淡麗系な店だったので気に入っていたのだが・・・すごく寂しい。評判も良かったのにな・・・と感じつつ、商売の厳しさも同時に感じてしまいました。そんなこんなで複雑な心境での訪問しましたが、先客3名。空いている席に適当に座りましたが、おお!一番向こうに鎮座されてるのは、某有ブロガーさん。最近良く遭遇します。


   






 今回は、塩。というか今回も塩。移転前では醤油が未食だったのでそっちと迷ったのだけど、やはり移転とは言え、最初の一杯はいち推しの一杯でなきゃと、妙な義理立てがありまして。デフォルトの「ラーメン(塩)」とさせていただきました。券売機の横に両替機があって、個人的には大変重宝!こういうの意外にめずらしいかもね。


   











【必要最小限にの塩にして、鶏と魚介の滋味深くー、引っかかりが皆無な汁!】


 まだ移転再開して日が浅いから割と空いているとは言え、後客もぱらぱらと来られて、ランチタイムピークには溢れるような勢いでしょうか。店主一人オペで大変かと思いきや、わりとロットの回転が速めで、私の分も5分程度であっと言う間に配膳が完了してしまいます。さて・・・移転まえの味と比べようと思えど、そんなの明確に覚えてないけど、フィーリングだけで違いを味わいましょう!







 麺顔はイメージ通り。デフォルトですから以前の特製と比べると寂しさを感じますが、いやいやその全体の柔らかい風貌は素敵です。まずはスープを一口いただくことに。すると・・・まさに文字通り引っ掛かりがなく染み渡るような感じ。キレと言うより沁みるといった感覚です。実に柔らかい淡麗系でして、塩気は必要最小限と言う感覚。まさに、ベースの出汁、塩ダレにすべてを込めた信頼感でしょうか。以前も似たところあったんですが、もう少し華やかさとか、甘みを感じたような記憶。随分と今回は「大人の塩ダレ」になったなという第一印象です。







 こういうのは温度感も大切ですね。熱過ぎると風合いが飛ぶし、温いと怒られる。そのいい塩梅という感じで、思わず目を閉じて味わいたい気分・・・。すると鶏のエキスがすごく綺麗というか円やかーに味蕾に沁みる感覚です。空腹時に胃痛を感じる方でも、この染渡り方はナイスですよ! またこの全体の清涼感すら覚える落ち着きは魚介系の出汁の効果でしょうか。こちらも鶏コクをじゃましない程度に淡い広がり。まさしく「オヤジ泣かせ」なる味わいです。













【滑らかで透明感を感じる様なツルツル細ストレート麺!汁の淡麗さと双璧!】


 とってもシルキーな口当たりとスベリ感な細ストレート麺。どうも記憶が定かではないが、こんな麺だったっけ?と自分の過去のラーメンアルバムを紐解くと(電子媒体)、移転前は少し全粒が混じったりして風流だったんですね。今回は見映えは素朴さが一切抜けて、とっても透明感!とっても上品!そして高速に滑る感覚なので、思わずシルキーと感じてしまいました。







 多少汁を吸い込んでも旨い麺。前歯の当たりは引き締まり度合いは淡く、文字通りにスパスパと小気味良く千切れて快感を誘います。奥歯でのプレスは、端から順列にプチプチクチクチっと潰れていく感じがして、とてもお行儀良いような印象。あとは嚥下まで一直線です。麺同士のまとまりがとっても良いので、スープの持ち上げも良いと感じますが、スープ自体が淡麗ですから、麺の風合いがスープに隠されることはありませんね。しかし若干、腹持ちの点で心配になるので、ほんとうは特製を我慢した分、大盛りを頼めばよかったと、また繰り返しえ同じ後悔をしてしまいました。大盛り+150円。ワンコインで収まらないとどうも躊躇してしまう・・・自身の尻の穴の小ささを感じるオレ。












【全体バランスを崩さない淡白で滋味な二種チャーシュー!】

 ここははっきりと以前との違いを感じる点。以前は豚のレアチャーシュー一本だったような記憶ですが、今は二種チャーシューです。豚はレアっぽい仕上げで文句ないどころか薄味でナイス!以前も感じた・・・酒と一緒に味わいたいタイプ。だけど淡い炙りを感じる点が少しだけ違うかな・・・。いずれにしても旨い旨い! また鶏は・・・モモなのかな?淡白な仕立てでして、スープを吸い込んだ鶏肉は美しいほどに旨い。これは明らかに日本酒と合わせて味わいたいですよ、間違いなく! こちらは、凝ったビールのラインナップのようですが、是非・・・日本酒も組み合わせていただければ、夜に訪問したい次第。













 総じまして、「真夏でもするする食える上品さがナイス!」と言う感覚でして、今回もひねりもなく、そのままのコメントでごめんちゃい!ともあれ、この日は蒸し暑くてね・・・そんな中で体調も良くないながらも一気に完食させるとは、やはりただものではない一杯かと再認識。・・・・また来るか?っと問われると「もちろん!次回は宿題の醤油で是非!」とお願いしたい次第です。ボディコンも気になるし・・・・いや違った「ボディントン」だったわ!そういう酒が券売機のボタンの中で気になる気になる・・・・。ということで、なので謡います!



   夏雲の
   一雨来るか
   不安定



   駆け込む麺の
   安定旨さ



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!





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